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マレーシアの民謡
マレーシアで誰もが知っている曲といえば、やはり小さな頃から慣れ親しんでいる童謡も取り上げるべきだと思います。
日本でも、「さくらさくら」や「仰げば尊し」、「春が来た」、「ぞうさん」などは誰もが知っていてついつい口ずさんでしまうような歌がたくさんあります。
マレーシアにも子供たちが幼稚園や学校で習う歌を初めとして、国民全体が知っていて、親しまれている歌があります。
今回はそのうちの一曲をご紹介します。
Rasa Sayang ( ラサ サヤン )
わたしがマレーシアに来て一番最初に現地の人から習った歌が、この「ラサ サヤン」でした。マレーシアのフォークソングです。
マレーシアだけでなく、インドネシアやシンガポールでも有名で、ポピュラーな歌。”パントゥン”と呼ばれる詩の形式で作られていて、韻を踏んだり教訓を含んでいたりします。
「ラサ サヤン」は最初の始まりの出だしのフレーズは同じですが、そのあとの歌詞は即興、または自由に歌詞を変えて歌われることもあります。そのため、いろんなバージョンの「ラサ サヤン」が存在します。
「ラサ」は「感じる」、「サヤン」は「愛情や親しみのこもった感情」という意味です。
まずは、子供たち向けの一番一般的なバージョン。
大人バージョンもあります。こちらは、いろいろな言語が途中で交互ででてきます。マレー語、中国語、タミール語など、マレーシアが多民族からなる国であることを改めて感じます。
ラサ サヤンの歌詞 (マレー語)
Rasa sayang, hei!,
Rasa sayang sayang hei,
Hey lihat nona jauh,
Rasa sayang sayang hei!
Buah cempedak di luar pagar,
Ambil galah tolong jolokkan,
Saya budak baru belajar,
Kalau salah tolong tunjukkan,
Pulau pandan jauh ke tengah,
Gunung Daik bercabang tiga,
Hancur badan dikandung tanah,
Budi yang baik dikenang juga,
Dua tiga kucing berlari,
Mana sama si kucing belang,
Dua tiga boleh kucari,
Mana sama abang seorang,
Pisang emas dibawa berlayar,
Masak sebiji di atas peti,
Hutang emas boleh dibayar,
Hutang budi dibawa mati,
機会があれば、ぜひマレーシア人と一緒に歌ってみてくださいね。