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ボルネオ島に位置するサラワク州ミリで夕日を見るなら、「カナダヒル」がオススメです!
まずはカナダヒルの位置情報から。
カナダヒルのあるミリ市はブルネイ国と接するサラワク州の都市です。カナダヒルはミリ市の中心地街から10-15分の距離にあり、ミリ市街の観光と合わせて楽しめる観光スポット。
ミリでは知らない人はいない観光地ですが、観光客が押し寄せてくるという訳でもなく、平日の夕方などは人もまばら。遠くからの観光客とおぼしき人は皆無でした。
地元のマレー人かな?という感じの家族や、お隣のブルネイからの観光かな?というグループなど数グループを見かけましたが、基本人は少なく、記念写真も思う存分撮りまくることができます。
カナダヒルから見れる絶景
私が訪れた時間帯は夕方の日が沈む前〜夕焼け〜日没まで。日が沈む前のまだ明るい時間帯には、まさにミリの端から端まで街全体が見渡せるような絶景でした。
手前には街の風景、そして奥に広がる穏やかな南シナ海。地平線の向こう側まで見渡せそうな、吸い込まれるような絶景に息を飲みます。
そして、日が少しずつくれて空の色合いが変わっていく様子を時間の経過と共に楽しみます。
もう、この時点でため息が漏れます。日本の夕焼けとはまた趣が違う?どうやったらこの色合いが生まれる?と不思議になるようなカラーコントラストにじっと見入ります。時間が経つにつれ、いよいよくっきりとした夕日になっていき。。。
そして、陽が完全に沈んだと思ったら、突然空が真っ赤に!!そう、これを見に来たんですよね。
すごくないですか?壮絶な余韻を残しながら南シナ海に沈んでいく南の島の太陽。。。最高です。。。
みなさんもぜひボルネオ島に来たら、カナダヒルからこの絶景を見て帰ってください!きっと一生の思い出になります。。。
カナダヒルへのアクセス
日本からカナダヒルへは、飛行機を利用します。日本各地からクアラルンプールへ飛び、クアラルンプールからミリへは飛行機を乗り継ぎます。
クアラルンプール→ミリ間は約2時間。
ミリ空港からカナダヒルへのおすすめのアクセス方法は、配車アプリの「Grab」を利用する方法です。空港からタクシーを利用することもできますが、料金はやはり「Grab」の方が断然安いです。
サラワク州の州都クチンやシブ、ビントゥルといった都市からミリへは、飛行機を利用する方法と、長距離バスを利用する方法があります。
最近は長距離バスも事前にネットから予約できるシステムが導入されているので、日本から予約してくると便利ですね。
とはいえ、クチンからはバスで12時間以上かかるので、飛行機の利用がおすすめ。シブやビントゥルからの移動であれば長距離バスの選択肢もありかと思います。
目指すはミリの「Pujut Bus Terminal」。
このバスターミナルからカナダヒルまでは、車で10分ほどの距離。ターミナル周辺には多数タクシーが停まっていますが、やはりおすすめは「Grab」の利用です。もし割高でも気にされないようなら、目の前に停まっているタクシーを利用する方が手っ取り早いとは思いますが。
交渉次第では、カナダヒルの散策のあとにまた迎えにきてもらうことも可能かと思います。英語かマレー語で交渉できる方は頑張ってみてください。
カナダヒルで夕日を楽しんだあとの帰り道は暗くなっているはずですので、タクシーの電話番号を聞いておくとか、「Grab」で事前予約しておくとか、できるだけ早めに帰りの移動手段を確保しておかれるようにおすすめしたいと思います。
カナダヒルにある石油博物館
最後に、カナダヒルにある観光スポットをご紹介。そう、カナダヒルは絶景だけじゃないんです。有名な「グランド・オオールド・レディ」と、石油博物館があるんです。
実は、カナダヒルにはマレーシア初の油井と石油精製所がありました。現在では使われていませんが、石油採掘用のやぐらが残っていて、観光地となっています。
また、同じ敷地内に石油博物館もあり、ここで発掘されてきた石油や天然ガスについて、またその一世紀以上に渡る歴史を勉強することができます。
元々は単なる漁村だったミリですが、この油田の発見から急速な発展を遂げ、現在ではサラワク州第二の都市にまで成長しました。無料で入場できる博物館ですので、カナダヒルにこられた際にはぜひ立ち寄ってくださいね。