マレーシアの運転あるある12選!運転する際の注意点とアドバイスも解説

マレーシアで運転する場合の注意点

1. 合流してくる車の動きに注意

これは、マレーシアのドライバーさんたちの習慣だと思うのですが、合流地点で本戦の流れに関係なく、ほぼ無理やりといっていいタイミングで合流してくるという問題があります。

日本では、合流地点ではゆっくりと進入し、合流したら加速して流れに乗る。カーブも同じ。ゆっくりと進入してカーブ出口で加速する。

確か教習所でそう習った記憶があります。「スローイン・ファーストアウト」。それがマレーシアでは通用しない。逆に、「ファーストイン・スローアウト」の車が多いのです。

日本での運転に慣れている私たちからすると驚きのタイミングで入ってくるのですが、これは感覚の違いだという考え方もあるようです。

ある本によると、マレーシア人のドライバーが合流前に考えることはただ一つ:「本線を走ってくる車のドライバーは自分にぶつかる前に急ブレーキで止まることができるか?」というものらしいです。

もし彼らが「本線の車は止まれる」と判断したら、迷いもなく本線にのろのろ低速のまま突っ込んでくる!

とにかく「いける!」と思ったらスピード差や車間などお構いなしに合流してくるので、こちらが気をつけて危険回避するしか方法はないですね。

2. チャイルドシート着用率が低い

日本では安全対策としてチャイルドシートの着用が義務付けられています。そのため同乗している子どもたちの安全がある程度守られていますが、マレーシアでは少々事情が異なります。

子供達はチャイルドシートどころかシートベルトさえせずに車中で動き回り、赤ちゃんの場合は親が助手席で子供を抱っこ、というケースが多いんです。

また、子どもの数が多いからか、定員を大幅に超えてぎゅうぎゅう詰めで乗っていることもあります。そうなるとチャイルドシートどころか、シートベルトすら足りてないですよね。

こうした車と事故を起こしてしまったら。。。考えるだけでも恐ろしいです。十分車間距離を開けて、注意深く運転してくださいね。

マレーシアでもチャイルドシート義務化へ

ちなみに、2020年1月1日から、マレーシアでもいよいよ個人所有の車を対象に、チャイルドシートの着用が義務化されます。

新法律の施行が、マレーシア路上の安全につながっていくことを期待したいところです。

3. 自分の周りを走るバイクのスピードと動きに注意

マレーシアの交通事故死亡者のなんと半数以上はバイク運転だそうです。

たいていスピードを飛ばしているのは若い男性で、エンジン音をブンブン鳴らせて、車のすぐ脇をすり抜けてきます。時々本当に怖い思いをします。

住宅街に一歩はいると、ヘルメットをかぶっていない二人乗りのバイクが行きかい、出会い頭で突っ込まれそうになることも。

時にはお父さんが運転したバイクに奥さん、子どもを含めて3、4人乗りの事もあります。

また、学生たちも男女を問わず二人乗りでバイクに乗って通学しているのもマレーシアでは普通の光景。

バイク免許は16才から取れるので、免許を持って運転している子が多いとは思いますが、ただしノーヘルの場合が多くて危険です。

大通りでは、走っている車の前をすれすれで縦横無尽に車線変更をしたり、横切ったりしてくることがあります。

事故寸前で急ブレーキを掛けないといけない事もしばしばあるので、車線変更をする時には特にバイクの動きに注意するようにしてください。

4. 雨が降っている時の高架橋の下に注意

マレーシアの雨 ( スコール ) はすさまじい。傘がなければほんの数秒で全身びしょ濡れになってしまうほどです ( 実は傘があってもびしょ濡れになることも)。

当然バイクに乗った人はそんな強い雨を受けると大変なことになるので、雨が降り始めると最寄りの高架橋や橋の下に一斉に避難。もちろん橋の下には大きな人だかりができることになります。マレーシアの日常風景です。

また、目の前に濃い雨雲が広がると、狭い路肩でもおかまいなしにバイクを止めてカッパを着だすこともあります。

特に雨が強くて視界が悪いときには、走行車線にはみ出したバイクや路肩の人々にご注意ください。

雨のマレーシア道路

こうした事情から、トンネルや高架橋の下を通るときは第一車線(低速レーン)を避けるのが無難かもしれませんね。

マレーシア政府はこういった事故を減らす目的で、バイク専用の雨の待避所の建設を進めていると言われています。

5. 赤信号はいつでも「止まれ」とは限らない?

