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海外に旅行したことのある方なら経験済みかもしれませんが、海外旅行で困ることの1つが便秘です。
自分の体調や、渡航先の国の事情によっても違いはありますが、旅行先での健康トラブルはできるだけ避けたいですよね。
今回は、マレーシア旅行で便秘になりやすい原因とは何か、便秘のまま旅を続けることで起きうる健康トラブル、そして旅先の便秘を避けるための対処法について解説したいと思います。
便秘の種類
まず、便秘は大きく分けて器質的便秘と機能的便秘の2つの種類があります。
器質的便秘とは腸の癒着、大腸がんなどの疾患のため腸の内腔が狭くなり、その結果として便の通過が悪くなって引き起こされる便秘です。
一方、機能性便秘には弛緩性便秘と痙攣性便秘が含まれています。
日本人の便秘でもっとも多いのが弛緩性便秘と言われていて、大腸のぜん動運動が低下することにより便が固くなって引き起こされます。
海外旅行で便秘になる場合の多くは機能性便秘。トイレに行きたいのを我慢することで引き起こされたり、運動不足で腸の緊張が低下して便が硬くなったりします。
また、機能性便秘はストレスや精神的緊張に起因することもあります。1つずつ詳しくみていきましょう。
マレーシア旅行で便秘になる原因とは?
まず一番に挙げられるのは、栄養のバランスが崩れていることです。旅行中はどうしても外食ばかりになり、日本にいる時のように栄養バランスに気を配りにくいものです。
マレーシアの外食では脂っこい食事が多かったり、麺類のような炭水化物に偏ってしまったり、羽を伸ばしすぎてついつい暴飲暴食、なんてこともあるのではないでしょうか。
こうした食事の変化で摂取カロリーが増え、食物繊維が不足して腸の消化活動に影響が出てしまうことが考えられます。
マレーシア旅行では特に水分不足になりがちです。日本ではどこで出される水でも安心して飲めますが、海外では口をゆすぐ水でさえ気を遣うことも。
そのような環境のため、ペットボトルの水を常に持ち歩いていないと水分補給がおろそかになりがちです。
また、マレーシアではレストランで水が無料で出てこない場所も多いため、わざわざ水にお金がかかることも要因になりえます。
さらに、マレーシアではトイレ事情が日本より悪いことが多く、出先でできるだけトイレに行く回数を減らそうと水を控えてしまう人もいます。
旅行中の便秘の大きな原因の1つとも言えるのが、環境の変化によるストレスや緊張です。
慣れない場所での観光、防犯上の心配、言語の問題、気候の違い、食事の違い、通貨の違い、ホテル滞在など1つ1つの環境の変化が実は体にストレスや緊張を与えている場合があります。
その結果、体の自律神経のリズムにまで影響を及ぼし、腸のぜん動運動が鈍くなって便秘へと繋がります。
旅行の時はついつい夜更かしをしてしまったり、あるいは早朝から観光に出かけるため早起きしたりして、いつもより睡眠不足になりがちです。
また、慣れないベッド、慣れない枕でなかなか寝付けないという方もおられるのではないでしょうか。ホテルによっては騒音で寝れなかったということも。
睡眠不足は副交感神経の働きを悪くし、結果として腸の働き・便の質に影響を及ぼすことになりかねません。
- 海外旅行中、現地で外食ばかりしていたら便秘になった
- 友人と同じ部屋で過ごすため、トイレに気を使って我慢していたら便秘になった
- 現地のトイレが汚くて、飲み物を控えていたら便秘になった
- 慣れない海外旅行で緊張状態が続いたため、数日便が出なかった
みなさんも聞き覚えのある事例ばかりではないでしょうか。多くの人にとって、身に覚えがある海外旅行あるあるですね。
便秘が引き起こす健康トラブルとは?
便秘を放っておくと、様々な健康トラブルへとつながることがあります。
一泊2日のような小旅行では問題にならないかも知れませんが、長期海外旅行の場合は長引く便秘が問題になることも。
便秘が原因の意外な症状には、においトラブル(体臭・口臭)、お肌の不調、むくみ、免疫力低下などがあります。
便秘になるということは、腸に残っている便の腐敗が進み、有害物質を発生させることになります。
その有害物質が血流に乗って全身に運ばれることで、上記のような様々な不快な症状が現れることに。
便秘が長引く前にしっかり対策をとって、快適な旅行を楽しみたいものです。
マレーシアで便秘を避ける方法とは?
それでは最後に、便秘を避ける方法についてです。自分自身が試して効果があったと感じる方法をお伝えしたいと思います。
とにかく、まずは水分補給です!マレーシアは年中暑い上、湿気も相当のもの。観光で外を歩いていると30分も経たないうちに汗だくになるほど。
日本の感覚で水分補給していると、追いついていないことが多いです。
また、夜寝ている間でも水分が失われて行くようですので、朝一には特にしっかり水分を取るようにしてくださいね。
それと、マレーシアでは水分補給として出先で紅茶やコーヒー、中国茶などカフェインが入っている飲み物を飲む機会が多いです。
こうした飲み物は逆効果になってしまうこともあるので、水の代わりにしないよう注意が必要です。
どうしても外食が多く食生活が乱れてしまいがちですので、そんな時はサプリメント、青汁などの栄養補助食品に頼る方法もアリかと思います。
特に青汁は食物繊維がたっぷりなので旅行日数分持参し、ホテルでペットボトルの水に溶かして飲むといいですよ。
『金の青汁』は旅行に携帯しやすい個包装で、しかもペットボトルに直接投入しやすい細長い形状がおすすめ。
幸いなことに、マレーシアはフルーツ天国。とにかくバラエティにとんだフルーツが日本よりも安い値段でたべれます。
しかも、食べやすいようにカットしたフルーツを売っている場所がたくさんあります。
一個丸ままだと食べにくいし、余らせてしまう心配がありますが、カットフルーツなら簡単に食べれて旅行者にもぴったり。
また、フルーツジュースを売っているお店も多いのがマレーシアの特徴。
りんごジュース、パイナップルジュース、マンゴージュース、グアバジュースなど、しぼりたてのフレッシュジュースが安くで飲めます。活用しない手はないですね。
ちなみに、便秘に効くフルーツを調べてみると、キウイ、パイナップル、バナナ、りんご、ドラゴンフルーツなどがいいみたいです。
どれもマレーシアで一般的なフルーツですので、ぜひマレーシア旅行の際には積極的に食べてくださいね。
慣れない旅行先でストレスや緊張を感じるタイプの方は、ホテルの湯船に浸かってリラックスするのがオススメです。
マレーシアのホテルでは、基本的にはシャワーだけのホテルが多いのですが、四つ星・五つ星ホテルになるとバスタブを備えているホテルがほとんどだと思います。
普段からゆっくりお風呂に浸かる習慣のある方、海外旅行は不慣れだという方、またいつもと違う環境だと緊張するという方には、バスタブ付きのホテルを選択されるのも1つの方法かと思います。
最後になりましたが、便秘が心配な方は念のために日本から薬を持参されることをお勧めします。
便秘薬、整腸剤など日本の薬が手元にあることで、安心して旅行を楽しんでいただけるかと思います。
海外旅行のお伴には第一三共の『パンラクミン錠』がおすすめ。主成分の有胞子性乳酸菌「ラクボン」が腸内環境を整え、便秘や軟便を改善してくれます。
ただし、便秘薬は薬によって時間の調整が難しいこともあり、観光中や乗り物での移動中に急に催す危険性があります。
人によって個人差はあると思いますが、どうぞ旅行のご予定に合ったお薬を選んでくださいね。