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マレーシアでの料理が大変な理由とは?
マレーシアで料理すると、基本的に日本で料理するときよりも時間がかかります。魚やお肉が日本のスーパーのように便利に加工処理されていないことが一つです。
また馴染みのない食材が多いこと、スーパーに行くのが不便なこともあげられます。
マレーシアに来て衝撃的だったのは、豚や牛の薄切り肉がなかったこと(今は売っているスーパーもあります)、鳥のもも肉が骨つきだったこと、手羽先と手羽元がくっついて売られていることなどです。
料理の前にまず手羽先と手羽元を分解する作業から…。これってささいなことに思えますが、実はこうした小さな手間が結構時間取るんです。
写真は手羽先と手羽元を分解しないでそのまま料理したものです。面倒だな〜と思ってそのまま料理しちゃうと、食べるときに顔も手もべちゃべちゃに。
鶏肉に限ったことではありません。豚肉や羊肉も骨つきで売られていることが多く、まずは下処理に時間がかかります。
日本のスーパーで甘やかされて育っている私には、マレーシアでの食材の処理&料理はいちいち本当に大変でした。
今やマレーシアもだいぶ発展してきて、買い物もしやすくなってきましたが、やはり便利な日本にはかないません。
マレーシアでの料理の負担を減らす工夫
そこで、どこで時間を短縮するか考えた挙句、料理のステップをできるだけ少なくするというところに落ち着きました。
例えば、鍋(フライパン)一つで作れる料理のレパートリーを増やすとか、圧力鍋を使うとか、電子レンジを活用するなど。
マレーシア人の方は、スロークッカーと呼ばれる調理器具をすごくおすすめしてきます。新しい道具に挑戦したい方は、ぜひスロークッカーを試してみてはいかがでしょうか。
調味料をうまく使いこなすことも時短料理のコツの1つかと思いますが、中でも今はまっているのはスイートチリソース、オイスターソース、そして韓国のダシダという調味料です。←すべて化学調味料やん!とはつっ込まないでください。
日本のだしの素も使うんですが、最近気づいたのは韓国のダシダの方がマレーシアの食材によく合う。使いやすい。
上に挙げたスイートチリソース、オイスターソース、ダシダの三つがあるだけで、ぐっと料理のレパートリーが増え、そして時短になります。
ちなみに、写真は我が家が愛用しているインドネシア産 (ABC) のチリソースです。これまで色々チリソース試して来ましたが、これが一番美味しい!
現地の人はチリソースとオイスターソース、味の素(笑) などの調味料を上手に使ってパパッと料理されますね。
マレーシアは日本のように忙しいときに使える冷食、中食、レトルト食品などがあまり発達していません。そのため、きっとこうした調味料に頼って素早く料理するすべが生まれているんですね。