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マレーシアへのアクセスについてまとめています。
日本からマレーシアへは直行便で約7時間。その他にも乗り継ぎ便、近隣国からの鉄道・バスなど公共機関を使った移動方法もあります。
日本からのアクセス1:直行便
- 成田-クアラルンプール:週12便
- 成田-コタキナバル:週2便
- 関空-クアラルンプール:週7便
- 成田-クアラルンプール:週7便
- 羽田―クアラルンプール:週7便
- 成田―クアラルンプール:週7便
- 羽田-クアラルンプール:週7便
- 関空-クアラルンプール:週13便
- 札幌-クアラルンプール:週4便
- 福岡-クアラルンプール:(2019年3月1日(金)より運航を開始)
日本からのアクセス2:乗り継ぎ便
出発地:東京/名古屋/大阪/福岡 | 乗継地:香港 | 就航都市:クアラルンプール、ペナン、コタキナバル |
出発地:東京/名古屋/大阪/福岡 | 乗継地:シンガポール | 就航都市:クアラルンプール、ペナン、コタキナバル、ランカウイ、クチン、イポー |
出発地:東京/名古屋/大阪/札幌/福岡 | 乗継地:バンコク | 就航都市:クアラルンプール、ペナン |
出発地:東京/名古屋/大阪/福岡 | 乗継地:ホーチミン、ハノイ | 就航都市:クアラルンプール |
出発地:東京/名古屋/大阪/広島/福岡/沖縄 | 乗継地:台北 | 就航都市:クアラルンプール、ペナン |
出発地:東京/名古屋/大阪/福岡他 | 乗継地:ソウル | 就航都市:クアラルンプール |
出発地:東京/名古屋/大阪/札幌他 | 乗継地:北京、上海 | 就航都市:クアラルンプール、コタキナバル |
出発地:静岡 | 乗継地:ソウル | 就航都市:コタキナバル |
出発地:東京/大阪 | 乗継地:中国・広州 | 就航都市:クアラルンプール、ランカウイ |
近隣国からのアクセス
シンガポールからマレーシアへは様々なアクセス方法があるのですが、ここではシンガポールから陸路でマレーシアへの入国を目指す場合の方法をお伝えしたいと思います。
長距離高速バス
シンガポールのブギスの北、ビーチロードにある「ゴールデン・マイル・コンプレックス」という場所から出発します。
様々なバス会社がマレーシアに向けた高速バスを運営していますので、好みのバスを選ぶことができます。
イミグレーションで出国・入国手続きの際は、バスから降りて徒歩で向かいます。手続き終了後はまたバスに戻ってマレーシアの目的地まで旅を続けます。
国境周辺では渋滞がひどいので、クアラルンプールへは最低でも5時間ほどは見ておいてください。
普通バス
一番安いのが、普通のバスを利用した国境越えです。
普通バスを利用する場合は、クアラルンプールまで直接行くことはできません。シンガポール→マレーシアジョホールバルを目指して移動します。
その後ジョホールバルからクアラルンプールまでは乗り換える必要があります。ちょっと面倒ですが、とにかく安いのがメリット。
シンガポールチャンギ空港に到着したら、まずはブギスのバスターミナルへ向かいます。シンガポール側のバス乗り場はブギスのクイーンズストリート沿いにあります。
MRT(電車)で向かわれる場合は、ブギス駅で降り、出口から徒歩で5分ほどの場所にあります。
バスは黄色い車体の「Causeway Link」と赤い車体の「星柔快車」から選びます。バスチケットは国境間でも使用するので無くさないようにしてください。
混んでいなければ1時間半ほどでブギスからジョホールバルまで移動することができます。
タクシー
マレーシアへの国境越えのタクシーは一般タクシーとは異なり、「国際タクシー」と呼ばれています。先ほどバスでもぼ説明したブギス駅近くのバスステーションの隣にあります。
このタクシースタンドでは、シンガポール国籍のタクシーとマレーシア国籍のタクシー療法が乗り入れています。
24時間営業していますので、深夜や早朝到着予定の方には便利でオススメです。利用料金は相乗りかチャーターかによって異なります。
相乗りは安くなる代わり四人集まるまで待たされることも。チャーターは便利ですが四人分の料金を支払うことに。
タクシーはイミグレーションでも車から降りずに国境を通過できますので、一番楽な方法と言えます。
基本的にはジョホールバルの国際タクシースタンドまでですが、タクシーによっては(マレーシア国籍)交渉次第でマラッカやクアラルンプールまで行ってくれるかも?
