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マレーシアの通貨は「マレーシア・リンギット (Ringgit Malaysia)」です。
日本語では「○○リンギット」と言いますが、現地では「○○リンギッ」と発音します。昔の名残で「○○ダラー (ドル)」と呼ぶ人もいます。
マレーシアのお店などで値段を書くときには、略して「RM○○」と書きます。また、両替所などで見かける 3 文字の通貨コードは「MYR」です。
補助通貨の単位はセン (Sen) です。100 センで 1 リンギットになります。補助通貨は全て硬貨として発行されています。
1リンギット = 34円
100リンギット = 3,397円
1500リンギット = 50,960円
100円 = 3リンギット
1000円 = 30リンギット
50000円 = 1,476リンギット
※ 小数点以下は四捨五入されています。
リンギット紙幣と硬貨の両方がマレーシア国立銀行 (Bank Negara Malaysia) によって発行・管理されています。
2011 年から新硬貨が、2012 年から新リンギット紙幣が発行されるようになりました。
旧硬貨や旧リンギット紙幣もまだまだ市中に出回っていますので、町中で見かけるものを一挙にご紹介します。
もくじ
リンギット紙幣
すべてのリンギット紙幣の表面には、初代の国王、アブドゥル・ラーマン (Tuanku Abdul Rahman Ibni Al-Marhum Tuanku Muhammad) の肖像が印刷されています。
アブドゥル・ラーマン (1895/8/24-1960/4/1) とはどなた?
ヌグリ・スンビラン州のスルタンで、1957年8月31日に独立したマラヤ連邦の初代アゴン (国王) として選ばれました。
1960年4月1日に亡くなるまで、初代国王を務められました。
裏面には、マレーシアを象徴する建物や品物が印刷されています。
また、新リンギット紙幣ではマレーシアの国花であるハイビスカスが印刷されるようになりました。
旧リンギット紙幣では紙の紙幣が採用されていましたが、新リンギット紙幣ではポリマー紙幣 (プラスチック紙幣) が採用されるようになりました。
新リンギット紙幣


旧リンギット紙幣


元々は紙の紙幣として発行が始まりましたが、2004 年以降に発行された旧リンギット紙幣は、デザインは基本変わらず、素材がポリマー紙幣 (プラスチック紙幣) へと変更されました。その後の新リンギット紙幣でもポリマー紙幣 (プラスチック紙幣) が引き続き採用されました。
旧リンギット紙幣


新リンギット紙幣


旧リンギット紙幣


20 リンギット紙幣は 2012 年に初登場しました。
新リンギット紙幣

旧リンギット紙幣


硬貨
現在マレーシア国内で流通している硬貨は、5、10、20、50 センの 4 種類です。これまでに発行された硬貨は 3 世代 (1967 年、1989 年、2011 年) あります。
2011 年の新硬貨発行時には、デザインだけでなく、大きさや形も変化しました。
SST (日本で言う消費税) が導入される前までは 5 セン硬貨はあまり見かけることはありませんでしたが、最近では広く使用されるようになりました。
消費税が導入されると財布に小銭が増えますね…。
マレーシアの一番古い世代の硬貨です。最近ではあまり見かけることはなくなってきましたが、レアキャラとしてお財布の中に忍んでいることも…。デザインは統一されていて、裏面に国会議事堂と三日月と星が刻印されています。

今でも大量に流通している硬貨です。表面は統一されたデザインで、国花のハイビスカスが刻印されています。
裏面はマレーシアの伝統的な品物が刻印されています (5 セン: コマとヒモ。10 セン: コンカッ。20 セン: 伝統的な金属製のカゴ。50 セン: ワウ・ブラン)。

第 2 世代に代わって登場した新硬貨です。50 セン硬貨には切り欠きが入り、少しゴージャス感が出ました。表面は統一されたデザインで、国花のハイビスカスが刻印されています。
裏面はマレーシアの伝統的な品物が刻印されています (5 セン: 伝統的な織物の模様。10 セン: マーメリ族の葉っぱを使った織物。20 セン: ジャスミンの花。50 セン: マメの一種スルーカチャン)。

旅行時におすすめの貴重品ポーチ
海外旅行をするとパスポートやいろんな国の通貨など、貴重品の管理が大変!スリや置き引きの危険もあるので、貴重品を1か所にまとめて持ち歩くのはリスクが高いんです。でも、ちゃんと管理しておかないと、いつなくなってしまったのか気づきづらい…。と言うことでおすすめのポーチをご紹介。
いわゆる「財布!」という財布を持っていると、街中でのスリなどの犯罪に遭うことも。
見た目はアレでも、私はシンプルなこちらの商品を最近使っています。マレーシアのお札はもちろん、パスポートやカード類もコンパクトに収まります。
東南アジアのいろんな国を周遊する場合は、これを複数個購入して、通貨ごとに分けておくのもGood!
おすすめは中身が見えずらい黒色です。
カラーはわたしが大好きな黄色で。目立つ色なので、荷物の中に入れていてもすぐに特定可能!家の金庫(持ってないけど)やホテルのセーフティーボックスに保管用に使ってます。
はい、これを財布代わりにするなんて、ダサいです。分かってます。
でも、クレジットカードも入るし、マレーシアのリンギット札も二つ折りで入るし、とても便利なアイテム。
盗難対策として、現金とカードをそれぞれ分散させて持ち歩くと安心です。あのおなじみIKEAのバッグ生地なので、超タフなのもお気に入りポイント。
もちろん日本では使いません…。一応Amazonのリンクを貼りましたが、IKEAの店頭の方がもちろん安く購入できます。