2025年のマレーシアのカレンダー発売開始

マレーシアのレストラン飲食店でのルール、食事マナーとは?独特のシステムもあり?

この記事内には、ご紹介する商品を閲覧・購入できるように広告リンクを設置しています。気になった商品やサービスがありましたら、ぜひリンク先をチェックしてみてください。

食事のルールやマナーを知って安心して食事を楽しもう!

海外旅行にいく楽しみの一つは現地の食事ではないでしょうか。特にマレーシアは日本と同じようにご飯や麺料理が主食の国で、日本人の口にも合う美味しい料理がたくさんあることでも有名です。

マレーシアはそこまでマナーにうるさくない国だとは思いますが、それでも日本とは異なるルール、マナーがあるのも事実。

テーブルが道路までせり出す、調理風景が観察できるなど開放感に満ちたマレーシアのレストラン。

マレーシア旅行の際に心配せず安心して十分にレストランや飲食店での食事を楽しむために、今回はマレーシアの飲食店でのルール、マナーの有無、気をつけるべきポイントをまとめました。

マレーシアのレストランで使う食器類

まずは、マレーシアのレストランで食事の際に使う食器の話です。

マレーシアでは人種によって食事内容が違うため、中華系のお店かインド系かマレー系かなどお店によって食器も違います。

ですが、すべてのお店に共通する点として、基本スプーンとフォークは必ず用意されています。

お箸、レンゲは中華系のお店ならほぼ置いていると思います。

こんな容器に熱湯が入っていて、そこに小皿やスプーンフォークが突っ込まれているのをみても驚かないでください。

これは熱湯食毒のための工夫なんです。取り出すときは火傷に気をつけて。

熱湯消毒してくれないお店では、食べる前にフォークやスプーンを除菌ウェットティッシュできれいに拭ってから食べるようにしています。

また、ほぼどこのお店でもテーブルが汚いのは共通事情。一見きれいに見えても、ウェットティッシュで拭いてみると現実が分かります笑。

基本食器は割れにくいプラスチック製が主流。

また、マレーシアではお店のお皿やお椀など、プラスチック製食器が多いのも特徴。

マレーシアは床がタイルのお店が多いですので、たとえ落としたとしても割れにくいプラスチックが実用的ですよね。

マレー系インド系のお店では、右手を使って食べるのも日常風景です。そのため、マレー系インド系のお店では手を洗えるシンクが設置されていることも多いです。

テーブルの上に置かれているもの

中華系レストランでの基本的なテーブルセッティング。

日本でもテーブルの上にソースや醤油、爪楊枝などが置かれているお店がありますが、マレーシアでも多くのお店でテーブルの基本セッティングがあります。

お店にもよりますがよく見かけるのは、お箸、フォーク、スプーン、ティッシュ、爪楊枝、醤油、チリソース、お酢、ニンニクのみじん切り、唐辛子の輪切り、など。

インド系のお店ではゆで卵が置かれていることも多いですね。最初はサービスかと思ったけど、食べた分だけカウントされるシステムですね。

また、ちょっといいレストランにいくと個装になったおしぼりが置かれていることがありますが、これも使ったら料金を取られるシステムなのでご注意を。

食事のマナーとNGな食べ方

マレーシアでの食事の際のマナー

では、食事を食べるときのマナーについてみていきましょう。

マレーシアは人種も多くお互いの文化に関して寛容な雰囲気がありますが、それでも超基本的な全体に共通するマナーは存在しています。

⒈音を出さない

食べるときは音を出さないのが原則です。麺をすする音、くちゃくちゃ食べる音、ガチャガチャ食器の音を立てるなどは白い目で見られます。

アジア諸国といえば「うるさい」という印象の方が多く、食事のときでも静かに食べるなんて想像がしにくいかもしれません。

確かにレストランではにぎやかなことが多いですが、それはどちらかといえば話し声、調理をしている音がうるさいのかも。

⒉食器を持ち上げない

これは日本と真反対のマナーでしょうか。お茶碗、スープ椀、小皿などを持ち上げて、食べ物の方を口に近づけるのがマナーの日本とは違い、マレーシアではほぼ食器を持ち上げることはありません。

顔を食器に近づけて食べるのが普通です。はじめは食べにくく、こぼしてしまったり少々苦労しますが、慣れてくればどうってことはないと思います。

⒊大皿は取り分け用スプーンを使う

もし大皿で注文した場合は、必ず取り分け用スプーンを使うようにしてください。

お店によっては付いていないことがありますが、その場合はテーブルにあるスプーンをそれぞれの大皿に付けます。

⒋右手を使う

マレーシアでは左手が不浄とみなされています。つまり、左手を食事の時に使って食べてしまうと汚なっ!と思われる訳です。

というわけで、マレーシアで食事を取る際には必ず右手を使うように心がけてくださいね。左利きの方には大変ですが、頑張ってください。。。

レストランでの支払い

支払いは求められたタイミングで支払う

日本ではファーストフードでもない限り、食べ終わったあとに支払うお店が多いと思いますが、マレーシアではお店によって支払いのタイミングが違います。

日本のように食べ終わったあとにレジにいって清算する店もあれば、オーダーした料理が届いたタイミングで支払いを求められる場合も。

また、テーブルで支払う店もあればレジまでいって払う場合もあります。

さらに、飲み物と料理の支払いが別々のこともありますので、初めてのお店で食事する場合には支払い方法を確認してください。

テーブルで支払うときの店員さんへの声かけ

レジで支払う場合は問題ないと思いますが、マレーシアのレストランは結構な確率でテーブルで支払います。

その場合、店員さんが気を利かせてテーブルまで来てくれたらいいのですが、大抵こちらから店員さんを呼ぶ必要があるんです。

では、店員さんをどうやって呼ぶのか。

マレーシアで現地の人がよく使う方法は、ジェスチャープラス「支払い」とだけシンプルに告げる方法です。

店員さんが遠くにいる場合だと、手を挙げながら「hello」とか「hi」と声を出して店員さんに気づいてもらいます。

そのあとはジェスチャーの出番。

ジェスチャーとは、空中で請求書を書くようなジェスチャー、もしくは空中で人差し指でテーブルを差しながらクルクル回す?感じで、知らせます。

ちょっと文章で書くとわかりにくいと思いますが、よければお店で他の人がどうやって店員さんを呼んでいるか観察して、その方法を真似して見てください。

ちなみに、「支払い」はマレー語では「bayar(バヤー)」「kira(キラ)」などと言います。

Agodaでクアラルンプール周辺ホテルの最安値をチェック

さいごに

今回は、マレーシアの食事の際のルールやマナーについて取り上げてみましたが、いかがでしたか?参考になりそうな情報はありましたか?

マレーシアでの食事はそこまでマナーを意識されることがないかもしれませんが、気づかないままマナー違反をしてしまうと気まずい雰囲気になりかねません。

せっかくの旅行で嫌な思いをしないためにも、最低限のマナーを学んでおくと安心して食事が楽しめることと思います。

マレーシアには安くて美味しいB級グルメがたくさんありますので、ぜひ色々な料理にチャレンジしてみてくださいね!

関連記事:マレーシアの外食スタイルは一品プラスご飯が基本?中華レストランでの注文の仕方

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA