もくじ
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マレー語紹介
マレーシアの 5〜6 割を占めると言われるマレー人の母語です。世界最大の分布を持つオーストロネシア語族に属しています。
マレー半島のマレー人やオランアスリ、ボルネオ島(東マレーシア)の原住民の言葉で、今のマレーシア、シンガポール、ブルネイの国語に指定されています。

また、隣国で話されるインドネシア語と共通点が多く、現地の人に聞くと 60~80 %は同じと言われています。さまざまな言語からの借用語が多いのも特徴で、マレーシアの他民族性を象徴する言語となってます。
地元住民の間では、バハサ・マレーシアを略して「 BM 」と呼ばれています。
Rumi文字
ローマ字 ( ラテン文字 ) 26 文字で表記されます。
イギリスの統治によって持ち込まれて定着しましたが、それ以前はジャウィ文字が使われていました。
ちなみに現在のマレー語はアルファベットで書かれているため、マレー語を学んだことのない人でも簡単に読むことができます。

Jawi文字
同じくマレーシアでよく見かけるJawi文字とはアラビア文字のことで、右から左に読みます。日本人には馴染みのない文字ですので、読むためには一からアラビア文字を勉強する必要が出てきます。
なお、Jawiはもともとマレーシアにあった言語ではなく、イスラム教徒によって15世紀ごろ伝わってきたと言われています。
いまでも、通り名を示す看板、地名、イスラム教の祈りやメッセージなど公共の場所で広く見かけます。

マレー語に関するツイッター上の情報
マレー語簡単簡単とかよくローカルに言われるんだけど簡単じゃない〜笑 でも難易度的に、英語の習得に比べたら遥かに楽かも。発音が日本語的だし、過去形とか複数形による単語変化がないし(go-went, mouse-miceみたいな)。文法が英語的なので英語がわかっているととっつきやすい。
— マレーシアローカル生活情報 (@msialifejp) 2018年5月16日
英語が難しそうだから移住ができないと思う人は、ある程度決め打ちして特定の国の言語を覚えるという手もあるかも。
例えばマレー語はカタカナ読みが通じるので日本人にとっては非常に簡単とも言われている— Jin Teng Zhang Yang (@kakiaki1005) 2015年7月9日
インドネシア語とマレー語は殆ど同じ。世界で二番目に簡単な言語と言われているらしい。確かに日本人にとっては発音は楽だし、アルファベット表記の為、分かり安い。因みにイタリア語、スペイン語の発声に近い言語。
— 李愛尋 (脱原発を推奨) (@LeeAixun) 2012年12月28日
Selamat pagi!今日はマレー語での挨拶。マレー語は日本人にとって世界で一番覚えやすい言語らしく、10日間もあれば簡単な日常会話ぐらいは覚えられるとか…。ほんまかいな!
— SAN@6.11 巣鴨獅子王 (@lack_co_SAN) 2012年9月15日
マレーシア語初歩は簡単。「米はナシ、魚はイカン、菓子はクエ」アルファベットだから読めるし、男女性名詞の区別はないし、時勢変化もなし。マレーシア料理店に行くとどんどん思いだす。お腹いっぱい、は「クニャン」。Saya suka Masakan Malaysia!Sedap !
— yukako sakai (@yukakosakai) 2010年2月9日
関連記事:マレー語でとっさのひと言
さいごに

マレーシアに移住予定の方や旅行で現地の方とコミュニケーションが取りたい方、ぜひマレー語を少し覚えて見てはいかがでしょうか。
マレー語が話せると、マレーシアに住むほとんどの人とコミュニケーションを取ることが可能になります。また、買い物やレストラン、ガソリンスタンドなどでの店員さんとのやりとりもスムーズに。
さらに、相手が英語を話せる人であっても、日本人がマレー語を話すとみんな喜んでくれます。ぜひマレー語を学んで、マレーシアでの滞在を10倍楽しんでくださいね!
※当ブログで扱っているマレー語は、本来マレー人が使っている国語としてのマレー語とは異なる場合があります。異なる民族間で使う簡単なコミュニケーションを目的とする、いわゆる「バハサ・パサー」に近いマレー語表現を目指しています。観光目的でこられる方、ちょっとしたマレー語を学んで現地の友人に喜んで欲しい方、銀行や買い物、レストランで簡単なマレー語を話せると助かる!という方に役立てていただけると幸いです。
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