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みなさん、壁画はお好きでしょうか?建築物や壁、天井など様々な場所に絵画を描いていく壁画。実はマレーシアでも興味深いストリートアートの見れる場所があるんです。
ストリートアートの宝庫ペナン島
位置情報
ペナン島はマレーシア半島の北西部に位置する島です。下記地図の左上、赤い部分ですね。
ペナンと聞けば島を想像する人が多いですが、実はペナンは島部分と半島側の部分があり、二つの地域はペナンブリッジで結ばれています。
歴史的背景
ペナン島はちょうど東西貿易の十字路として知られるマラッカ海峡にあり、古くから貿易船が寄港する町として栄えていたようです。
ペナン島はもともとはクダ王国(現在はマレーシアの一州)によって支配されていました。その後イギリスとの戦争で1786年にはイギリスの領地となります。
その後、第二次世界大戦の際には、日本軍によって占領され、一時的に日本海軍の作戦拠点となっていた過去もあります。
ペナンでイギリス人が最初に形成した町の名前「ジョージタウン」は、イギリス国王ジョージ3世からとられているそうです。1963年にマレーシアの一員となった以降も、未だにジョージタウンのままです。
ペナン島で見れるストリートアートの数々
ブルース・リー
はがれかけたレンガの壁を利用して?と思ってよくみるとコンクリートを塗りつけてそこに絵を描いたようにもみえます。ちょっと消えかけた感が最高ですね。壁全体の雰囲気をうまく利用した傑作です。
自転車に乗る子供たち
この作品もまた、壁の寂れた雰囲気を見事に生かしてますよね。お姉ちゃん?にしがみつく弟の表情が最高ですね😂
ちなみに、自転車本体は本物です。観光客は必ずここで自転車に絡んで写真を撮っていきます。
囚人?
囚人服をきたネズミ人間??ちょっと世界観のわからないアートも。。。きっとなにか意味があるんでしょう笑
それにしてもめちゃくちゃうまい。。。
タバコ反対?
興味をそそられたのがこちら。まずタバコがいっぱい壁から突き出てる様子がクレージー。どうやって作ったの?!とみんな興味津々。
タバコに反対するスローガンを壁画にしたものと思われます。すごいインパクトの作品です。
麦わら帽子の女の子
細い壁を利用しての隙間アートとでもいうのでしょうか。何かの作業を足元でしてる女の子?それにしてもうまいですよね。。。シンプルな絵ながら、表現力&存在感がすごい。
バイクにまたがる男の子
廃墟になった家の門を活用した秀逸なアート。このバイクも本物ですね。男の子の後ろに二人乗りするポーズで写真を一枚いかがですか?それか、後ろからバイクを引っ張るポーズでも笑
背伸びする少年
換気窓に手を伸ばしてぶら下がろうと必死の男の子でしょうか。下にあるのは本物の椅子。絵と椅子の見事なコラボですよね。また、男の子の必死さもよく伝わってくる作品です。
さいごに
いかがでしたか?ペナン島のストリートアートの魅力が少しは伝わったでしょうか?ペナン島は街のあちこちでアジアン文化とウェスタン文化が入り混じり、独特のストリートアートやセンスを生み出しています。
建物と壁アート、小物などが一体となって、ペナン独特のよさをアピール。こんな街で育ったら、アートの感性も磨かれそうですよね。
みなさんもぜひペナン島でお気に入りのストリートアートを見つけてくださいね。