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近年世界各地でプラスチック製品の使用を規制する動きが出ていますが、ここマレーシアも例外ではありません。
すでに2019年1月1日より、政府連邦区域内(クアラルンプール、プトラジャヤ、ラブアン)にてプラスチック製ストローの使用が禁止されています。
その他の地域ではまだまだ普通に使用されていますが、マレーシア政府は2030年までに使い捨てプラスチック製品の使用を全面的に禁止する方向で動いているようです。
もくじ
マレーシアの現状
マレーシアはプラスチック製品の使用・廃棄に関しては、世界ワーストに入るほど。
外食時には冷たい飲み物には必ずストローが付きますし、お持ち帰りの食事や飲み物にもプラスチック製の入れ物を使用。熱々の食品でも熱い飲み物でもプラ製の容器に入れてしまいます。
お持ち帰りのフォークやスプーンももちろん使い捨てプラスチック製。お店で食べる場合でも、食器類はほぼプラスチック製品。
また、家でもプラスチック製のコップ、プラスチック製のお皿、プラスチック製の茶碗と、これだけプラスチック製品を使っていれば健康への影響は必ずあると思います。
そんなプラ製大国マレーシアですが、数年前からレジ袋を廃止したり、曜日によってレジ袋を使わないスーパーなどが増えてきました。
そこへきて今回のストロー廃止に向けた動き。今後は紙製ストローなどへの切り替えで飲料価格の引き上げが予想され、消費者の負担増が懸念されています。
日本よりもはるかに外食文化が浸透しているマレーシア、暑いお国柄外出先で飲み物を買う機会の多いマレーシア、プラ製ストロー禁止の規制は国全体の経済にも多大な影響を与えそうです。
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