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アジアンテイストな【バティック】はマレーシア土産の超定番!現地での染め付け体験も人気!

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アジアンな雰囲気のマレーシア土産をお探しの方に、今回「バティック」という商品をご紹介したいと思います。

食べ物のお土産もいいけれど、ずっと残るものではないですよね。その点バティックは長く使ってもらえて、その上マレーシアの香りまで持って帰れるような、印象に残るお土産といえます。

マレーシア旅行の思い出に、自分へのお土産としてもおすすめです。

バティックとは

バティックとは、マレーシアを代表する伝統文化です。日本語でいうところの「ろうけつ染」ですね。バティック専用に織られた木綿の生地に、蝋 ( ろう ) で模様を描いて色をつけます。

バティックの模様
photo by Nalasa files

元々はインドから伝わった工芸品ですが、いまではマレーシアの南国らしい模様も描かれていたりと、すっかりマレーシア独自のバティック文化が出来上がっています。

バティックの製作
photo by Stephen Kennedy

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マレーシアのバティック

マレーシアのバティックは、とにかく柄のパターンや色合いのバリエーションが多いのが特徴。きっとお気に入りの一枚が見つかるはずです。

こちらはちょっとめずらしい紺色の生地を使ったバティック。

by flickr

マレーシア人には紺という色が浸透していない気がします。少なくとも伝統的な色ではないですね。なので、紺×オレンジ×黄色という配色のこちらのバティックは希少かと思います。

次にご紹介するのは、ちょっとシックな落ち着いたデザインです。中高年の女性に人気のバティック柄。

by wikimedia

こういう茶色ベースのバティックは、若い女性には嫌がられます。もし中高年の女性へのお土産にするなら喜ばれるかもしれません。

また、最近では下の写真のようなモダンな柄のバティックも出ています。

モダンな柄のバティック
by wikimedia

バティックとは布生地のことですので、お店でバティックは?と聞くと生地のコーナーに案内されるかと思います。

もちろん、自分で縫い物をされる方でしたら、生地でいいと思うのですが、もしバティックを使った服が買いたい場合には、「Skirt Batik ( スカット バティッ ) 」または「 Baju Batik ( バジュ バティッ ) 」と尋ねてください。

また、バティック生地をお土産の包装紙代わりに使うとすごくおしゃれになります。石鹸やコスメ、チョコレート、なんでもバティック生地でラッピングすると一気にアジアンなお土産に変身しますよ!

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バティックを使った民族衣装クバヤ

「クバヤ」とは、マレーシアやインドネシアで着られている、伝統的な正装です。写真のマネキンが着ているブラウスのような服ですね。

by Kebaya Putrasemeru Herman

このクバヤに合わせるスカートとして、バティックの布を巻きつけたスタイルが多いのです。

クバヤを着る女性
photo by Kebaya_Fanbo.jpgSerenity

実は、マレーシア航空の添乗員さんの素敵なユニフォームもこのバティックから作られています。

バティックの生地は涼しくて夏にぴったりなので、生地だけ帰って日本で好きなデザインに縫製してもらうのも手ですね。

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染め付け体験

マレーシアでは、バティックの染付け体験ができる場所がたくさんあります。製品が売られていることも多いので、観光ついでに楽しむことができます。

クラフト・バティック

たとえば、ペナン島にあるクラフト・バティックというお店ではバティック製品を購入できると同時に、染付けの体験、製作工程の見学をすることができます。

現地名:Craft Batik

住所:MK.2 651 Teluk Bahang 11050 Pulau Pinang

営業時間:9:00-17:30

電話番号:04-885-1284

料金:40㎝四方の布サイズで30RM

体験したい場合は、必ず電話で予約してくださいね。

ジャディ・バティック・ギャラリー

小さなキッズでも大丈夫。

こちらは、クアラルンプール市内にあるため、観光客の方でも比較的アクセスがしやすくておすすめです。ですが、体験は要予約ですのでご注意ください。

体験用の生地は木綿とシルクから選べ、20×20㎝ の生地から体験が可能です。パレオのサイズも挑戦することができますが、その場合は生地も大きいため1日がかりとなります。

屋内での作業ですので、雨期の旅行、また1日雨模様、という日の観光にはもってこいですよ。

注意
お店で1日乾燥したのちに受け取れますので、当日持って帰ることはできません。

現地名:Jadi Batek Gallery

住所:30 Jalan Inai,Off Jalan Imbi,55100 KL

営業時間:9:00-17:30

電話番号:03-2145-1133

料金:スモールサイズが30RM~

ナチュラル・バティック・ビレッジ

マレー半島の東海岸沿いにあるトレンガヌ州のクアンタン。この街にある「ナチュラルバティックビレッジ」では、マレーシアらしい田舎でどっぷりと現地の風を浴びながらバティック体験ができます。

現地名:Natural Batik Village
住所:Lot 4898, Batu 9 1/2, Jalan Kemaman, Kampung Chengkol Lempong, Balok, 26100, Kuantan, Pahang, Malaysia
電話番号: 09-544 7335
営業時間:10:00 AM - 07:00 PM

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バティックはどこで買える?

棚の上段がクバヤ、下段がバティック。by flickr

バティックはマレーシアを代表する伝統工芸ですので、ショッピングセンターのお土産屋さん、ハンディクラフトセンター、時には洋服を扱っているような大きめのスーパーなどでも売っています。

また、バティック染体験のできる工房があるなら、必ず製品も売っていると思いますので、上記の有名どころの工房をご確認ください。

もしわからない時は、マレーシア各地の空港でも売っていますのでご安心ください。最悪帰国する前に空港でゲットできます!

クアラルンプール周辺でイチオシは?

クアラルンプールで一番大きいお土産屋さんといえばセントラルマーケット。間違いなくバティックを種類豊富に揃えています。

セントラルマーケット
photo by Mohd Fazlin Mohd Effendy Ooi

値段は他のローカルがよく出入りするお店に比べて割高なことがあるかもしれませんが、それでも旅行者にとってこれだけお土産が集まっていて、買い物しやすい場所は貴重だと思います。

サラワク州で買える店

サラワク州はマレーシアの少数民族が集まっている地域です。そのため、工芸品や民芸品は非常に豊富で、大きい街ならどこでもショッピングセンターや市場、街のお土産屋さんで必ずバティックを見つけることができます。

特にサラワク州のクチン、シブ、ミリでは簡単に手に入るかと思います。たとえば、ミリでは街の中心部にあるハンディクラフトセンターに種類豊富なバティックが置いてます。

また、州都であるクチンでは、ウォーターフロントと呼ばれる観光地に、工芸品を扱う店が集まっています。

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バティックに関するツイート

みなさんも機会があればぜひマレーシアでバティック布を探してみてくださいね。興味のある方は染め付け体験ができる工房へどうぞ。

もしも、日本でどうしてもバティック製品が手に入れたい場合は…

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