この記事内には、ご紹介する商品を閲覧・購入できるように広告リンクを設置しています。気になった商品やサービスがありましたら、ぜひリンク先をチェックしてみてください。
「マレーシアの物価は安いですか?日本と比べてどれくらい安いですか?」
マレーシア移住、マレーシア旅行を考えている方からよく聞かれる質問の一つです。マレーシア滞在歴 10 年以上で感じるのは、確かにマレーシアは日本より物価が安い。ただし、条件はつきますが。。。
マレーシアの食費
我が家は家で自炊することが多いです。一週間に二回ほど近所のスーパーか商店で買い出しします。一口にスーパーとは言っても、住む場所によって値段は変わります。
マレーシアで面白いのは、必ずしも首都や大都市の方が物価が高いとは言えないことです。もちろん品物にもよりますし、大型スーパーでのセールなどを考慮に入れると物価の見極めはさらに複雑にはなります。
ですが、私の感覚では一般的に大都市の方が物価が安い、というのが正直な感想です。あくまで個人的な感想ですが。
話がそれましたね、スーパーでの食料品のお値段の話に戻したいと思います。ここからは、一般的な食料品の例を挙げていきます。
一般的な食料品の例をあげます。 玉ねぎ中 5 個=2 RM ( 約 54 円 )
人参 3 本入り = 3 RM ( 約 81 円 )
玉子 ( 30 個入り ) = 12 RM ( 約 326 円 )
キャベツ中一玉 = 3.5 RM ( 約 95 円 )
いかがでしょうか。玉ねぎは激安感がありますね。
でもキャベツは高くて質もあまりよくないです。地元産があまりないですね。
小松菜一束 = 2 RM ( 約 54 円 )
ゴーヤ中 = 2 RM ( 約 54 円 )
パック入り絹ごし豆腐 = 2 RM ( 約 54 円 )
お米(タイ米)10 ㎏ = 45 RM ( 約 1,221 円 )
小松菜系の葉物野菜は全般に安いです。地元産の葉物野菜がたくさんあります。
日本では葉物野菜が高騰することがありますが、こちらでは常に安い値段で思う存分楽しませてもらってます。
小麦粉 1 kg = 2 RM ( 約 54 円 )
水 500 m ペットボトル = 1 RM ( 約 27 円 )
コーラ 500 m ペットボトル = 2 RM ( 約 54 円 )
鶏肉一匹丸ごと = 12 RM ( 約 326 円 )
こんな感じでしょうか。適当に思いつく食材を書いてみました。
ちなみに、もし輸入品や日本風の食料品を手に入れるとなると、価格はぐっと上がります。
例えば…
パスタ 500 g = 4 RM ( 約 109 円 )
ぶどう 1 パック = 12 RM ( 約 326 円 )
プチトマト(チェリートマト)一パック = 8 RM ( 約 217 円 )
牛乳 1 リットル = 8 RM ( 約 217 円 )
牛乳はオーストラリアからの輸入が多いです。値段は日本の二倍近くしていることもあり、マレーシアの物価を考えると躊躇してしまう食材のひとつですね。
ズッキーニ = 4 RM ( 約 109 円 )
レタス中 = 5 RM ( 約 136 円 )
ネスカフェインスタントコーヒー中サイズ = 18 RM ( 約 488 円 )
白菜中サイズ = 5 RM ( 約 136 円 )
白菜は主に中国からの輸入に頼っています。サバ州でも栽培していますが、見栄えがあまりよくなく、その上値段も輸入物と変わらない。農薬もたっぷりかかっていると噂です。
あとは、気になる方も多い、マレーシアでのアルコールのお値段ですね。例えばビール。西マレーシアのビールのワンケース価格は以下の通りです。
タイガービール 24 缶 = 125 RM ( 約 3,391 円 )
カルスバーグ 24 缶 = 114 RM ( 約 3,093 円 )
スーパードライ 24 缶 = 200 RM ( 約 5,426 円 )
いかがでしょうか?やはりアルコールのお値段は他の食料品の値段と比べるとかなり割高に感じます。
以上、食料品の値段を取り上げてきました。このようにマレーシアでの食料品の値段をみてみると、全体的に日本より少し安い程度ではないでしょうか?
