マレーシアのたまご事情。生卵は?半熟は?洗った方がいい?

マレーシアに在住の方なら一度は「マレーシアの玉子ってどうなの?安全?生で食べて大丈夫?」と考えられたことがあるのではないでしょうか。

また、マレーシアのレストラン等で食事をするときにメニューによっては半熟目玉焼きが付いてくることもありますよね。「これって残すべき?食べても当たらない?」と迷った末、食べない選択をされる方も。

今回は、そんなマレーシアで悩ましい「マレーシアのたまご事情」のについて様々な方面からの情報を書いてみたいと思います。

マレーシアで玉子を選ぶ際、また生卵や半熟卵を食べるかどうか決定されるときの参考にしていただければ幸いです。

ただし、そもそも人によって差はあると思いますし、その日の体調や季節など様々な要因で大丈夫かそうでないか変わることもあると思います。

このブログ内での情報はあくまで“参考情報”程度に捉えていただければと思います。

マレーシアの玉子の安全性

まずは何と言ってもマレーシアの玉子自体がそもそも安全面でどうなのか、気になるところではないでしょうか。

購入を決めるときには、なにかはっきりした判断基準が分かれば助かりますよね。まずは一つの基準となりうる玉子の値段についてご紹介したいと思います。

値段の高い玉子は安心?

マレーシアの玉子は種類がたくさんあり、お値段もピンからキリまで。

高い玉子では、6個しか入ってなくて10リンギット(約 252 円)もするような玉子もあり、サルモネラ菌がゼロと謳われている高級玉子です。

一方、一番安い庶民的な玉子であれば、ワントレイ30個入りで10リンギット代(約 252 円)で売っていることもあります。

となると、安い玉子は安全性に不安があり、高い玉子だと安心!ということなのでしょうか?

実はそうとも言い切れないのがマレーシアなんです。もちろん高級玉子にもなるとしっかり冷蔵庫に入れて管理しているようなところもあり、ある程度安心かとは思います。

でも、これもお店ごとに品質管理にばらつきがあるとみられ、いつもそのお店を利用している人に確認するとか、自分で買ってとりあえず試してみるとか、そういう地道な手段で確認していくしかないかと思います。

ブランド玉子なら安心?

次に、マレーシアで一般的なブランド玉子についても書いておきたいと思います。

個人的な話ですが、最初マレーシアに来た当初は安い玉子が信頼できず、いわゆるブランド玉子ばかり購入していました。しかもしっかり火を通して。

ここでいうブランド玉子とは、オメガ3入り玉子、オーガニック玉子、田舎育ち玉子、低コレステロール玉子など。

お店や種類にもよりますが、だいたい10個入りで5〜7リンギット位(約 176 円)でしょうか。

こういうブランド玉子を選ぶと比較的安全だろうと信じて買っていました。そして玉子の品質もそこそこ良かった気がします。(あくまでイオンで購入した場合)

ですが、お値段が高いんですよね。日本の三分の一とも言われるマレーシアの物価状況で、日本より高い値段の玉子を買う。。。

長く滞在するほどブランド玉子の値段の高さに嫌気がさして来ました。そんなタイミングで日本人の友人が、ローカルが買っている一番安い1トレイ30個入りの玉子を購入しているのを知ったのです。

一番安いローカルが購入している玉子は危険?

正直、最初は驚きました。「え?そんな安い玉子大丈夫なの?確かに安くてたくさん入ってて魅力的だけど、ちょっと不安だなあ。」

そんな風に感じながらも、友人がいとも普通にその玉子を使って料理する様子をみていると、だんだんと心配が薄れていくように。。。

しかも、友人はその安い玉子を使って当たったことも体を壊したことも一度もありません。(害がすぐに出ない場合もあるかもしれませんが。。。)

それに、1トレイ30個入りで10〜13リンギ(約 327 円)なら、遠慮なく使えますよね!

というわけで我が家も、一番安い玉子を使ってみることに。家の近くの店で探してみたところ、お店によって、または地域によって値段は数リンギットの違いはあるものの、やはり10〜13リンギット(約 327 円)くらいが相場でしょうか。

あとは、玉子の大きさによっても値段が違います。マレーシアではグレード制が一般的で、AA、A、B、Cなど数種類に分かれているお店もあります。

結果的に、この一番安い玉子で全然問題ありませんでした!危険だと感じたこともないです。日本の安い玉子の味と大差ないですね。今に至るまで結局一番安い玉子を食べ続けています。

