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2022年からCOVID-19の水際対策の国境閉鎖が解除されて、どんどん外国人観光客がマレーシアに押し寄せているようですね。
おかげでクアラルンプール国際空港(通称KLIA)の入国審査は大混雑。1時間から3時間ほど待たされることもあるようです。
そんな混雑解消のために出入国管理局から発表されたのが、特定の国籍を持つ外国人旅行客に自動化ゲートの使用を許可するというもの。
事前の登録やその後の使い方について軽く解説します。
2023/3/1にマレーシアの出入国管理局が、自動化ゲートへの内務大臣の訪問とゲートの使用の様子についての動画をYouTubeに投稿しました。気になる方は一度ご覧ください。実際の自動化ゲートの使用方法については、動画の1分18秒から始まります。
誰がKLIAのマレーシア出入国自動化ゲートを使えるの?
今回の発表では、日本、シンガポール、ブルネイ、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、イギリス、ドイツ、サウジアラビアの10か国のパスポートを持つ人が自動化ゲートを使用できます。

自動化ゲートを使用するには、パスポートの残存有効期限が6か月以上あり、身長が120cm以上ある必要があります。
2023年2月27日のマレーシア国内のニュースで報道されたところによると、この短期滞在外国人専用自動化ゲートは、到着便の少ない深夜などでは使用できないとのことです。その場合は、有人の入国審査カウンターへと進んでください。
KLIAの自動化ゲートを使うための事前準備
自動化ゲートを使ってマレーシアに入国するには、毎回「マレーシア・デジタル入国カード(MDAC)」をオンラインで申請する必要があります。

MDACは入国予定日の3日前から申請できますので、マレーシア到着前に済ませておくのが良さそうです。
またMDACサイトでは、申請したMDACの状況を確認することもできます。
MDACの申請が終わっている場合は、短期滞在者用の自動化ゲートへと進みます。
自動化ゲートでは、パスポートのスキャンと顔認証の2ステップで入国手続きが行われます。顔認証が失敗した場合は、指紋認証が求められますので、画面の指示に従って操作してください。

まずはゲートの前にあるパスポート読み取り機にパスポートの顔写真のページを差し込みます(動画の1:20ごろ)。読み込みが完了すると1枚目の扉が開くのでゲート内に進みます。
ゲート内に入ったら顔認証のカメラの前に立ちます(動画の1:28ごろ)。顔認証が完了すると2枚目の扉が開き、マレーシアへ入国完了となります。
マレーシア出国時には特に手続きは必要ありません。KLIAの出国審査場にある自動化ゲートへ進んでください。

自動化ゲートでは、入国時と同じくパスポートのスキャンと顔認証が行われます。顔認証が失敗した場合は、指紋認証が求められますので、画面の指示に従って操作してください。
出国ゲートを抜けても出国スタンプは押されません。出国スタンプが必要な場合は有人カウンターに並ぶ必要があります。
マレーシアのKLIAからの入国はスムーズになるのか?
自動化ゲートの導入で、マレーシアに到着した時の入国審査の待ち時間が短くなることが期待されますが、当面はシステムの不具合など混乱も起きるかもしれません。
その場合は入国審査場および出国審査場では係官の指示に従ってください。
うまくいけば、1人あたりの入国のための手続きが20秒ほどに短縮されるとのことです。サクッとマレーシアに入国できてしまえば、あとは目一杯遊んで、食べて、楽しむだけです♪