マレー語の指示代名詞 (Kata Ganti Nama Tunjuk)

指示代名詞(これ、あれ)

マレー語の指示代名詞(Kata Ganti Nama Tunjuk)は代名詞の一種で、物や人を指す時に使う。日本語の「これ」とか「あれ」に相当する言葉。

マレー語の指示代名詞:ini「これ」

マレー語の “ini”(イニ)は、「これ」という意味で、話し手から近くにある物や人について使われる。主語としても、述語としても使うことができる。

例)Ini Azman.(こちらはアズマンさんです。)
Saya suka ini.(私はこれが好きです。)

複数の選択肢から一つを限定する意味合いで “ini” を使う場合は、語順が日本語と違う。「この本」や「この家」と言う場合は、「本 → この」、「家 → この」の語順になる。

例)Buku ini mahal.(この本は高い。)
Saya suka rumah ini.(私はこの家が好き。)

ちなみに、「今日」は “hari ini”、「今週」は “minggu ini”、「今月」は “bulan ini”、「今年」は “tahun ini” と言う。

マレー語の指示代名詞:itu「それ」「あれ」

マレー語の “itu”(イトゥ)は、「それ」や「あれ」という意味で、話し手から遠くにある物や人について使われる。主語としても、述語としても使うことができる。

例)Itu Azman.(そちらはアズマンさんです。)
Saya suka itu.(私はあれが好きです。)

複数の選択肢から一つを限定する意味合いで “itu” を使う場合は、語順が日本語と違う。「その本」や「あの家」という場合は、「本 → その」、「家 → あの」の語順になる。

例)Buku itu mahal.(その本は高い。)
Saya suka rumah itu.(私はあの家が好き。)

場所の指示代名詞(ここ、そこ、あっち)

マレー語の場所の指示代名詞(Kata Ganti Nama Tempat)は代名詞の一種で、方角や場所を指す時に使う。日本語の「ここ」、「そこ」、「あっち」に相当する言葉。

マレー語の場所の指示代名詞:sini「ここ」

マレー語の “sini”(シニ)は、「ここ」という意味で、話し手のすぐ近くを指す時に使われる。主語としても、述語としても使うことができる。

前置詞 “di” を使うと場所を表すことができる。

例)Saya tinggal di sini.(私はここに住んでいます。)
Sila bayar di sini.(こちらでお支払いをお願いします。)

前置詞 “ke” を使うと方角を表すことができる。

例)Saya berjalan ke sini.(私はここへ歩いて来ました。)

マレー語の場所の指示代名詞:situ「そこ」

マレー語の “situ”(シトゥ)は、「そこ」という意味で、聞き手の近くか、話し手から見えている話し手と聞き手から少し離れたところを指す時に使われる。主語としても、述語としても使うことができる。

前置詞 “di” を使うと場所を表すことができる。

例)Saya jatuh di situ.(私はそこでこけました。)
Sila duduk di situ.(そちらにお座りください。)

前置詞 “ke” を使うと方角を表すことができる。

例)Saya berjalan ke situ.(私はそこへ歩いて行きます。)

マレー語の場所の指示代名詞:sana「あそこ」「あっち」

マレー語の “sana”(サナ)は、「あそこ」、「あっち」という意味で、話し手から見えない、離れたところを指す時に使われる。主語としても、述語としても使うことができる。

前置詞 “di” を使うと場所を表すことができる。

例)Saya ingin pergi ke sana.(私はあっちへ行きたい。)

前置詞 “ke” を使うと方角を表すことができる。

例)Saya berjalan ke sana.(私はあっちへ歩いて行きます。)

会話の中で、”sana” を「サ〜ナ」と少しのばして言うと、すごい遠いところを指すことができる。

例)A: Di mana mak kamu?(お母さんはどこ?)
B: Sa-na.(あ〜っち!)