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マレーシアではどんな服装がおすすめ?

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マレーシアは常夏の熱帯雨林気候。とにかく蒸し暑いところ。できれば薄着で過ごしたいものです。

さまざまな文化、宗教、人種が入り混じっているマレーシアなので、基本的には服装の制限はありません。街中を歩いていると多種多様なファッションが見られます。

ただし1つだけ注意点が。マレーシアはイスラム教国なので、特に宗教色の強い地域では露出の多い服装は避けたほうが無難とされています。

それ以外のシチュエーションでは、場所、状況、気候に合わせて自分で判断することになります。

今回は、マレーシア旅行の際に気をつけるべき服装のポイントを6つご紹介します。

1. 通気性の良い服装

マレーシアは年間を通して気温が高く、湿度も高い国です。特に都市部ではアスファルトやコンクリートからの放射熱もあり、一層暑く感じます。熱中症のリスクに気をつける必要があります。

そんなマレーシアでは、通気性の良い素材の服が快適です。例えば、綿などの天然素材の服がおすすめです。

足元は、涼しさと快適さを兼ね備えたサンダルや、通気性の良いスニーカーが良いでしょう。特に、ビーチサンダルは濡れても乾きやすく、マレーシアの名物スコールが降っても大丈夫です。

日本から持ってきた服がマレーシアの気候に合わないな…と感じた場合、現地でバティック生地の服を購入して着てみるのも、マレーシアの文化に溶け込める旅行の思い出になるでしょう。

現地のマーケットやショッピングモールでは、多様なデザインのTシャツやショートパンツも手に入ります。夏用のTシャツ程度であれば、常夏のマレーシアの方が逆にチョイスがたくさんあるかもしれません。

2. 野外では紫外線に注意

マレーシアは赤道直下に位置しているため、日差しが非常に強いです。日中の日差しの最も強い時間帯には、できるだけ日陰を利用するか、室内で過ごすことをおすすめします。

とは言っても、せっかくのマレーシア旅行、外出して楽しみたいもの。日焼けを防ぐための帽子、日傘、サングラスは、マレーシア旅行の必須アイテムです。

日傘やサングラスは現地でも手に入りますが、日本で販売されているものの方が丈夫です。私はマレーシアに移住した後も、日傘は一時帰国の時に日本から買って帰ってきます。

マレーシアの強い日差しの下で旅行を楽しむにあたって、肌を守るための日焼け止めクリームをこまめに塗って、肌のダメージを防ぐことをおすすめします。

また、日焼けを避けるために、長袖のシャツやカーディガンを着るのも効果的です。日本で販売されている夏用の日焼け防止長袖カーディガンは、軽くて涼しく、持ち運びにも便利です。

夏用日焼け防止長袖カーディガン

あ、あと、マレーシアは汗をかきやすい環境なので、水分とミネラルの補給も忘れずに行いましょう。

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3. クーラーが効きすぎているので注意が必要

マレーシアの多くの建物では、クーラーが異常に強く効き過ぎていることがあります (ほとんどの建物が寒すぎ)。

特にマレーシアのショッピングモール、映画館、レストラン、ホテルなどの室内施設では、真冬かよってほどの寒さを感じることがあります。

建物の外は暑くて汗をかき、建物の中に入ると極寒で急に体が冷えて風邪をひくということがないように、外出時には薄手の長袖のカーディガンやパーカーを持っていくと安心です。

朝夕にマレーシア名物のスコールが降ると、外気温が急激に下がって涼しくなることもありますので、1日の気温変化に対応できる服装を心がけましょう。

また、クーラーの効いた室内で長時間過ごす場合、体温調節が難しくなることがあります。特に子供や高齢者は体温調節が難しいため、温度管理に注意が必要です。

4. 宗教施設 (モスクや寺院) での服装

マレーシアはイスラム教が国境ですが、イスラム教のモスク以外にも多くの美しい宗教施設があります。

モスクや寺院などの宗教施設を訪れる際には、その宗教を信奉する人たちに敬意を示すためにも、適切な服装を心がけましょう。

例えば、イスラム教のモスクなどでは、肌をできるだけ隠す服装が望ましいとされています。

女性の場合、長袖のシャツやブラウス、長ズボンやロングスカートを選ぶと良いでしょう。

男性も、半袖シャツやポロシャツと、膝丈以上のパンツを着用することが推奨されます。襟付きのトップスを選ぶのがいいかもしれません。

例えば、マレーシアで最も古いモスクの1つと呼ばれる、クアラルンプールのマスジット・ジャメでは、入口で服装チェックが行われます。入口では、ローブやスカーフの貸し出しが行われていますので、それを利用することも可能です。

楽しい旅を楽しむためにも、宗教施設を訪問する前に、各施設の服装規定を確認しておくと安心です。

5. 高級レストラン・ホテルラウンジでの服装

高級レストランやホテルラウンジで食事をする際には、ドレスコードに注意が必要です。特に、ディナータイムやフォーマルなイベントでは、より厳格な服装が求められることがあります。

男性は、襟付きのシャツやポロシャツに長ズボン、革靴などを着用すると良いでしょう。

女性は、ワンピースやブラウスとスカート、または整ったパンツスタイルがおすすめです。また、アクセサリーやバッグなどの小物にも気を配ると、全体のコーディネートが引き締まります。

極端にカジュアルな服装、例えば短パンやビーチサンダルは避けたほうが無難です。一部の高級レストランでは、カジュアルすぎる服装では入店を断られることもあります。

事前にレストランやホテルのドレスコードを確認しておくと、安心して食事を楽しむことができます。

6. 高原・ジャングルトレッキングなど目的に合った服装

マレーシアには、キャメロンハイランドやキナバル山など、美しい高原やジャングルがあります。

こうしたマレーシアの自然を満喫できる場所でのアクティビティに参加する際には、目的に合った服装を準備することが重要です。

高原地帯では、昼間はちょうどよく涼しく感じても、夜間には寒く感じるほど気温が下がることがありますので、重ね着ができる服装が理想的です。

長袖のシャツや軽量のジャケット、歩きやすいトレッキングシューズを持っていくと良いでしょう。

ジャングルトレッキングでは、長袖の服と長ズボンを着用して、虫刺されや草木から肌を守ることが大切です。

また、帽子やサングラス、日焼け止めクリームを使用して、日差しから肌を保護しましょう。雨が降ることも多いため、防水性のあるジャケットやバックパックカバーも役立ちます。

さらに、ジャングルでは蚊やその他の虫が多いので、虫除けスプレーや蚊取り線香を持参することをおすすめします。

まとめ

多種多様な人種や文化が混ざり合ったマレーシアなので、現地に来られた際は、地元の人たちが来ているオシャレ着に挑戦してみるのをお勧めします。

クアラルンプールのセントラルマーケットなどで、マレーシアのオシャレ着を見つけて、マレーシア気分を満喫するのはいかがですか?