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マレーシア各地でテロリストが逮捕!(2018.10.06)

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テロリスト8人を逮捕

マレーシア警察庁の発表によると、マレーシア公安部テロ対策課は9月24日にマレーシア各地でテロリスト8人を逮捕しました。

逮捕された8人のテロリストの内訳は、ペルリス州で欧州人5人とアフリカ人の合計6人、クアラルンプールで中東からの男一人、ジョホール州ムアにてマレーシア人の男一人。これらの容疑者たちは20代〜30代の男で、逮捕時全員が学生でした。

8人はサラフィー系ジハード主義を信奉する学者シェイク・ムクビル・ハディ・アル・ワディが設立した学校 (イスラム教の学校) と関係があるとされています。

これらの男たちは東南アジアにも同学校を普及させようとの企みの一環として、マレーシア国内に学生の立場で潜伏している可能性があるとのことです。

マレーシア旅行で気をつけるべき注意点と緊急連絡先

過去の事例

マレーシア警察は、2013年以降だけでも全国各地でテロ容疑者を415人も逮捕しており、最近では新たな形態として女性の単独犯によるテロ行為にも目を光らせています。

つい最近では5月9日にマレーシアで行われた総選挙の投票日に、クアラルンプール近郊のプチョンにて、ガスボンベを積み込んだ車両を投票者の列に突入させようとした容疑で、主婦が逮捕されています。

また、過去には2015年にも、クアラルンプール地域の政府施設を標的にテロを企てたとして、17歳から41歳までの十数人の男が逮捕されています。これらの容疑者は過激派組織「イスラム国(IS)」につながりがあるとみられ、シリアのイスラム国の幹部から指示を受けていたとされています。

マレーシアでは現在まで他国のような目立った大規模テロは起きておらず、イスラム教国でありながら一見平和な様子が見られます。ですが、マレーシア公安がこれまでに何百人もの容疑者を逮捕していることを考えると、数多くのテロ事件が未遂で終わっている可能性も十分あり得るのではないでしょうか。

マレーシアは安全な国だと思い込まずに、常にマレーシア国内の情勢を確認しながら滞在を決定されることをおすすめします。

【 2018.11.04 】マレーシアの最新危険情報。『渡航中止勧告』あり

在マレーシア大使館の公式ホームページには随時最新の安全対策情報が掲載されています。また、過去の犯罪やテロの事例なども載せられていますので、合わせてご確認下さい。

在マレーシア大使館公式ホームページ