【 注意 】2018.8 現在マレーシア「ヘイズ」発生中です!

現在(2018/08/20)マレーシア全土でヘイズ発生中。

ちょうど一週間ほど前から、マレーシアでヘイズによる大気汚染が発生しています。旅行に来られる予定の方は注意してください。

ヘイズとは

ヘイズ (haze) とは、現代気象用語としては、乾いた微粒子の浮遊により視界が悪くなる煙霧を意味する英語だが、伝統的には微粒子により視界が悪くなる現象全般をいう。分野により、以下のような用法がある。

  • 航空気象では、写真やビデオなどの航空撮影で、5km以下の視程では「ヘイズで今日はダメだ」などと使われる。
  • 惑星科学では、他の天体の高層大気にある煙霧状のものを、詳細な特性を問題にせずヘイズと呼ぶ。

出典:ウィキペディア

一般的にヘイズというと東南アジアで起きる煙害を指して用いられることが多く、マレーシア、シンガポール、インドネシアでは特に深刻な煙害が問題になっています。

マレーシアのヘイズ

先日車で走っているときに突如ヘイズのような煙が見えてきました。車内から撮っているのでちょっと画像が良くないですが。。。

マレーシアのヘイズ

ヘイズに突入。きっと、これはマレーシアの土地からの煙ではないでしょうか。よくわからないですが、煙がすごく濃くて、とてもインドネシアから来た煙とは思えません。

原因

マレーシアのヘイズの原因はずばり、野焼きです。野焼きというとインドネシアが真っ先に思い浮かびます。ですが、実はマレーシアでも企業ぐるみの違法な野焼きが横行していて、毎年深刻な被害をもたらしています。

マレー半島側はインドネシアのスマトラ島と近いこともあり、そちらから野焼きの煙がやってきます。ですが、ボルネオ島のマレーシア領は、インドネシアからの煙害に加えて地元の土地でも野焼きしていて、時に半島側マレーシアよりも被害が拡大します。

実はマレーシアでは違法な野焼きには罰金が科せられるのですが、機能していない模様です。というのも、土地を耕したり肥料をやる費用と比べて、罰金を払う方が安く済むらしい。というわけで、いくら罰則を作って見張ったとしても、野焼きはなくならないと聞いたことがあります。本当かはわかりませんが。

発生時期

発生時期は最近は何月とはっきり言うことが難しくなっています。これにはマレーシアの気候の変化が関係しています。以前ならマレーシアの雨季と乾季は非常にはっきりとしていました。ですが、最近は地元の方でも気候が読めない、と言われます。

例えば、以前ならヘイズは毎年 6 月頃に多発していましたが、今年は 8 月。2 ヶ月もずれています。

また、雨がない時期を狙って、突然野焼きが始まることもあり、最近は予測が難しくなっています。焼く側も気候が読めないため、「最近は雨が降らない日が続いてるな、空気が乾燥してきているな」と感じたら焼き始めている感じでしょうか。

どちらにしても、世界的な気候の変化がマレーシアのヘイズにも影響を及ぼしていることは間違いなさそうです。

ヘイズの最新情報

というわけで、ヘイズの予測が難しくなってきた昨今ですが、マレーシア政府が公式に発表している「大気汚染指数」で発生状況を確認することができます。

現在の大気汚染指数→ Air Pollutant Index

こんな感じでマレーシア全体の大気汚染指数が出てきます。

マレーシアの大気汚染指数

こうしてみると、半島側のマレーシアから、ボルネオ島側まで、マレーシア全土がヘイズに覆われている様子がよくわかります。

汚染の度合いは、0-300 で表されています。

0-50 良好/ほぼ無害
51-100 軽度/敏感な人には有害
101-200 中度/有害
201-300 非常に有害
300- 危険

ちなみに、今の状況は51-100の間で収まっていますので、許容範囲でしょうか。

昨日の朝はもっとひどかった ( 数値が 100 以上 ) のですが、今日は雨が少し降ったせいか少しマシになっています。

さいごに

というわけで、今週来週あたりにマレーシア旅行をご予定の方は、大気汚染に十分注意してください。

日によって変動があるものの、ここ数週間はひどいヘイズが続くものと思われます。野外でのアクティビティーは健康に良くありませんので、屋内施設で楽しめるような観光プランへの変更も必要かもしれません。

あと、ヘイズの時期はマスクが売り切れになることもありますので、必ず日本からもってくるようにしてくださいね。

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