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マレーシアの物価は安い、とよく聞きます。「日本の三分の一で生活できる」「年金暮らしでも悠々自適」などなど。
果たして、マレーシアでの生活は本当に安く上がるのでしょうか?今回はマレーシア生活でかかる交通費についてのお話です。
マレーシアで必要な交通費について
マレーシアで生活するのに必要な交通費は、住む場所や活動範囲、滞在目的、滞在期間によって異なります。
チョイスとしては…
・自分で車を購入する ・レンタカーを使う ・一般タクシー/Grabタクシーを使う ・バスを使う
こんな選択肢でしょうか。クアラルンプールに住んでいる場合は、電車やモノレールも活用できます。ですが、クアラルンプール以外の場所では上記の 4 択が一般的かと思います。
また、滞在期間が長くなればなるほど、自分で車を購入するのが一番経済的かと思います。長期移住計画のある方は、車の購入をおすすめします!
車の購入にかかる費用は?
マレーシアでは、ビザのあるなしに関わらず、ビジットパス( 入国の際に滞在許可のハンコをもらう )でも車を購入することができます。
一つ注意点は、マレーシアの日本の中古車と比べると何倍もの価格で売られています。
例えば、20 年落ちで走行距離 20 万キロの中古車に 30 万払う、というのは当たり前。日本車だとその倍したりします。
状態にもよりますが、こんな感じのマレーシアの国産車が5000RM(約 173,123 円)とかしてます。
日本車の新車ですと、例えばトヨタの AVANZA は 71.538 RM〜( 約 1,940,615 円 ) 。やはりマレーシアでの輸入車の新車は値が張りますね。
その代わり、マレーシアの車は売るときもそこそこの値段がつきますので、バランスよく考える必要があります。
我が家も 25 年落ちの車を 10 年乗った末に売りましたが、買ったときの半値ほどで売却できました。びっくりです。
自分で車を購入するのに一般的な方法
→サイトはこちら
マレーシアから引き上げる日本人の方で車を売りたい方が『jual-beli』の欄に情報を載せていることがあります。
タイミングもありますが、日本人から買う方が安心という方は一度チェックしてみてもいいかもしれません。
中古車ディーラーから車を購入する方法も一般的です。ただし、地元の友人に助けていただくか、または交渉に自信がないと難しいかもしれません。
言語は英語が通じることが多いですが、中にはマレー語・中国語での交渉が必要な場合も。
もう一つの特徴としては、マレーシアの中古車ディーラーは車に値段が書いてません。
日本は大抵車一台一台に値段が掲示されていますよね。その値段を見て、大体の見当をつけてから交渉することができます。
マレーシアはそれがないため、知りたいことはすべてセールスマンの方に尋ねる必要があります。
最近は、この方法で車を買う人が増えてきました。「安い車をどう探したらいいかな?」と尋ねると大抵このウェブサイトを紹介されます。
『 Mudah.com 』では値段の交渉も可能です。外国人でも普通に購入が可能です。
とはいえ、個人売買のリスクはつきものです。お金のやり取りも個人間ですので、取引の際には細心の注意が必要です。
『 Mudah.com 』のサイトはこちらから←英語サイト
最近マレーシアで低価格な国産車「 AXIA 」が爆発的な人気です。マレーシアの Produa 社から販売されています。
ちなみにダイハツの技術やノウハウ( ミライースが原型 )が生かされた車ということです。
海外で新車というチョイスはなかなかハードルが高いですが、「 中古車を買って修理ばかりするくらいなら、いっそのこと新車を買って快適に過ごしたい 」と「 AXIA 」を購入される方が増えています。
ビザがあればもちろん問題ありませんが、ビザがないビジットパスでの滞在でも購入が可能です!ただし、ローンは組めないので、全額現金で支払う必要がありますが。
関連記事:マレーシアで新車乗るならコンパクトカー「AXIA(アジア)」がオススメ
車を購入する以外の選択肢と費用
クアラルンプールで多くの人の移動に利用されているLRTやモノレール。
LRTとは、日本でいうところの電車ですね。運賃は約0.7〜2.8リンギット(約 97 円)ほどで、日本の電車に比べると安いイメージです。
KLモノレールの方は、1.2〜2.5リンギット(約 87 円)ほど。どちらにしてもかなり安い料金で利用することができます。
次にレンタカーを使う場合です。
数週間から数ヶ月程度の滞在であれば、レンタカーもいいかもしれません。我が家は当初一ヶ月ほどレンタカーを利用し、その後車を購入しました。
そういう使い方もあるかと思います。
