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マレーシアの最近の雨季事情
最近マレーシアでは雨がよく降っています。一日置きに大雨が降っている感じです。
マレーシアでは地域にもよりますが、だいたい毎年年末から中国旧正月のころにかけては雨季。一応みんなその時期には雨が降るであろうと予測はしています。
ですが、最近は気候の変化もあって、雨季なのに全然雨が降らずに終わったり、雨季ではない時期に雨が続いたり。
そんな予測のしにくい最近のマレーシアの気候ですが、今年は暦通りに11月から雨の多い天気でした。いや、雨が多すぎて用水路や家の周りの溝が泥水で溢れかえってます。
海に近い地域では、海の潮の満潮の時間帯と大雨が重なると悲惨。地域一体が塩水の混ざった洪水で大変なことになります。
畑は塩害で土地がやられ、車も日本でいうところの津波被害のように塩水でやられます。
実は今季の雨が大きな被害をもたらした原因はもう一つあります。
それは10月後半から11月にかけて日本を直撃したいくつかの台風と関係があります。
マレーシアは半島側とボルネオ島側に分かれていますが、特にボルネオ島側はフィリピンと近いため、フィリピン付近で発生した台風がマレーシア領域まで影響を及ぼすのです。
関西を襲った台風21号を上回る強さのスーパー台風22号(Typhoon Mangkhut)が現在フィリピンの東を西進中です。ボルネオ島に直撃はしないものの14日頃にはその台風の影響でコタキナバルも暴風雨や海の荒れが予想されます。ご滞在予定の方は今後の台風情報にご注意下さい。
そのため、年末は強風とそれに続く台風のような大雨となり、洪水や浸水被害が起きました。
マレーシアは台風が起きる国ではないので、私たちも最初はただの大雨かと思っていました。
ですが、タイミングがちょうど日本に大型の台風が近づいているというニュースとかぶっていたため気づきました。
マレーシアへの旅行は雨季を外すのが正解
このように最近のマレーシアの雨季は洪水や浸水被害をもたらすこともありますので、できるだけ雨季のマレーシアへの旅行は避けたほうがいいと思います。
雨季の時期に日本からお客さんが来られたことがありますが、一週間の滞在中晴れていたのは1日だけ。
せっかく常夏のマレーシアに来たのに、ビーチにも行けずきれいな夕焼けも見れず。。。では辛いですよね。
マレーシア旅行は、比較的雨が少なく一年で最も暑いと言われる3月から5月頃をお勧めしたいと思います。