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『定番じゃないマレーシア観光で差別化を図る』、第二弾はボルネオ島サラワク州です🐒
サラワク州って?
サラワク州という名前、聞かれたことありますか?下の地図の赤い部分です。
ちなみにサラワク州の右隣がサバ州になります。半島側のマレーシアからサラワク州は飛行機✈︎で 2 時間ほど。
サラワク州の特徴① マレーシアで一番大きな州
地図の雰囲気を見ていただいてわかるように、サラワク州はマレーシアの中で一番面積の広い州です。
最西端に位置する州都クチンからブルネイ王国の手前までは、車でぶっ通しで運転しても 12 〜 14 時間ほどかかります🚗
サラワク州の特徴② 自然が多い
サラワク州の広大な総面積の半分以上は原生林(ジャングル?)。そのため、サラワク内には数多くの国立公園があります😍
また、サラワク州は海に面した地域も多いです。サラワクの海は”エメラルドグリーンの美しい海🐬”というわけにはいきませんが、ビーチ?は多数あります👆
休日には海辺でバーベーキューをする地元の方で賑わうそうです。
サラワク州の特徴③ 先住民族の土地
サラワク州は先住民族が多く住む地域でもあります。その数なんと約 30 も!単一民族の日本からは考えられないですね。
一番人口の多い先住民族はイバン族といいます。
こちらは伝統的な民族衣装を身につけたイバン族の方たちです。
今はもちろんないですが、一昔前は”首刈り族”といわれて恐れられた民族です😱
そのほかにも、農耕民族として知られるビダユ族、狩猟生活を送るといわれるペナン族、メラナウ族、カヤン族などなど。
見かけは似ているようでも、実は多彩な民族と文化の入り混じった、非常に興味深い土地です。
おすすめの観光地
⒈クチン(Kuching)
クチンはサラワク州の州都。人口約60万人を抱えています。クチンを走るメインの川、サラワク川に沿って町が形成されています。
オランウータン
個人的に一番クチンの目玉といえば…やっぱりオランウータンですかね!生まれて初めて、本物の野生に近いオランウータンを保護地区で見ることができました😻😻😻
我が家が訪問したのは「セメンゴ ・ワイルドライフ・リハビリテーションセンター」という場所です。
私たちが訪問したときは、常にオランウータンを見れるわけではなく、決まった時間に係員の方が餌をやると山から下りてくる感じでした。
赤ちゃんオランウータンも見れましたし、ダイナミックに木から木へと移る姿をカメラに収めることができました😆
詳しい場所は下記の地図をご参照ください。
ご当地麺サラワク・ラクサ
クチンにこられたら、とりあえず食べていただきたいご当地麺の「サラワクラクサ」🍜
お店によって味付けや具材など、それぞれ特徴が違います。とはいえ、ベースはココナッツミルクとスパイスの効いたスープですかね。
麺はビーフンがデフォルトですが、中華麺やクエイティアオ(米粉で作ったきしめんのような麺)なども選べます。
トッピングには、錦糸卵、えび、鳥の胸肉、ライム、もやし、コリアンダー、サンバルなどがついてきます。スープの色はオレンジ?やはり香辛料やチリの赤みが効いてますね。ズズッとすすると辛さでむせることがありますのでご注意を😅
お店によって味が違いますので、あちこちで食べ比べしてお気に入りを見つけてくださいね😊
ちなみに、サラワクラクサはクチンが有名ではありますが、サラワク全土で食べることができます。
こちらがクチンで一押しのサラワクラクサが食べれるお店です😉
ウォーターフロントはクチン随一の観光名所
クチンの別の見所といえば、ウォーターフロント。
クチンを流れるサラワク川沿いに形成されているオシャレな町並みを楽しめるエリアです。
また、サラワク川沿いは夕焼けのスポットとしても有名です💕