ちなみに、空港に入っているような有名なレンタカー屋さんだけでなく、町中にもレンタカー屋さんは結構あります。一日単位、週単位、月単位、年単位、と借りる長さによって料金が割引されます。
我が家が一ヶ月レンタルした時は、800 RMで貸してくれるお店を利用しました。
最近は『 skyscanner 』等の検索サイトでもレンタカー料金の比較ができるようですね。
今日初めてマレーシアのレンタカー借りたよ
— めぐまぐ (@megumagu) 2019年6月11日
4時間800円ぐらい pic.twitter.com/6KldpNchCs
マレーシアでレンタカー借りるなら、ここが一番安い。2日借りて更に違う場所に返しても8千円くらい。
— 藤原🏎かみら💨💸꧁(・ω・´ )꧂S耐富士24h参戦しました。 (@Racer_Kamira) 2017年11月4日
ただクアラルンプール市内の運転はオススメしない。渋滞が酷いのとローカル独特の運転があるから。とは言え、都内のタクシーに比べたらマナーは格段に良い pic.twitter.com/kysnewSGI1
タクシーはよほどの田舎でないかぎり走っています。また、マレーシアのタクシー料金はKL周辺は初乗り3RM(約 81 円)とリーズナブルです。
おおよそのタクシー料金を調べるウェブサイトはこちら。
ただし、中には車体が青のエクスクルーシブと呼ばれるタクシーもあり、料金が割高(基本料金が5リンギット)ですので注意が必要です。
また、マレーシアでも夜23時から朝6時までの時間帯は深夜料金が設定されており、料金が5割り増しになります。
マレーシアの赤タクとよばれるタクシーです🚕交渉型で外国人は高額で提示してくるので気をつけましょう!時々優しい人もいますが、今は「Grab」という配車アプリがありますので、そちらを利用することを強くオススメします🤗 pic.twitter.com/nLhff13lZ3
— マレーシア最新情報!🇲🇾 (@Malaysia_TG) 2019年7月23日
クアラルンプールでは流しのタクシーは危ないらしい。ちゃんとホテルやタクシースタンドから乗るように。#マレーシア現地情報 #マレーシア #マレーシア生活
— マレーシア生活@相互フォロー大歓迎 (@malaysia2727) 2019年7月20日
かつては我が家もタクシーを利用することも多々ありました。ですが、今となってはタクシーを使うのは古い(笑)これからもどんどんタクシー利用者は減っていくのではと思います。
その理由は…配車アプリ『GRAB』等の活躍です。
マレーシアの都会部では、この配車アプリを利用する人口が急増中。クアラルンプール以外でも、主な都市では利用することができます。
ものすごく便利&タクシーより安いので、我が家も最近はこの配車アプリをよく使ってます。一番よく利用されているのが「Grab」タクシーですね。
もちろんプロのタクシー運転手が運転しているわけではないですし、犯罪に巻き込まれる可能性がゼロとも言い切れません。自己責任で判断が必要です。
グラブが快適すぎるマレーシア。タイより安いし(^^♪
— ayapan@Bangkok★TA (@ayapancake0510) 2019年7月27日
今、オフィスからルネッサンスホテルまでタクシー移動してます。
— 永田公平 (Kohei Nagata) (@koheingt) 2018年10月14日
大金欠の僕でも配車アプリ「グラブ」を使えば安くタクシー使えます!
これも200円ちょっと。
マレーシアは東南アジアでも特にライドシェア文化が根付いているので最高です。
ホテルもクオリティー高いのに安いよ! pic.twitter.com/9VpCRPPtNF
都市部ではバスを利用することも可能です。ですが、日本のように時間がきっちり決まっていません。またシステムもバスの質も日本とは比べものになりません。
ですが、1RM ( 約 27 円 ) 〜2 RM ( 約 54 円 ) といった安い値段で移動できるのが魅力です。時間に焦っていない、余裕のあるときなら、バスを使うのも手ですね。
ただし、クアラルンプールの市内には観光用の無料バスなども走っていて、これは利用価値大です。
ちなみに私もバス使ってます。バスについての情報はこちら
さいごに
マレーシアの交通費&交通手段に関する情報はお役に立ちましたでしょうか?
簡単にまとめると、短期滞在では、バス or レンタカー or 配車アプリ使用がおすすめ。一年以上など長期滞在がわかっている場合には購入がおすすめ。
クアラルンプールでは電車やモノレールの使用も便利です。何れにしても日本よりは確実に安いマレーシアでの交通公共機関の交通費。
ただし、車に関しては日本以上の費用がかかりますので、滞在期間をよく吟味して、自分の車を持つか、他の手段を使うか決める必要がありますね。