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マレーシアに初めて来られた方が驚かれることの一つに、外食の際食器をテーブルに置いたままにして帰っていく光景があります。
日本では、「自分で返却口へ返しに行く」というお店が多くなっているので、テーブルに食器を置きっぱなしにして帰るという行為に罪悪感を持つ方もおられるようです。
というわけで、今回は食器返却に関するマレーシアの常識について書いてみたいと思います。
食後は誰が片付けるのか?
マレーシアの外食では、食後はそのまま席を立ち、お店の人が後片付けをする仕組みになっています。
マレーシアで驚いた文化の一つは「フードコートで食べた後は自分の食器を片付けずにそのまま出て行く。後でスタッフが来て片付けてくれる。」ってこと
— しゅり (@dokusyuriken) 2018年12月21日
高級レストラン、ホテルなどはもちろんのこと、一般的なフードコート、屋台ですらお店の人たちがお皿やゴミなどの処理をすべてしてくれます。
#マレーシア では、食べ終わった後の食器はカフェなどでもテーブルに放置したまま。捨てたくても、客が自分で捨てる用のゴミ箱が無い店がほとんどなので、片付けたくてもできない。
— ムーチョ🇲🇾マレーシア移住した (@mucho) 2019年4月25日
日本の感覚からすると、放置するのは少し罪悪感が… pic.twitter.com/6mJOLYzMmX
もっというと、食後の食器を片付けたりテーブルを拭いたりする専門の店員さんがいることも。
マクドナルドでは、食物を扱うカウンター内のクルーと、店内のテーブルや床、トイレなどの清掃係が完全に分かれています。
日本は店員さんがみんなテキパキ動くため、一つのお店を数人のクルーで調理から清掃からすべて賄うというシステム上、返却は自分でね、というルールができたのでしょうか?
マレーシアではとにかくお店のサイズに対しての店員の数が多いと感じます。注文をとる人、会計をする人、料理をする人、配膳係、掃除係、など細かく役割分担するお店が多いのではないでしょうか。
フードコートにて食事、マレーシアは様々な文化が交わる国だけあってメニューも豊富ですな😊
— kuro (@kurofuneyt2059) 2019年1月13日
ちなみに食器返す場所探してもなく周りは放置で席を立つ、清掃員が来て片付けていく😓
あとは自販機、飲み物飲みたいと探してもほとんどない、空港内で唯一見つけたのも日本から持って来たものっぽかった😆 pic.twitter.com/URU3TclWs7
詳しい事情はわかりませんが、いずれにしてもマレーシアでは自分で食器を返却する場面はほとんどと言っていいほどありません。
シンガポールでは食器返却口導入する店も
ただし、お隣のシンガポールでは少し進んだシステムが導入されつつあり、フードコートの中にはハラルとノンハラルに分けて食器を返却するお店まで登場しています。
フードコートの食器返却口がハラルのノンハラルに分かれててビビる。マレーシア料理だから多分ハラルだろうと判断してハラル口に。
— satosky (@satoskycom) 2019年1月16日
ですが、いまだに自分で返却するひとはごく一部で、日本のようになるにはまだまだ時間がかかりそうです。
帰国後はご注意を
というわけで、マレーシアの飲食店ではいまだにフルサービス、つまり注文して食べてお支払いをして帰るだけ、という常識であることがわかっていただけたと思います。
ですが、このマレーシアの常識に慣れてしまうと、日本に帰国した際に注意が必要です。
マレーシアでの癖が取れず、セルフな場所でうっかり無自覚に食器を放置。。
— Junna Hirono 🇲🇾 マレーシア (@msialifejp) 2019年2月26日
マレーシア忘備録。ファストフード店でもセルフサービスはなし。食べたら食器はそのままして出ればいい。お店の人が片付けるのがマレーシア流。でも、これに慣れちゃうと日本に帰ったら困るので要注意。
— NGC224 (@byh01502) 2011年5月15日
そう、日本のセルフ食器返却のお店で食器を放置して帰ってしまう。。。
周りの日本人の方からすれば、なんて礼儀のない人だと思われてしまいますよね。
イミグレを通ったあとは、頭のスイッチを切り替えるのをお忘れなく。