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日本では見かけない珍しい南国フルーツ、チェンパダの季節がやってきました!【マレーシアのフルーツ】

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チェンパダとは

日本では見かけたことのないフルーツだと思います。でも、日本語名は一応ある。「コパラミツ」といいます。やっぱり聞いたことないでしょうか。

チェンパダの木

インドネシアのスマトラ島やボルネオ島原産で、ジャックフルーツというフルーツにも似ています。下の写真がジャックフルーツ。ほんとよく似ていますよね。

ジャックフルーツ

チェンパダはクワ科に属すフルーツで、大きいものだと実は直径30〜40センチはあるでしょうか。皮を開けると、無数の実が並んでいます。中に詰まっている実はジャックフルーツより小ぶりです。

マレーシアのフルーツ
photo by Hariadhi

写真のように、皮が緑からオレンジがかってくると食べごろ。ちなみに、熟していないものを料理に使うのも一般的です。

揚げチェンパダ
photo by Yun Huang Yong

写真は熟しきっていない実に天ぷら粉をつけてあげるマレーシアのお菓子「チェンパダ・ゴレン」を作って売っているお店です。

開け方

皮を開けるときは包丁を使います。たいていのチェンパダは縦に長い卵型ですので、縦に置き、上から下に向けて包丁を入れていきます。

下まで包丁が入ったら、そのまま裏に回して一周ぐるりと包丁で線を入れます。しっかり縦に切れたら、ガバッと二つに割ってください。中からこぼれるように実が出てきます。

チェンパダの実

実はしっかりと中の芯の部分にくっついてますので、実を芯からはがす作業も必要です。わたしはいつも手でとるか、スプーンを使います。

注意事項

なんだ、結構簡単に開くんだな、と思われたかもしれません。ですが、ここで注意が一つ。チェンパダはヤニ?のようなベタベタがすごいのです。

これを回避してうまく開ける方法ですが、現地の友人に教えてもらったところ、「包丁と手を油でコーティングする」とのことでした。さすが現地の方ですね。

包丁は必ず油を塗布して使ってください。手の方は、面倒臭い方はビニール袋もしくはビニール手袋を利用する手もあります。とにもかくにも、チェンパダはヤニ質に気をつけてくださいね。

実の方は大丈夫かと思ってスプーンを使ったのですが、油をスプーンに塗っていなかったため、ヤニが残ってしまいました。。。洗剤つけてもゴシゴシこすっても取れにくくて苦労しました。お気をつけください。

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肝心のお味は?

今は2月。ちょうどチェンパダの季節です。皮を開けるとズンとなかなかインパクトのある匂いが。。。南国のフルーツ感満載です。

クリーム色のやや小ぶりの実が何十個も入っていて、一つ一つ柔らかくなった実をもぎとり口に入れると、柔らかくて甘い。繊維質の柔らかい実を中心部の種からはがすように食べます。

もしかすると、好きな人と苦手な人がいるかも、というような独特の味ですね。わたしは食べ出すと止まらないくらい好きですが。

興味のある方はぜひお試しください。

やはりチェンパダを揚げたお菓子は人気ですね。どこででも売っているわけではないので、見つけた際にはぜひ試してみてくださいね。

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