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マレーシアのインド料理屋さんにいけば必ずメニューにある料理、それがロティチャナイです。
初めて口にする方がみんな絶賛するインド料理。中にはハマってしばらくロティチャナイばかりオーダーしていたという人もいるほどです。
ちなみに、マレーシアではロティチャナイと言いますが、お隣シンガポールではロティプラタと呼ばれていて、どちらの名前も覚えておくと便利です。
では今回はそんな、みんな大好きロティチャナイについて詳しく情報をお伝えしたいと思います。
ロティチャナイとは?
ロティチャナイは、マレーシアのインド系フードのの代表格。元はといえば南インドからマレーシアに持ち込まれた料理です。
上の写真のように薄くのばしたパン生地を何層にも重ねて焼き上げます。生地自体が甘く、カレーにつ けて食べることで味が引き締まります。
美味しくてペロッと食べれてしまうので、二枚三枚とたくさん食べがちですが、実はロティチャナイは油分・糖分たっぷり。高カロリーのため、食べ過ぎにはご注意ください。
どこの店でも数種類のロティが用意されています。バナナ、玉子、マーガリン、チーズなどパンの中に焼きこむ具材を選んでオーダー。
ちなみに、もしシンプルな具材なしをオーダーするときは、ロティ・コソンと注文してください。
地域やお店によっても違いますが、だいたい1枚1RM〜1.5RM ( 約 52 円 ) ほどで食べれます。
ちょっと小腹が空いた時のおやつに、ロティチャナイと「テ・タレ」の組み合わせが最高です!
その調理法のパフォーマンスは必見
おいしいと感じさせるのは味だけではありません。調理法のパフォーマンスを見るとおいしさ倍増。ロティチャナイは、丸くこねた小麦粉の生地を超薄~くのばして作られます。
伸ばし方は、まず生地を調理台にたたきつけるようにして軽く広げます。このあとが職人 芸の見せどころ。
上の動画にあるように、デリケートで破れやすい生地をまわしながら台にたたきつけつづけ、生地が透けるほどにまで薄く伸ばしていきます。
皿にのるほ どの大きさに折り、バターをひいた鉄板で焼き上げると、外はカリカリ、中はモチモチのロティチャナイが完成です!
多くの店では店頭で実演販売?されていますが、お店によってはドアの向こうの調理場でお客さんからは見えないようにしていることも。
もし職人技が見たい方は、店頭に調理台を置いているお店を選んでくださいね。
ロティチャナイの種類と選べる具材
具材なしのプレーンなロティチャナイ。まずは本来の味を楽しんでください。
折りたたまれた生地の中に、スライスしたバナナを挟み込みます。食事というよりおやつに最適です。
鉄板で温められたバナナは生で食べるより甘く感じ、バナナが嫌いな方でもぜひトライしてみていただきたいです。
テロー ( Telur ) はマレー語で「卵」という意味です。生地を薄く伸ばしたところに卵を割って、生地の上に薄く伸ばして焼きます。卵の柔らかい食感が最高。
グラ ( Gula ) はマレー語で「砂糖」という意味です。薄く伸ばした生地にグラニュー糖をまぶして焼きます。甘い味が好きな子どもたちに大人気のメニューです。
こちらはミロの粉をまぶしたロティです。ミロはマレーシアでは「マイロ」と発音するので注文の際にはご注意ください。
普通のロティよりさらに薄く、ティッシュのようであることから名前がつきました。これは折りたたまれたりせず、円錐形に大きくそびえ立つ形で登場します。
表面にはマーガリンとグラニュー糖がかけられていて、とても薄くカリッとしていて割れやすいです。ピリピリっと破るようにして食べます。
ロティチャナイには、必ずカレーが付いてきます。鳥ベースのカレー(アヤムカリー)、魚ベースのカレー(イカンカリー)、ダルカリーなど。
大抵お店の方にどのカレーがいいか聞かれますので、お好みで選んで、ロティを浸して食べてください。
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ロティ・チャナイにぴったりな紅茶「テタレ」とは
コンデンスミルクがたっぷり入った甘~い紅茶。ロティチャナイを食べるときに欠かせない飲み物です。これが辛い料理によく合うんですよ〜。
お店にもよりますが、ロティチャナイ 2,3 枚にテタレのセットを頼んでもそれこそ5RM ( 約 174 円 )以内で済んじゃいます。
日本のコンビニでパンとコーヒーを買うよりも安くつきますね。マレーシアに住んでてよかった〜と思う瞬間です!
マレーシアのテタレは、テ(紅茶)、タレ(引く)という現地語。淹れる際に2つのコップで何度か移し替える動作が、紅茶を引いているように見えるのが由来だそう。空気に触れされることでまろやかな舌触りと温度に。この泡が、おいしさの証拠ですね♪ pic.twitter.com/hVm1osXsvP
— AirAsia(公式) (@airasia_jpn) 2016年9月28日
“空気に触れされることでまろやかな舌触りと温度に”
#マレーシア のドリンクといえば、テタレ(teh tarik)
— マレーシア情報 (@eeevo_malaysia) 2019年4月4日
2つの容器を使ってお茶とコンデンスミルクを混ぜる様子が引っ張る(Tarik)ように見えることからこの名前になったらしい。
実演しているお兄さんが楽しそうで、こちらまで幸せな気分に♪
テタレのパフォーマンス技を競う大会もあるそうです。 pic.twitter.com/3sI96P7IMp
“実演しているお兄さんが楽しそうで、こちらまで幸せな気分に♪”
クアラルンプールで、ロティとテタレの朝食。「テタレ」はコンデンスミルクの沈殿した紅茶。少しずつかきまぜながら、好みの甘さにして飲みます。#コク深め#Malaysia#マレーシア pic.twitter.com/XhMJzmLFyn
— china blue (@asiaoverlook) 2016年5月14日
“テタレはコンデンスミルクの沈殿した紅茶。少しずつかきまぜながら、好みの甘さにして飲みます”
みんながよく朝ごはんに食べるテタレ+ロティチャナイのベストコンビです。お店で焼いてくれるパンとパフォーマンス付き?紅茶で100円以下なんて安すぎる。
皆さんもマレーシアに来られた際は、ぜひお試しください。
日本でもマレーシアの味が楽しみたい方におすすめ、カーツのロティプラタ。プラタとチャナイは同じ代物です。
実際に買って料理してみましたが、袋から出して冷凍のまま油も引かずフライパンに入れて、フライ返しでフライパンに押しつけるように両面ジュージュー焼いたらできあがりの簡単さ。
六枚入りだけどコンパクトなので冷凍庫でも邪魔になりません。