マレーシアでの運転

信号が赤に変わった後でもお構いなく交差点に入ってくる集団信号無視はとても危険です。目の前の青信号に頼るより、目視で必ず安全確認をするようにしてください。

特にバイクはどの方向からでも平気で信号無視をしてくる上に、見にくいことがあるので注意。路肩を逆走してくるツワモノもいます。

ちなみに、マレーシアの信号のシステムは、交差点の1方向だけが青信号になって、残りすべては赤信号になるというシステムです。

対面が同時に青になる日本のように右折時に対向車を気にする必要がないのは楽ですね。たまに日本の癖で右折がもたもたするとクラクションを鳴らされることもあります。

マレーシア交通

6. 事故のやじ馬

日本でも交通事故が起こるとわき見渋滞が発生することがありますが、ここマレーシアでは、やじ馬たちの好奇心は凄まじいです。

わざわざバイクや車を道端に止めてまで事故にやじ馬がたかってきます。

事故が最終的に解決するまで一尾始終を皆で観察して、携帯で写真を撮ったり、友達に知らせたりと大忙し。

現場に近づくために、ハイウェーを平気で人が横断することもあるので事故現場を通過するときは十分注意してくださいね。

7. 大型連休中のドライブ

お祭りシーズン中の大型連休(ハリラヤ、チャイニーズ・ニューイヤー、デバワリなど)には、帰省ラッシュが発生します。日本の大型連休の交通事情と似ていますね。

特に、地方へ旅行する場合、渋滞に巻き込まれてしまうことが多いかと思います。逆に大都市の中は交通量が減るので、大型連休中は大都市観光にぴったりかもしれません。

また、日本でも同じかもしれませんが、こうした時期にはお祭り気分のドライバー、不慣れな土地を運転するドライバー、さらには飲酒運転のドライバーも多くなりますので、運転の際はくれぐれも注意してください。

8. 道路上の速度抑制用のかまぼこ上の盛り上がり(ボンゴル)

マレーシアの道路を利用されたことのある方は気づかれていると思いますが、マレーシアでは道路上に突然かまぼこ上に10~15センチ道路が盛り上がっている場所があちこちにあります。

目的は、住宅地や学校周辺の車のスピードを抑制するためです。

マレーシアではこれを、英語で「ハンプ」、マレー語で「ボンゴル(マレー語で木やらくだのこぶ)」または「ポリス・ティドー(警察が寝る=警察が寝ていても速度取締りができるという意味)」と呼んでいます。

スピードを出したままこれに突っ込むと、エンジンの底を打って車に大きなダメージを与えることがありますし、乗っている人も衝撃を感じます。

ある程度バンプの乗り越え方を覚えるまでは、スピードを10km/h程度に落として慎重に走ったほうがいいかもしれません。

基本バンプの手前には警告標識があったり、バンプそのものに黄色でペイントして警告してあったりはします。

ですが、肝心のペイントがはげていたり、夜間は全然見えなかったり、ひどい場合は標識に広告が貼り付けられて見えなかったりすることがあるので、十分に注意するようにしてくださいね。

9. マレーシアの路上駐車

日差しがきついマレーシアでは、誰もが目的地のできるだけ近くで車を駐車しようとします。そのため、ひどい場合は見通しの悪いカーブや交差点の角にもお構いなしに駐車することが。

車の列から車を突き出して停めてみたり、二重駐車でほかの車をブロックするのは日常茶飯事。日本では信じられない所に車が駐車されていることがあります。

ちなみに、路上駐車だけでなく、放置車両も多い。町の至る所で使えなくなった車がその辺に捨てられています。

10. 運転中の携帯電話の使用

日本と同じく携帯電話の運転中の使用は禁止されています。運転中の通話はハンズフリーを使って行わなければならない、ということになっています。

最近ちらほらハンズフリーで話している人を見かけるようになりましたが、それでもまだまだ浸透はしていない感じですね。

よく最近見かけて迷惑だな〜と感じるのは、携帯の画面を操作しながらトロトロ走っている車が多いことですね。日本でもそうなんでしょうか。

そうそう、ポケモンGOしてる人もいて要注意ですね。

11. 大通りでのUターン

多くの車があらゆる交差点でUターンをするのをよく見かけますが、マレーシアの交通法では、標識でUターンが認められているところ以外でのUターンは違法行為となります。

この点は日本と同じ法律でしょうか。そのため、周りのドライバーがUターンしているからとついていくと交通違反になりますので、惑わされないようにご注意ください。

私の住む町では、このUターンの規則が守れないドライバーが多く、ちょっとでも車が来ていないとすぐに信号無視でUターンしようとします。

あまりに皆がそうするので、初めはUターンに限っては信号を待たなくてもいいのかと勘違いしてしまいました。

完全な「信号無視・道路交通法違反」になりますので、ご注意ください。

12. 強烈なあおり運転

最後は、あおり運転ですね。というか、こちらの人は日本のあおり運転とは質が違う気がします。車間距離とか、車線変更とか、クラクションの使い方とか、とにかく日本の常識とは全然違うんです。

一言でいえば、日本のように恐ろしいモノではなく、ただただ本能のままに運転してる?という感じです。

というわけで、後ろからあおるだけでなく、車線変更したい人が横から幅寄せしてきたり、下手したら2,3車線向こうからごり押しで突っ込んで来たりと日本の感覚からは想定外のことが起きます。

そういうモノだと心の準備をした上で、覚悟して運転してくださいね。

さいごに

今回は、マレーシアで車を運転する予定のある方に向けて、マレーシアでの道路事情、気をつけるべき点を取り上げました。

いかがでしたか?参考になりそうな点はありましたか?

マレーシアの車は基本日本と同じ右ハンドルが多く、また車線も日本と同じ左側走行ですので比較的すぐに順応しやすいかもしれません。

ただし、国民性や道路事情により日本とは大きく異なる点もたくさんあります。

運転予定のある方はぜひ参考にしていただければ幸いです。

当ブログ内では、他にもマレーシアの運転で必要になる道路標識の意味や、よく見かける看板などの紹介記事も書いています。

必要な方はぜひご覧ください。