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マレーシアではCOVID-19の感染症の拡大を抑えるため、2020年からMCO(移動制限命令)を発動し様々な活動の制限を地域ごとに行ってきました。その後ワクチンが使用できるようになったことに伴い、NRP(国家回復計画)と呼ばれる4段階の出口戦略を発表しました。
そしていよいよ2022年4月1日から「エンデミックへの移行フェーズ」が始まり、国境の再開やSOPの簡略化を目玉とした新たなフェーズが始まりました。
エンデミックへの移行フェーズでは、「施設管理者 🧕🏼」、「従業員 👷🏼♂️」、「個人 👨👩👧👦」の3つのグループのそれぞれの責任が明記されています。とりあえずは、SOPの原本を日本語でざっくり要約してみたいと思います。
概要
個人または企業などの法人がSOPに違反した場合、罰金や禁固刑など厳しい罰則が引き続き科される場合があります。
感染が局所的に拡大した場合、政府はその地域により厳しい行動制限を課す場合があります。これをEMCOを呼び、EMCOに指定された地域では、EMCO用のSOPが適用されます。
全ての活動が許可されます。
特になし。
一般的なSOP
📱 入口でのチェックイン
MySejahteraでのQRコードのスキャンは不要です。ただしリスクステータスが「High Risk / Risiko Tinggi」「HSO (隔離命令中)」の場合は入場できません。
😷 フェイスマスクの着用

基本的に国内でのマスクの着用は義務化されていません。9/28以降は航空機内でのマスク着用義務も解除されました。
ただし、公共交通機関(バス、鉄道、タクシー、Grabなど、通勤通学用のバスやバン)の利用時、病院・クリニック・老人ホーム・透析センターなどの医療関係施設の利用時には、引き続きマスク着用が必要です。
また、義務化はされていませんが、夜市・スタジアム・ショッピングセンター・宗教施設などの大勢の人が集まっている場所にいる場合、発熱・咳・風邪のような症状が出ている場合、高齢者・慢性疾患や免疫系疾患のある人、妊婦などの高リスクの人、高リスクの人と共に活動する場合には、マスク着用が強く勧められています。
🤼♂️ ソーシャルディスタンス
ソーシャルディスタンスに関する規定は無くなりました。しかし感染対策の観点から、ソーシャルディスタンスの確保は推奨されます。
🌪 施設内の換気と手指の消毒

施設管理者は、建物内の換気を十分に行える設備や方法を準備する必要があります。また、手洗いスペースやハンドサニタイザーの準備なども行います。また、建物内の清掃を少なくとも1日1度行い、多くの人が触る場所などを重点的に清掃します。また清掃の記録は当局の監査で提示できるようにしておきます。
🦠 COVID-19の検査
保健省の定める「Strategi Pengujian COVID-19 Kebangsaan (COVID-19検査戦略)」に基づいて検査を実施し、その結果をMySejahteraアプリに入力します。陽性になった場合は保健省の指示に従って隔離を行います。
🛩 外国からの渡航
陸海空のいずれの方法かを問わず、入国者はMySejahteraアプリの登録が必要です。
しばらく必要とされていたトラベラーズカードの申請、海外旅行保険の加入、出発前と到着時のCOVID-19検査は不要です。

その他の規定
💉 ワクチン接種について
ワクチン接種完了 (Fully Vaccinated) となる基準は以下の通りです。

ワクチン接種ステータスによる活動の可否はありません。