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マレーシアでも日本と同じように有料の高速道路が走っています。走行車線は日本よりも幅が広く、とても走りやすい高速道路だと思います。
そして、料金所の作りもなんとなく日本と似た感じで使いやすい。ただ、慣れていないと最初は焦ります。
料金所で必ず見かけるのが、タッチアンドゴーとスマートタグ ( Touch’n Go&SmartTAG ) のサイン。
つまり、料金所で料金を支払う際に、タッチアンドゴーで払うか、スマートタグで払うかを選べるということです。
現在は現金での支払いは廃止されていますので、タッチアンドゴーかスマートタグ必ずどちらかの決済方法を準備してから高速に乗る必要があります。
Touch’n Goとは
タッチアンドゴーは、いわゆる日本のスイカのようなプリペイド式のICカード(電子マネー)を利用した支払い方法です。高速道路だけでなく、KLではバスや電車の乗車、売店、駐車場の支払い、スタバ、バーガーキング、などで使えるようになっています。
使い方は簡単で、スイカのように読み取り機にカードをピッと押し当てて支払いが完了します。
日本でもスイカで高速の支払いができたら楽ですよね。つまり、マレーシアの方が進んでる?
タッチアンドゴーのICカード本体は、高速道路の料金所付近の建物にて購入が可能です。また、公共の交通機関でも使えるため、KLセントラル駅にも購入窓口が設けられています。
一度カードを買ってしまえば、あとはスイカのようにチャージして使い続けることができます。チャージは町中のコンビニやガソリンスタンド、カフェ、スーパーなど多数ある加盟店にて購入可能。有名どころでは、ドラッグストアの「WATSONS」やコンビニ「myNEWS.com」などでしょうか。
なお、チャージできる限度額は1500リンギットまでとなっています。首都圏で生活している方はかなり便利なカードです。
かといって、一度に大金をチャージすると、今度はカードを紛失したときのショックも大きくなります。そのあたりのバランスを考えてチャージされることをおすすめします。
SmartTAGとは
スマートタグは日本でいうところのETCのようなシステムです。専用のホルダー(スマートタグ)を購入して車に取り付け、タッチアンドゴーカードを差し込んで使用します。
タッチアンドゴーの方が簡単に利用できるため、わざわざ専用ホルダーを購入して利用するスマートタグのレーンの方がもちろん空いています。首都圏の高速料金所の渋滞はばかにならないので、長期滞在される予定の方には、ぜひ専用ホルダーの購入をおすすめします。
スマートタグは、料金所のそばにある売店にて購入することができます。値段は127リンギットほど(約 4,416 円)。
KLセントラル駅に直結しているNU sentralというショッピングモールでも購入可能。L2階に「Touch’n-GO」の看板が上がっているお店です。
また、高速道路内のガソリンスタンド「Petronas」でも販売しているお店があります。ただし、売り切れのこともあるので注意が必要です。
ちなみに、今はスマートタグも通販で購入できるようになりました。
どうしても事前に手に入れておきたい方、わざわざスマートタグを買うためにNU sentralまでいけない、という方は通販を利用する方法があります。
お店に出向いて購入するよりは割高ですが、交通費と時間と体力を使ってわざわざお店に行くよりは簡単に手に入ります。通販の方が絶対楽、という方はサイトをチェックしてみてくださいね。
マレーシアでおすすめの通販「 Lazada ( ラザダ ) 」
来年からは「RFID」を導入へ
なお、マレーシアでは来年から「RFID」という新システムを導入する予定となっています。この新システムでは、車両にステッカータイプのタグを貼り付けるだけで利用でき、その上決済処理のスピードアップも叶える待望の料金支払いシステムです。
ですが、本心でいえば、「え?もう?」と驚きを隠せません。
というのもマレーシアでは2017年8月に高速料金の現金での支払いが廃止されたばかり。最近になってやっとタッチアンドゴーやスマートタグに慣れてきたところです。
そこへきて一年も待たないうちに次の新システム導入の発表。日本なら考えられない速さでのシステム変更ですよね。
ですが、新システム「RFID」は現在のタッチアンドゴーの料金所での一時停車、スマートタグの料金所での速度減速といった弱点を克服する決済処理速度の速さが売り。慣れさえすれば料金所の渋滞の大幅緩和が期待されます。
現在はクアラルンプール近郊にて警察車両による試験走行が行われています。