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サラワク州のシブは、ボルネオ島北西部に位置し、マレーシア最長の川スンガイ・ラジャンを有する都市です。福建省の福州出身の華僑が多いことでも有名です。2010年の時点で人口は16万人に達しています。
また、シブはサラワク州随一の規模を誇るナイトマーケット、伝統的なロングハウスに住むイバン族との交流、中国式の七層観音塔など他の大都市とは異なる独特の文化を誇ります。
もくじ
シブへの行き方
シブは地図中の赤いピンの場所です。ボルネオ島自体が大きな島ですので、当然マレー半島側との陸路はありません。シブへ行く方法は飛行機の一択です。
日本からシブへは、直行便はありません。マレーシアの首都クアラルンプールやコタ・キナバルなど日本から直行便が出ている空港から飛行機を乗り継いで、シブの空港に向かうことになります。クアラルンプールからシブへは国内線で約2時間です。
もしくは、かなり強硬手段ではありますが、お隣のブルネイに飛んで、ブルネイから陸路で向かうことも可能です。ブルネイからシブへの移動手段はこちらからご確認ください。
シブ観光のおすすめスポット
ナイトマーケット
シブのナイトマーケットは絶対に訪れるべき、シブの一番のおすすめスポットです。マーケットは夕方から始まり、食べ物を売る屋台や雑貨系を売る屋台が何十軒も立ち並びます。ムスリム系のお店も中華系のお店も同じマーケット内で商売しているのが独特?
ちなみに、露店では缶ジュースや豆乳などの飲み物に加えて、ビールも安い値段で売られています。通常お酒が高いマレーシアですが、このナイトマーケットでは激安のビールを楽しむことができます。
個人的には、中華系屋台の点心系、ちまき、ローストポーク、中華まんなどがおすすめ。値段も1〜2リンギット(約 69 円)など安いものが多いので、ブラブラ観光しながらつまむのに最適。
シブセントラルマーケット
シブセントラルマーケットは、シブナイトマーケットからほど近い場所にある大きな市場。シブ周辺の地域で取れた野菜やローカルフルーツ、生きた鶏や地元風の調味料?と思われる商品が所狭しと並べられています。
シブのローカルの方たちがほとんどで、いわゆるシブの台所のようなマーケット。観光客はたまにウェスタンの方を見かけるぐらいで、観光客相手に値段を吊り上げてくるというような様子もありません。シブセントラルマーケットは、ディープなマレーシアを体験するのにぴったりです。
七層観音塔 (Tua Pek Kong Temple)
シブのランドマークとも言える、有名な建造物「Tokong Tua Pek Kong Temple」。高さが20メートルくらいの塔が目印。この寺院の歴史は1870年にさかのぼり、元は小さな木造寺院だったのが、1897年に中国寺院に改装され、さらに1987年にはサラワク州政府により寺院の一部が取り壊されて七層観音塔が建てられました。
観音塔の内部では、西遊記を題材にした壁画も見ることができます。また、七層観音塔からは、マレーシア一長い川であるラジャン川、川沿いに発展した村々へと向かう船着場、シブの街並み、中央市場などを見渡すことができます。
Mitsu Shabu Shabu
シブの日本食気取りのレストラン。一見日本食のパクリなのかな?というメニューもあるのですが、このお店の隠れナンバーワンメニューが「Special Prown noodle」。少し高めなのですが、かなり量が多くて二人で分けることも可能。
このエビ麺がたまらなく美味しいんです。スープにエビの出汁がしっかりと出ていて味が濃厚で、ペロッと飲み干してしまうほど。日本では食べたことのないような、ガツンと衝撃的なエビ麺、絶対に食べないと損ですよ。
シブ文化遺産センター
「Sibu Heritage Centre」はシブの歴史や民族の文化などが学べる博物館です。シブの川沿いに住む原住民イバン族の文化や生活の様子を知ることもできます。