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マレーシアの国花「ブンガラヤ (=ハイビスカス)」

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マレーシアに旅行に来られた方ならお気づきかと思います。あちこちで見かけますよね、ハイビスカス。この南国のシンボルとも言えるハイビスカスこそ、マレーシアの国花なんです。

マレーシアの国花ブンガラヤとは?

マレーシアの国花はマレー語で「ブンガラヤ ( Bunga Raya ) 」と言います。Bungaは「花」という意味で、Rayaには「大きい」という意味があります。日本語では、みんながよく知っている「ハイビスカス」と呼ばれる花のことです。

色とりどりのブンガラヤ(ハイビスカス)

ブンガラヤ(ハイビスカス)には色とりどりの花がありますが、国花として指定されているのは赤のブンガラヤです。マレーシアは「ラフレシア」という巨大花が有名なので、てっきり国花はラフレシアだと思い込んでました😅

ブンガラヤ(ハイビスカス)とマレーシア

ブンガラヤ(ハイビスカス)は、12世紀ごろに観賞用の花としてマレー半島に持ち込まれたと言われています。

1958年にはマレーシアの農業省が、ブンガラヤ(ハイビスカス)を含む7つの花を国花として選びました。

ブンガラヤ(ハイビスカス)と共に国家の一次選考をパスした花々

そして1960年にはマレーシアの初代首相によって、赤いブンガラヤ(ハイビスカス)がマレーシアの国花であると正式に宣言されました。以降はマレーシアの紙幣や硬貨、公的機関のロゴなどにブンガラヤ(ハイビスカス)があしらわれるようになりました。

マレーシアのいろんなところで見るブンガラヤ(ハイビスカス)

ブンガラヤ(ハイビスカス)が選ばれたのにはいくつか理由があるようです。例えば、国内のどこででも簡単に見つけられる花だったからとか、当時どの国の国花にもなっていなかったからといった理由のようです。また、赤色の花が選ばれたのは、赤色が「勇気」「命」「急速な発展」を連想させる色だったからとのことです。

ブンガラヤ(ハイビスカス)の持つ意味

マレーシアの国花としてのブンガラヤ(ハイビスカス)には政治的な意味が与えられています。

ブンガラヤ(ハイビスカス)には政治的な意味が

5枚の花びらはそれぞれ、1. 神様への信仰、2. 国王ならびに国家への忠誠、3. 憲法の遵守、4. 法による統治、5. 良識ある行動というマレーシアの「国是」または「国家原則」(Rukun Negara)を表しています。

また5枚の花びらが1つの花となっていることは、さまざまな民族からなる国民が一致団結している様子が示されています。

ブンガラヤ(ハイビスカス)の花言葉

ブンガラヤ(ハイビスカス)の基本的な花言葉は「繊細な美」「新しい恋」ですが、花の色によっても意味が変わります。

黄色いブンガラヤ(ハイビスカス)は「輝き」

白いブンガラヤ(ハイビスカス)は「艶美」

ピンクのブンガラヤ(ハイビスカス)は「華やか」

赤いのブンガラヤ(ハイビスカス)は「勇敢」

マレーシアでブンガラヤを探してみよう

雲ひとつなく晴れ渡ったビーチに咲くブンガラヤを見つけたら、最高の南国気分を味わえます。マレーシアに来られたら、ぜひブンガラヤを探してみてください。

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