マレーシアは日本と比べて休日や祝日が多いです。
知らないで旅行に来ると、大きなお祭りや祝日と重なって大変な思いをすることも。
逆に祝日ならではのお祭りムードを満喫したい方は、祭日を狙ってくるのも手ですね。
( 2019年の祝日についてはこちらをご覧ください。)
2018 年 マレーシアの祝日・祭日
マレーシアでは国の定めたいわゆる国全体の祝祭日のほか、各州の祝祭日もあります。
下記は国全体の祝祭日です。
2月16日,17日 ( 金,土 ) チャイニーズ・ニューイヤー
中華系のマレーシア人にとっては一大イベント。基本は幼稚園や学校も全てお休みになります。
街のあちこちがお祝いムードに包まれ、お店も道路もチャイニーズニューイヤーを祝う赤い飾り付けであふれます。
5月1日 ( 火 ) メーデー ( レイバーデー )
メーデーはいわゆる労働者の休日。民族や宗教に関わりなく、マレーシア全土で休日となります。
マレーシアでは家族で食事したり、買い物に出かけたりして過ごす人が多いですね。
5月29日 ( 火 ) ウェサックデー
ウェサックデーは日本では聞きなれない祝日でしょうか。ウェサックデーは「釈迦の誕生日」です。中華系のマレーシア人は仏教徒も多いため、国全体で休日となります。
寺院にでかけてお供え物を捧げたり祈りをする人の姿がみられます。パレードがあったり、チャリティーバザーが行われたりします。
6月15,16日 ( 金 ) ハリ・ラヤ・プアサ

Photo by Khalzuri Yazid
ハリラヤプアサはイスラム教徒のラマダン ( 断食月 ) 明けの休日です。
イスラム教徒は一年に一度、約一ヶ月に及ぶ断食 ( プアサ ) を敢行します。その断食が明けたことを祝うお祭りがハリラヤプアサなのです。
一年で最もおめでたい日の一つとみなされています。町中がお祭りムードに包まれます。
マレー人の家庭ではこのハリラヤの時期に写真の「Ketupat ( クトゥパッ ) 」と呼ばれるちまきのような料理を作ります。もち米を炊いたものをヤシの葉で包んで蒸しています。
「レンダン」と呼ばれるお肉をスパイスやココナッツミルクなどで柔らかく煮たお料理などと一緒にいただきます。
8月22,23日(水,木) ハリラヤ・ハジ
ハリラヤハジもイスラム教のお祝いの一つ。「聖地巡礼祭」、「犠牲祭」とも呼ばれ、イスラム教徒にとっては大切な祝いの日となります。

Photo by Izham Alias – Own work
マレーシアに来て初めて牛や羊、山羊などの動物が犠牲として捧げられる実態を目の当たりにしました。