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マレーシア移住はストレスフリーなんて嘘?ストレス三大要因を解説

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海外生活してると聞くと、「いいな〜うらやましい。ストレスとかなさそう。」なんて言われます。

いやいや、めっちゃ感じてますよ、ストレス。

あ、最初はストレスを感じてることに気づかなかったことも。慣れるのに必死だったのかもしれません。

でも、生活が落ち着いてくると、しっかりストレス感じてます笑。私の場合は、対処できないほどひどくはありませんが。

中には、「適応障害」になってしまわれる方もいます。

気づいて素早く行動されるといいのですが、中には取り返しのつかないところまで自分を追い詰めてしまう方も。

というわけで、前置が長くなりましたが、今回はマレーシア在住者目線で「ストレスの元」となる状況をあげてみたいと思います。

今ストレスを感じていないと思っている方も、これを読んで「あるある!もしかして私もストレス感じてるかも?! 」と気付くきっかけとなれば幸いです。

1. 買い物

買い物のときにストレスを感じる場面が多いですね。。。

レジで店員さんに感じるストレス

店員さんには申し訳ないですが、レジでストレスを感じずに済むことがあまりないです笑

たとえば、お金の支払い

日本ですと、「850円になります」と言われたら1050円払う場面、結構ありますよね?

すると店員さんも「あ・うん」の呼吸で200円返してくれる。

こちらですと、店「85リンギになります」→客「105リンギ渡す」→店「5リンギ返却」→店「15リンギのお釣り」という流れになります。

ちょっとわかりにくいでしょうか?

つまり、店員さんにすると、100リンギで足りますよ、5リンギは余計ですよ。という感覚ですね。

多分、「100引く85」で計算する方法は知っていても、「105引く85」 の発想はない。

というわけで、マレーシアのレジではトリッキーなこと (お店の人にとって) はやめておいた方が身のためです、はい。

もう一つは、買った野菜などを袋に詰めるとき

私たちの思う普通の感覚ですと、重いものや硬いものは当然袋の下に詰めます。

たとえカゴの中で重いものが下に入れてあっても、目視で大体確認してレジを通す順番、袋に詰める順番を瞬時に判断します。

と信じていたのですが、こちらではごちゃ混ぜに詰め込まれる危険あり。

玉ねぎや人参の下にトマトがムギュッとなっていたり、小松菜が一番下に入ってたりします。

ひどいときは、袋入の豆腐をレジ中に落とし、潰れた豆腐をそのまま袋に入れたケースも。

ほんとに、毎回これはストレスです。

たまにめっちゃ手際のいい店員さんに当たると、感動します!マレーシアあるある。。。

商品が汚いストレス

これはスーパーにもよりますが、棚に並んでいる商品が汚れていたり、箱が破損していたり、缶が錆びていたり。。。

ひどい場合は袋から商品が飛び出していることもあります。

こんな商品を堂々と棚に並べている、と思っただけで買う気がなくなります。。。

生鮮売り場はさらにひどいことも。

新鮮命の野菜がしおれていることは多々ありますし、魚売り場では魚の切り身にハエがブンブンたかってます。

また、服売り場ではカビの臭いがすることがあります。

新品の服を売っているはずなのに、カビの臭いって。。。日本では古着屋さんですらもう少し気をつけていると思います。

きれいで衛生基準の高い日本からの移住は、やはりこういう買い物の際にストレスを感じますね。

野菜など毎回痛んでない、食べれそうなきれいなものを選んで袋に詰めるので、買い物に時間もかかります。

最近は以前と比べて随分マシにはなってきましたが、やはり日本と比べるとまだまだ買い物でストレスを感じる場面は多いですね。

2. 気候

よくマレーシアは、暑いのに過ごしやすいと言われます。

特に、日本人がマレーシアに観光に来られたときに、「思っていたより過ごしやすいね〜」とか、「日本の夏より全然大丈夫〜」なんていう方が多い。

その刷り込みかなのか、ホリデー感覚が強いからなのか、はたまた気のせいなのかわかりませんが、マレーシアの気候を侮ってしまう傾向がみられます。

ですが、実はマレーシアは世界でも有数の熱帯雨林気候。

そう、一年中暑くて、その上湿度が高いのです。

この分布図を見ていただければわかるように、アジアは主にインドネシアとマレーシアががっつり熱帯雨林気候。

アフリカですら、ごく一部の中央地域のみが熱帯雨林気候となっています。

熱帯雨林気候の特徴については、下記のウィキの説明をごらんください。

一年中熱帯収束帯(赤道低圧帯)の影響を受けるため、年間を通して降水量が多い。また太陽高度が年間を通して高いため気温は年中高く、年較差が少ない。

気温が高いため蒸発量が多く、湿度が高い。また雲による遮蔽や高緯度地域に比べて夏も昼間があまり長くならないことなどから、日照時間はあまり多くない。

昼間を中心に海洋では積乱雲が発達し、スコールと呼ばれる突風と激しい雨に見舞われることが多い。冷たい空気が降りてくるため、適度な風もあってスコールの後は涼しくなる。

海岸に近いほど海洋性気候の特徴である朝の冷え込みの緩和が現れ日較差は比較的小さいが、一日を通して気温が高い。

いかがでしょうか。読んでるだけで暑くなってきました。

実際のところ、毎日気温は30度以上、湿度も常に75-100パーセントの間を行き来しています。

湿度が50パーセントなんてことは、乾季の3月4月に数日あるかないか。

ということで、マレーシアはリゾート気分になりがちですが、体調管理には十分気をつけてください。

3. 言語の多様性

マレーシアは多言語で成り立っているので会話がストレスになることも

言語がストレスになるとはよく聞かれる話です。

そして、実際慣れない言語の国に移住すると苦労します。ここまでは普通ですね。

では、ここからマレーシアの特異性についてです。

マレーシアの公用語は4つ

マレーシアは言語が一つではありません。公用語だけでも4つ。

その上、中華系の方言、原住民の言葉、外国人労働者の言語などが入り混じっているんです。

普通、海外に行くとその国その国で新たな言語を習得する必要があります。ですが、マレーシアは私たちにとっての新たな言語が多すぎるんです。

マレーシアで生活していると、お店では中国語で話しかけられ、マレー人にはマレー語で話しかけられ、インド系の方たちは英語で話してくる。

そんな毎日を過ごしていてストレスを感じない訳がないです。。。

英語さえできれば大丈夫?

英語だけできる状態でマレーシアに来たとしても、ストレスフリーとは限りません。なぜなら、マレーシア英語は独特。

最初は相手が何語を話してるのかと思ったくらい、英語のスラングがきついんです。それも民族や人種によってスラングが違う。

時が経つにつれ耳は徐々に慣れてきますし、また現地の言葉も少しずつ覚えてきます。マレーシア在住も10年を超えた今は、随分言語に対するストレスは減りました。

それでもまだまだ理解できない言語で話されることも多い。ましてや、移住されて間もない方にとっては相当なストレスとなっているかと思います。

しっかり栄養のある食事で脳の疲れを癒してくださいね笑。

関連記事:マレーシア最高峰の心臓病センター「IJN」とは

さいごに

マレーシアでのストレス事情についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?長期滞在や赴任で来られている方は思い当たる点が多々あったのではないでしょうか?

最近はマレーシア移住人気が高く、みんな楽園のような場所だと思って移住して来られるかもしれません。ですが、現実世界ではストレスを感じる要因も存在する、という話でした。

これから移住やマレーシアでの仕事を考えておられる方の参考になれば幸いです。

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