マレー語の発音: 唇の子音 (m、b、p、f、v)

子音の発音 - m、b、p、v、f

唇を使って発音する子音は 5 つあります。

鼻音破裂音摩擦音
mbpfv
ま行ば行ぱ行ふぁ行ヴァ行

鼻音: m

日本語の「ま行」とほぼ同じ音です。ローマ字読みでOK。

makan
まかん
食べる
mak
まっ
お母さん
muka
むか
meja
めじゃ
注意点

母音を伴わない m は、唇を閉じた状態の「ん」として発音します。「難波 (なば)」や「新橋 (しばし)」の「ん」の発音です。

破裂音: b と p

有声音の b は、日本語の「ば行」とほぼ同じ音です。無声音の p は、日本語の「ぱ行」とほぼ同じ音です。それぞれローマ字読みでOK。

有声音 (b)無声音 (p)
bawa
ばわ
持ってくるpaha
ぱは
もも(肉)
babi
ばび
pahit
ぱひっ
苦い
bantu
ばんとぅ
助けるpagi
ぱぎ
baik
ばえっ
良いpanas
ぱなす
熱い
注意点

母音を伴わない破裂音の b や p は、唇を閉じて息を止めます。

sebab
せば(b)
理由hidup
ひどぅ(p)
生きる
jawab
じゃわ(b)
答えるsedap
せだ(p)
おいしい

摩擦音: v と f

摩擦音の v と f は、唇を軽くかんで、英語の v や f と同じ要領で発音します。

有気音 (v)無気音 (f)
van
(う゛ぇん)
バン(車)Februari
(ふぇぶらり)
2月
video
(う゛ぃでぃお)
ビデオ・動画faham
(ふぁはむ)
分かる

 

英語などの外来語では、マレー語のルール通りの発音ではなく、元々の言語の発音とする場合がほとんどです。

注意点

母音を伴わない f の音は、唇を軽くかんで「ふーっ」と息だけを出して発音します。

maaf
まあ(f)
すいません
meN- 接尾辞の音の変化

接頭辞 meN- の “N” の部分は、ルートワードの最初の音によって変化します。変化の規則を表で丸暗記してもいいのですが、子音の分類を使うと一瞬で覚えられてしまいます。

「唇を使った子音で始まるルートワードには、同じ唇の子音の鼻音でつなげる。そして無気音の破裂音は弱い音なので、破裂して消えてしまう」と覚えておきましょう。

例えば、bantu (助け) というルートワードは、”b” (唇の子音) で始まるので、”mem-” をつなげ、membantu (助ける) となります。

panas (熱い) の場合は、”p” (唇の子音+無気音) で始まるので “p” の音が破裂して消えてしまい、memanaskan (温める) となります。