⒉カピット(Kapit)
カピットという地名を知っている日本人はかなり少ないのではと思います。
マレーシアが大好きで何度も旅行に来ているような日本人でも、カピットに行ったことのある人はごく少数かと。←個人的見解です。。
というのも、カピットに行く手段は船しかないのです😵
写真は「エクスプレス」と呼ばれるカピット行きの高速船。
実はカピットは島ではありません。サラワクのラジャン川沿いにできた町なので、生活の足がボートの人もいます。
学校に向かう学生たちも、毎朝夕ボートを使うんだそうです😧ボルネオ島の中にある陸の孤島??エクスプレスに乗って 3 時間でやっと到着します😲
ちなみに、カピットに向かうエクスプレスはシブという町から出ています。
カピットは、マレーシア人でも行ったことのない人がほとんど、というくらいの奥地。ましてや日本からの観光客が訪れることはそうそうない場所です。
だからこそ、「定番じゃないマレーシア観光をしたい人」には、一押しの場所😆
ただし、その分ハードルが高いのも確か。観光というよりは、未開の地を探検にいくくらいの覚悟で、しっかりと下調べをしてお出かけくださいね😅
⒊ミリ(Miri)
ミリはサラワク州で 2 番目に大きな海沿いに発展した都市です。急激に成長している注目の都市で、現在は人口が30万人に達しているとも言われています。
ビーチ
ミリ市は海沿いに縦長の都市で、ビーチがたくさんありますよ。ミリのビーチは人が少なくてのんび〜り過ごせる!
個人的に一番おすすめなのは、「 Hawaii Beach ( ハワイビーチ ) 」。とりわけ美しいというわけでもありませんが、自然の姿が残っていて静かで、一日中何もしないでぼーっとできます😆
また、ミリはビーチだけでなく、その他の場所も魅力がいっぱい。
内陸部はジャングル、国立公園、イバン族のロングハウス、洞窟など見所が満載の場所でもあります。
めずらしい昆虫好きの人、アドベンチャー好きの人が世界中からやってきます。
グヌン・ムル国立公園
2000 年にユネスコ世界遺産にも登録されているグヌン・ムル国立公園。マレーシア初の世界遺産ですよ💕
洞窟探検はもちろんのこと、ジャングルトレッキングやリバークルーズなど豊かな大自然を楽しむことができます😍
グヌン・ムル国立公園は本当にジャングルのど真ん中。観光客は飛行機しか行く手段はありません。
しかも、乗り入れている飛行機はマレーシア航空の子会社「 MAS WINGS 」一社のみ😅
現地で滞在する際は、唯一のホテル「ムル・マリオットリゾート」での滞在をおすすめします😉
こんなジャングルの中によく建てたな!と圧巻のリゾートホテルです💕
他にもチョイスはあるのですが、雑魚寝に近いロッジ、原始的な生活の民泊など、日本からの観光客におすすめできるものではありません😅
ぜひツアーに行ってみたい方はこちらをご確認ください。
こちらの地図も合わせてどうぞ。
ニア洞窟
ニア洞窟も外国から人が集まる観光スポットの一つです。
このニア洞窟は、ニア国立公園の中にあります。ミリ市内からも車で 2 時間ほどの距離です。
ロングハウス
別の見所としては、イバン族の住むロングハウスがあります。
今でもイバン族の中には、ロングハウスと呼ばれる長屋のような家に集団で住んでいる人たちがいます。
ミリ市内から一時間も走れば、たくさんのロングハウスを目にすることができます。
イバン族の女性は今でも昔ながらの手編みでゴザを作っています。
ロングハウスの中も訪問したい場合は、旅行会社を通してツアーを申し込むことができます。
日本語で申し込めるロングハウスへのツアーは、クチン市内出発です。詳細はこちらをどうぞ。
ミリへは日本からの直行便はありませんが、クアラルンプールで乗り継いでミリ空港まで飛ぶ方法が一般的です。