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マレー語の時間表現「 何時何分 」ってどう言うの?

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今回は、マレー語での時間の言い方、様々な時間表現の仕方についてです。これを知っておけば、いざというときに焦らずに済みます。

時間にかかわる表現

時・分・秒

〜時 = Pukul ( プクル )

〜分 = Minit ( ミニッ )

〜秒 = Saat ( サアッ )

〜時半 = Pukul〜Setengah ( ステンガ )

例)

8 時 15 分 30 秒 = Pukul 8.15, 30 saat ( プクル ラパン リマブラス, ティガプロ サアッ )
9 時 20 分 = Pukul 9.20 ( プクル スンビラン ドゥアプロ )

10 秒 = 10 saat ( スプロ サアッ )

5 時半 = 5 setengah ( リマ ステンガ )

時刻を表す〜時は「 Jam ( ジャム ) 」を使うこともあります。

日の区分

朝 = Pagi ( パギ )

昼 = Tengah hari ( テンガハリ )

夜 = Malam ( マラム )

深夜 = Tengah malam ( テンガマラム )

午後 = Petang ( プタン )

正午 = Tengah hari ( テンガハリ )

例)

深夜 0 時 = Pukul 12 tengah malam

朝 6 時 = Pukul 6 pagi

午後 3 時 = Pukul 3 petang

時刻を尋ねる

今何時ですか?

Pukul berapa sekarang? ( プクル ブラパ スカラン )

答え方は、例えば現在11時半なら、「11.30 ( スブラス ステンガ ) 」のように、数字をそのまま言います。

現在 9 時 15 分なら、「 9.15 ( スンビラン リマブラス ) 」です。

もし時計を持っていないなど、時間が分からない場合は、「 Tidak tau ( ティダッ タウ ) = 知らない」、もしくは「 Tidak pasti ( ティダッ パスティ ) = はっきりわかりません」などと答えます。

時間の約束

日常生活の中で、相手と時間の約束をすることもよくありますね。

時間の約束がしたいときに使う基本のフレーズは、

「 Pukul berapa? 」です。

先ほどの、今の時間を尋ねる言い方と同じですね。

例文)

A: Besok boleh makan sama-sama? ( 明日食事しませんか?)

B: Boleh. Pukul berapa? ( いいですよ。何時ですか? )

A: Macam-mana pukul 12?  ( 12 時はどうですか? )

B: Boleh.  ( 大丈夫です。)

このように、食事に誘われたとき、デートに誘われたとき、家に誘われたときなど、時間を確認したいときには「 Pukul berapa? 」が使えます。

マレーシアの概要

午後の時間の言い方

日本語の場合、午後の時間をいうときに「 13時 」、「 20時 」のような表現をしますね。

口語表現ではお昼の 1 時とか夜の 8 時などということもありますが、文書やメールなどでは「 13時 」のような表現が多く用いられます。

では、マレー語では午後の時間をどういうのでしょうか?

マレー語の午前午後の時間の言い方は、英語の表現「 am・pm 」と似ています。

先ほど、『日の区分』でも書きましたが、マレー語では午前が「 Pagi 」、午後が「 Petang 」、そして夜が「 Malam 」ですね。

この日の区分の言い方を使って午後の時間を表現します。

15時

例えば、「 15時 」が言いたい時はどうでしょうか。

マレー語では、「 Pukul 3 petang 」と言います。訳すと「 午後の 3 時 」ですね。

マレーシアに長年住んでいて、「 Pukul 15 」という表現をする人はほとんど聞いたことがありません。

私の感覚では、午後 7 時台くらいまでは「 Petang (午後) 」を使うのではないかと思います。みなさん 8 時以降になると大体「 Malam (夜) 」と言っている気がします。

例文)

A: Boleh jumpa pada pukul 3 petang?  ( 午後の 3 時に会えますか? )

B: Pukul 3 petang saya ada janji. Macam-mana pukul 8 malam? ( 午後の 3 時は予定があります。夜の 8 時はどうですか? )

A: Boleh juga. Saya akan datang pukul 8 malam.  ( わかりました。夜の 8 時に行きます。 )

午前の場合でも、午後と同じように時間のあとに「 Pagi (朝) 」をつけるだけです。

朝の8時だと、「 Pukul 8 pagi 」のような感じですね。

現地の方でも、たまに午前か午後かを言い忘れて、夜の 8 時に約束したつもりが、相手は朝の 8 時にやってきた、なんて失敗があるようです。

時間の約束を確実にしたいなら、必ず午前か午後かを明確に伝えるように ( または相手に確認するように ) してくださいね。

マレーシアですぐに使える実用的なマレー語「これください」

時間の書き方

さいごに、手紙やメッセージなど文書中の時間の書き方についてお伝えしておきたいと思います。

基本的には、マレーシアでは時間を書く時には「 9 . 30 」のようにコンマを使います。

日本語では「 9 : 30 」の書き方がメジャーですね。私も最初は万国共通なのだと思い込んで「 9 : 30 」のように書いていましたが、マレーシアでは「 9 . 30 」の書き方の方が一般的です。

これは慣れるまでにしばらく時間がかかると思いますが、慣れてしまえば問題ないと思います。

また、「午前・午後」の書き方は、「 9 . 30 pagi 」、「 9 . 30 petang 」で通じます。ただし、私的なメッセージ内では略して「 9 . 30 pg 」「 9 . 30 ptg 」「 9 . 30 mlm 」と書くことが多いですね。

ぜひ、マレー語での時間の書き方をマスターして、メッセージなどで使ってみてくださいね。

さいごに

以上、マレー語での様々な時間表現について解説しましたが、いかがでしたか?

どちらかといえば、日本語よりは英語の表現に似ていると感じられたでしょうか。

慣れないうちは、戸惑うことも多いかもしれませんが、マレー語での時間表現を覚えて時間を正確に伝えることができればマレーシアでの生活が少し楽になると思います。

予約を取る時、会社の人と時間の約束をする時、など機会があればぜひマレー語で試してみてくださいね。

※当ブログで扱っているマレー語は、本来マレー人が使っている国語としてのマレー語とは異なる場合があります。異なる民族間で使う簡単なコミュニケーションを目的とする、いわゆる「バハサ・パサー」に近いマレー語表現を目指しています。観光目的でこられる方、ちょっとしたマレー語を学んで現地の友人に喜んで欲しい方、銀行や買い物、レストランで簡単なマレー語を話せると助かる!という方に役立てていただけると幸いです。