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マレーシアでは食後に食器を返却する必要あり?日本の常識は世界の常識ではない!

マレーシアのフードコートで食器の返却は必要か

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マレーシアに初めて来られた方が驚かれることの一つに、外食の際食器をテーブルに置いたままにして帰っていく光景があります。

日本では、「自分で返却口へ返しに行く」というお店が多くなっているので、テーブルに食器を置きっぱなしにして帰るという行為に罪悪感を持つ方もおられるようです。

というわけで、今回は食器返却に関するマレーシアの常識について書いてみたいと思います。

食後は誰が片付けるのか?

マレーシアの外食では、食後はそのまま席を立ち、お店の人が後片付けをする仕組みになっています。

高級レストラン、ホテルなどはもちろんのこと、一般的なフードコート、屋台ですらお店の人たちがお皿やゴミなどの処理をすべてしてくれます。

もっというと、食後の食器を片付けたりテーブルを拭いたりする専門の店員さんがいることも。

マクドナルドでは、食物を扱うカウンター内のクルーと、店内のテーブルや床、トイレなどの清掃係が完全に分かれています。

日本は店員さんがみんなテキパキ動くため、一つのお店を数人のクルーで調理から清掃からすべて賄うというシステム上、返却は自分でね、というルールができたのでしょうか?

マレーシアではとにかくお店のサイズに対しての店員の数が多いと感じます。注文をとる人、会計をする人、料理をする人、配膳係、掃除係、など細かく役割分担するお店が多いのではないでしょうか。

詳しい事情はわかりませんが、いずれにしてもマレーシアでは自分で食器を返却する場面はほとんどと言っていいほどありません。

シンガポールでは食器返却口導入する店も

ただし、お隣のシンガポールでは少し進んだシステムが導入されつつあり、フードコートの中にはハラルとノンハラルに分けて食器を返却するお店まで登場しています。

ですが、いまだに自分で返却するひとはごく一部で、日本のようになるにはまだまだ時間がかかりそうです。

帰国後はご注意を

というわけで、マレーシアの飲食店ではいまだにフルサービス、つまり注文して食べてお支払いをして帰るだけ、という常識であることがわかっていただけたと思います。

ですが、このマレーシアの常識に慣れてしまうと、日本に帰国した際に注意が必要です。

そう、日本のセルフ食器返却のお店で食器を放置して帰ってしまう。。。

周りの日本人の方からすれば、なんて礼儀のない人だと思われてしまいますよね。

イミグレを通ったあとは、頭のスイッチを切り替えるのをお忘れなく。

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