マレーシア政府が新型コロナ対策で導入しているMySejahteraというアプリは生活に欠かせないアプリになってしまいました。どこへ行くにもアプリで入店記録を取ることが義務付けられています。
そんな中、MySejahteraに表示される感染リスクステータスによる入場制限が行われるようになりました。今回はちょっとその点を解説してみます。
ちなみに、MySejahteraの発音についてはこちらをご確認ください。
感染リスクステータスって?

MySejahteraのプロファイル画面を開くと、自分の感染リスクステータスが表示されます。今のところ、分類は全部で7つあります。
- Risiko Rendah / Low Risk (低リスク)
- Kontak Kasual Tidak Bergejala (症状のない軽度接触者)
- Kontak Kasual Bergejala (症状がある軽度接触者)
- Person Under Surveillance PUS (強制隔離対象者)
- Kontak Rapat (濃厚接触者)
- Kes Suspek / Suspected Cese (感染の疑いあり)
- Kes Yang Disahkan – Bergejala (陽性者)
商業施設や公共交通機関利用時には、この感染リスクステータスだけでなく、ステータス表示の上に表示されているプロファイル更新日時を確認されます。ここには自分の健康状態をアプリに入力した表示されるようで、ここの日付が古くなっていると、入店前に健康状態の入力を求められます。
健康状態の入力方法
健康状態をアプリ内で入力するには、アプリのホーム画面から [More] > [Update My COVID-19 Risk Status] の順にタップします。

すると、以下のような6つの項目からなる質問表が表示されます。最初に [Start] を押して、順に2択で回答していきます。

- 次のうち2つ以上の症状がありますか? (発熱、悪寒、体の震え、体の痛み、頭痛、喉の痛み、吐き気・嘔吐、下痢、倦怠感、鼻水・鼻詰まり)
- 1番に挙げられている症状以外に、次のような症状がありますか? (咳、呼吸が苦しい、嗅覚・味覚の消失)
- COVID-19のクラスターが発生した場所やイベントにいましたか?
- 14日以内にマレーシア国外へ渡航しましたか?
- 14日以内にCOVID-19陽性者または感染の疑いがある人に濃厚接触しましたか?
- 14日以内に保健省のCOVID-19のボランティアとして活動しましたか?
これらの質問に [No/Tidak] か [Yes/Ya] の2択で回答していき、最後に [Submit] を押して終了です。
すると、感染リスクステータスの更新日が更新されます。定期的に質問表に答えておくと、買い物に行く時など余計な手間がかからず良いかと思います。