ブルネイはボルネオ島にある小さな国。領土の両端をマレーシアに接しているため、ブルネイからサバ州のコタキナバル、反対側はサラワク州のミリへと陸路で入ることができます。
今回は、ブルネイからミリ側への入国のアクセスをご紹介したいと思います。
ブルネイからサラワク側への陸路での移動は長距離バスが便利です。
ブルネイの首都からマレーシアの国境の町ミリまでは車なら約2時間ほどですが、バスなら休憩を挟むので、もう少しかかるかな?Googleマップの計算によると、距離は134キロだそうです。
ミリ行きのバスはブルネイの中心地バンダースリベガワンのブルネイ川沿いにあります。「Sipitang Express Bus Station」という名称のバスステーションです。
すぐ近くにはブルネイ都市部のバス乗り場もあって、ブルネイの他の地域からのアクセスが便利なようになっています。
バスステーションですので、建物などはなく、川沿いの道端にバスは止まります。大きな建物などを想像すると見つけにくいと思いますので、地図を参考に川沿いを探してくださいね。
バス料金は、この場所からミリまでブルネイドルで20ドルです。朝の7時と13時の2便が出ています。
途中で一回30分ほど休憩時間があります。この間にトイレやちょっとした買い物などをすませることができます。
国境のイミグレーションでは、バスから降りて高速道路の料金所のような雰囲気のカウンターへと向かいます。他の乗客についていけば大丈夫かと思います。
マレーシアとタイの国境の町はタイ側がスガイ・コーロク(Sungai Kolok)、マレーシア側がランタウ・パンジャン(Rantau Panjang)と言います。
スガイコーロクバスターミナルからマレーシア側のバス停までの区間は車で約10分ほど。歩いても45分ほどです。
この最寄りのバス&タクシーステーションから州都コタバルまではバスで約1時間ほどとなっています。
ただし、バンコクあたりから直接陸路でマレーシアに向かうとなると、バスなら17時間、列車でも20時間ほどかかってしまいます。
よっぽどバスや列車での旅が好きな方でなければ、バンコクからクアラルンプールへは飛行機でのアクセスをお勧めします。
船
実はタイーマレーシアの国境は船でも超えることができます。タイ側のトゥンマラン船着場からマレーシアのランカウイ島まで、1日2〜3便フェリーが出ています。
上の地図の海沿いのサトゥン(Satun)という町からランカウイ等へのフェリーが出ています。
ただし街中から出入国管理局があるタマラン・フェリー乗り場が10キロほど離れているので、乗り物(トゥクトゥクやソンテウ)などを利用しての移動になります。
インドネシアからマレーシアへの陸路のアクセスは、ボルネオ島の話になります。ボルネオ島はマレーシアとインドネシが領土を分かち合っていて、ざっくりいうと上半分がマレーシア領、下半分がインドネシア領になります。
インドネシアとマレーシアが接しているポイントはサラワク州のクチン市、スリアンのテベドゥ(Tebedu)という町です。
インドネシア側のエンティコンにあるイミグレーションを経由して、目指す先は西カリマンタン州の州都であるポンティアナック。
こちらは陸路での移動になります。数社が国境を行き来するバスを運行しており、クチンからポンティアナック間はバスで8時間〜9時間ほどかかります。
日本各地からクアラルンプール国際空港への所要時間
日本の各空港からクアラルンプールへの飛行時間の目安をまとめました。
出発空港 | 到着空港 | 飛行時間の目安 |
---|---|---|
成田(成田国際空港) | クアラルンプール国際空港 | 約7時間30分 |
羽田(東京国際空港) | クアラルンプール国際空港 | 約7時間40分 |
大阪(関西国際空港) | クアラルンプール国際空港 | 約6時間60分 |
福岡(福岡国際空港) | クアラルンプール国際空港 | 約6時間0分 |
札幌(新千歳国際空港) | クアラルンプール国際空港 | 約8時間40分 |
ちなみに、上記表は日本発の往路の飛行時間となります。帰路は往路より若干飛行時間が短くなります。
例えば、成田ークアラルンプール間の往路は約7時間30分ですが、帰路は成田まで約6時間30分となっています。
さいごに
マレーシアへのアクセス情報をまとめてきましたが、直行便の他にも乗り継ぎ便、近隣国からの陸路でのアクセスなど様々なアクセス方法を知っていただけたのではないでしょうか。
日本からのアクセスの場合は、もちろん直行便が一番楽な方法です。ですが、時期によっては直航便は費用がかさむことも。
そんな時は、マレーシアに乗り継ぎ便を運行している航空会社のホームページもぜひチェックして見てください。時には往復で3万円代から販売していることもあります。