過去にはマレーシアの物価は日本の三分の一と言われたこともありますが、個人的には「物によっては三分の一のものもある」、という感覚でしょうか。
また、2017 年現在円高傾向が続いていますので、日本人としては得な訳です。それなのにリンギット→円に換算したときに激安感を感じない…。
これはマレーシアの物価が全体的に上がってることの証拠ではないでしょうか。
外食した場合の食事の値段
マレーシアで外食するとなると、ピンからキリまで幅広いチョイスがあります。
一番高級といえば、一流ホテルでの食事でしょうか。その次が高級レストラン、そして一般のレストラン、レストランとは呼べない食堂的なお店、フードコート、屋台。こういったチョイスがあるかと思います。
まずは一流ホテルでの食事。一流ホテル内のレストランの食事は、日本と変わらないか、あるいはそれ以上に高いことが多いです。
先日四つ星ホテルのディナービュッフェに行きましたが、一人 90 RM ( 約 2,442 円 ) でした。ホテルのビュッフェにしてはまだリーズナブルかな?という感じですが、それでも怖気付く値段設定ですよね
ホテルによってはランチセットやランチビュッフェをやっていることもあるので、そういったリーズナブルな食事を利用する手もあると思います。
その点、一般的なエアコン付きのレストラン。
もちろんオーダーするメニューにもよりますが、例えば中華レストランの場合、家族四人で最低 150〜200 RM 以上は必要かと思います。
マレーシア人ですと、特別な祝い事のある日にいくレストランでしょうか。日本からお客さんが来て、ある程度きれいでおいしいものを食べにいきたい、というときにオススメです。
そしてエアコンなしのレストラン。
エアコンなしになると、一気にリーズナブルになります家族四人でお腹いっぱい食べても 100 RM を超えることはないかと…。
もちろんビールやアルコール類を頼むとそれ以上になることもあります。
最後は庶民の味方、食堂 & 屋台 & フードコートです!
我が家がいつも食事しているのは多分このジャンルだと思います。このジャンルになると、一気に値段が下がります。
食堂、屋台、フードコート、このあたりは値段帯もそう変わらないかと。マレーシアの庶民の皆様も、こういう場所で食事されている方が多いですね。
以下、食堂、屋台、フードコートで食べれる一般的なメニューの例と値段を挙げてみます。
チキンライス = 5 RM ( 約 136 円 )
ナシゴレン = 5 RM
ミーゴレン = 5 RM
ナシ・レマ = 3 RM ( 約 81 円 )
ワンタンミー = 4 RM ( 約 109 円 )
サテー( 1 本 ) = 1 RM ( 約 27 円 )
ロティチャナイ = 1.5 RM ( 約 41 円 )
ナシチャンプル ( 肉1野菜2 ) = 4 RM ( 約 109 円 )
こんな感じの値段になっています。( メニューの説明は今回は省略させていただきます )
マレーシアは外食天国
というわけでマレーシアで食べ物にかかる費用をずらっとご紹介しましたが、いかがでしたか?
贅沢さえしなければ、一人で毎日外食してもそんなにかかりません。日本で外食することを考えたら斷然安い!
マレーシアでは、現地の方と同じようなレベル+たまに日本食のような生活をするのであれば、日本よりも食費は安くあがると思います。
ただし、毎日日本と同じものが食べたい、レストランはエアコン付きじゃないと嫌、野菜はオーガニックで、なんていう方は日本より高くつく可能性も。
マレーシアでかかる食費は、まさに人それぞれということですね。
※こちらに掲載している情報は2017年9月現在のものです。
日本でもマレーシアの味が楽しみたい!という方は、通販サイトで購入できる冷凍ロティチャナイはいかがでしょうか?
マレーシアやシンガポールで実際に販売されているカーツというブランドのロティチャナイ。フライパンで数分焼くだけで本場の味が楽しめます!