マレーシアのヒンズー教・仏教の祝日

マレーシアは多民族国家なので、いろいろな宗教を持った人たちが入り交じって生活しています。それぞれの宗教のお祭りの日が祝日として制定されています。ここではヒンズー教と仏教の祝日をご紹介します。

タイプーサム

  • 何? ヒンズー教のスプラマニヤ神が平和をもたらしたことの記念日
  • いつ? ヒンズー暦タイの月の 10 日
  • どこ? ジョホール州、クアラルンプール、ヌグリスンビラン州、ペナン州、ペラ州、スランゴール州

タイプーサムはヒンズー教徒にとって、ディパバリと並んでとても重要なお祭りです。神々への感謝を表すために目を疑うような苦行を行います。危険な苦行を伴うためヒンズー教発祥の地インドでは、このお祭りを祝うことは禁止されていますが、マレーシアやシンガポールでは、このお祭りの発祥であるタミル人が多く住んでいることから、今でも祝日となっています。

タイプーサムでは体やほお、舌などに長く太い釘を刺し、カバディ (Kavadi) といわれる儀式用具を持ってヒンズー寺院に参拝します。また、燃える灼熱の炭火の上を歩く人もいますが、それでも熱く感じず、火傷もしないといわれています。他にも、大きなミルクポットを肩にのせて寺院に参拝する人もいます。

釈迦の誕生日 (Wesak)

  • 何? 仏教の釈迦の誕生を祝う日
  • いつ? 中国暦の 4 月 15 日 (または今の暦の 5 月の満月の日)
  • どこ? マレーシア全体

日本では旧暦の 4 月 8 日に祝われる「花祭り」と同じ意味合いを持ちますが、地域ごとの仏教の宗派によって、この日の意味合いが異なるようです。この日に釈迦 (ブッダ) が誕生し、悟りを開き、涅槃したといわれていて、仏教徒にとって最も神聖な日とされています。

ディーパバリ (Deepavali)

  • 何? ヒンズー教の女神ラクシュミーをお祝いする光の祭り
  • いつ? ヒンズー暦の 6 月の新月の夜
  • どこ? サラワク州を除くマレーシア全体

ヒンズー教徒にとって最も盛大なお祭りです。ディーパバリは別名「光の祭り」と呼ばれていますが、その起源には諸説あるようです。この日には、ヒンズー教徒は朝から身を清め、新しい服を着て、寺院に参拝します。その後に親戚や友人との食事を楽しみます。

「光の祭り」と呼ばれるため、夜になるとキャンドルを灯したり、華やいだイルミネーションを灯したりと、夜にはきらびやかなお祭りです。