マレーシアの国立病院の現状とは

マレーシアのペナンにある国立病院

マレーシアの国立病院はGHと呼ばれます。ガバメントホスピタルの頭文字でGH。

マレーシア国民は国立病院で診察を受けた時の支払いがなんと1RM ( 約 26 円 )。すごいシステムですよね。たったの数十円で病院にかかれるなんて。

友人が急病で運ばれたとき、何度かGHを訪ねる機会がありました。感想は…「自分だったら絶対入院したくない!」です。

マレーシアの診療事情

救急で夜間診療のドアから入ったのですが、そこには何十人もの人が待合室ですしずめ状態。

かなり体調の悪そうな人も、なんと座って順番を待っておられました。さすがに救急車で運ばれてきたような方はそのまま裏の扉から処置室へと運び込まれていましたが。

救急で入った友人も診察を待つこと、なんと5時間!これでは家で風邪薬飲んで休んでたほうがよかったのでは…。

やっと順番が来たと思ったら、まずは病状の重症度の見極めをする第一診療室へ呼ばれます。いわゆる緊急現場でのトリアージが病院内でなされている様子です。

ここで深刻と判断された場合は別室へと移動してさらなる検査や治療を受けることに。逆にただの風邪と判断されたような場合は解熱鎮痛剤を処方されて終わりです。

何時間も待って解熱鎮痛剤って…。せめて点滴くらいしてくれ〜って感じです。

病室で見た現実とは…

その後診察を受けて入院することになったのですが、病室に移動してびっくり。

6人部屋に8台ベッドが詰め込まれていて、通路部分にも2台ベッドが置かれていたのでした。

そしてさらに驚いたのは、病室にエアコンがない!熱帯のマレーシアなのに、窓を開けて扇風機だけで対応でした。

また、信じられないことに隣でアラームがキンコンキンコンずっとなってるのに誰もこない……これは戦地の病院ですか?!

入院しても全然よくなる気がしませんでした。私だったら逆に悪化するかも。。。

ちなみに、聞いた話では出産だと当日に帰る人もいるらしいですよ。

私立病院はどう?

マレーシアの私立病院は高いわりに国立病院ほど設備が整っていないことも
by Lhlee79

マレーシアには国立病院以外にも私立病院やクリニックがたくさんありますが、やはり私立病院よりも国立の方が設備が整ってると言われています。

そのため、お金があるなしに関わらず、どうしても国立病院にお世話になることが多いんでしょうね。

とはいえ、私たちのような外国人は国立病院でも外国人料金をとられます。私立病院やクリニックと変わらないことも。そのため、軽い怪我や風邪程度でしたら迷わず私立病院を選びます。

なにはともあれ、日本での医療や入院機関がいかに素晴らしいか改めて再確認させられる機会でした。

マレーシアでの事故や怪我にはくれぐれも気をつけましょう。

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