安い玉子が売り切れていたり、いい玉子が安売りしてるような場合を別として、最近はめっきり値の張るブランド玉子を買う機会が減りました。

マレーシアで玉子を選ぶ上での注意点

というわけで、マレーシアの玉子には様々な種類があり、値段も高いものから安いものまでチョイスがいろいろとあることを書いてきました。

高いもので品質のいい玉子も多く存在しますし、安くても普通に食べられる玉子があることもおわかりいただけたと思います。

では結局のところ、マレーシアの玉子は全体的に安全で、値段や種類にかかわりなくどれを選んでもいい、ということでしょうか。

いいえ、決してそうではありません。マレーシアで玉子を選ぶ際にはかなり慎重になる必要があります。

一番大切なのは鮮度

こういってしまえば身も蓋もないですが、結局一番大切で、一番気をつけないといけない玉子選びのポイントは鮮度です。

つまり、いくら高い玉子でも、オーガニックでも、鮮度が悪ければ体に悪くなってしまうということです。

これは個人的に何度も経験済みです。以前購入した玉子は全体的に質が悪く、黄身はふっくらどころか割った瞬間につぶれてしまうような代物。

また、一番酷いパターンでは完全に腐っている玉子をつかまされたこともあります。割った瞬間に悪臭が台所中に充満して大変でした。

鮮度を見分ける方法?

日本では必ず賞味期限のシールが貼っていますが、こちらでは貼っていないものもあります。もしくは、貼っていたとしてもあまり信用していません。

つまり、マレーシアでは鮮度を見分けるには自分なりの法則を見つけるのが大切。でも、割らずにどうやって鮮度を見分けるのでしょうか?

日本では「光に透かしてみる」と透き通って見えるかそうでないかで鮮度を見分ける方法があるようですが、マレーシアの玉子はいわゆる赤玉子なので透かしてみるのが難しいです。

私がいつも使っている方法は、とにかく一番多く並んでいる玉子を選ぶこと。一番多い=仕入れて間もないことが多いんです。閉店前などすでに売れてしまっていて在庫自体が少なくなっている場合にはこの方法は使えませんが。

この方法でほぼ9割は新鮮な玉子を手に入れることができています。あとは、お店によって管理状況が悪いのか全体的に鮮度が悪いお店もあります。

これは経験値で学ぶか、もしくはそのお店を利用したことのある人に尋ねるのが有効な場合も。どうしても必要だからリスクを犯して購入する場合は、10個入りの小さなパックを購入することもあります。

または、お客さんが多くて回転のいいお店、一番よく売れる種類の玉子を選ぶのも一つの方法です。いくら高い玉子でも、やはり高い玉子は安い玉子と比べて売れにくく、長期保存されている危険性が高まると思います。

お店のお客さんの動きなどをチェックして、みんなが玉子売り場に足を運んでいるようなお店で買うのが安心かと思います。

玉子の調理法

生卵でも大丈夫?

個人的には生卵を食べたことはありません。どんな高い玉子を買った場合でも、生卵では食べません。

なぜなら、どんな環境で鶏が飼われているのか衛生状況が確認できませんし、いくら安全な玉子でも配送管理段階での安全性に疑問があるからです。

もしかすると食べても全然平気なのかもしれませんが、試したことはないですし、試す気にはなれません。。。

ちなみに、現地の方も生では決して食べられません。そういう文化がないのか危険だと思われるのか、とにかく生で食べることを怖がられます。

半熟なら大丈夫?

ラムチョップに付け合わせで出てくる目玉焼きは半熟が多い

意外かもしれませんが、マレーシア半熟の目玉焼きが出てくることが結構あります。日本でいうところの目玉焼きハンバーグのような感じでしょうか。付け合わせとして出てくることもあるし、玉子をトッピング的にオーダーできるお店も多い。

海外で半熟玉子が出てくると正直ドキッとしますよね。では、マレーシアでの半熟卵は安全面でどうなのでしょうか?

結論からいうと、半熟なら普通に食べてます。当たったこともありません。でも、お店の玉子の管理状態にもよるでしょうし、自分の体調次第では当たることがあるかも?

なので、あくまで一人一人がその場その場で判断するしかないと思います。ちなみに、マレーシアではお店で食べて当たったとしても、ほぼ泣き寝入りです。日本のようにお店の責任論的なものは通用しません。

なので、マレーシアでは自分の舌や感覚に頼って自己防衛するしかないと思います。おかしいと思ったら手をつけない。もしくは吐き出す。そんないざというときのリスクを考えながら半熟を食べるかどうするか決めてくださいね。

玉子は洗った方がいい?

では最後になりましたが、マレーシアのお店で買ってきた玉子は殻を洗った方がいいのか?という疑問に答えたいと思います。

実はこの玉子を洗うかどうかというのは現地の人の間でも意見が分かれるところで、中には現地の方でも殻が汚いから洗うという方もおられます。

個人的には、冷蔵庫に入れる前に洗ってしまっているのですが、専門家の意見によると玉子の殻を洗うと微生物が侵入しやすくなり、玉子が腐りやすくなるらしいのです。

なので、パッと見てそこまで汚くなければ洗わないこともあり、逆に結構汚れがついている場合は洗っちゃいます。洗った場合は保存性が落ちることを忘れず、早めに使い切ってしまわれることをお勧めします。

さいごに

マレーシアのレストランでは半熟の目玉焼きがトッピングされていることが多い

マレーシアのたまご事情について書いてきましたが、役立ちそうな情報はありましたか?

マレーシアのたまご事情は日本ほどよいわけではありませんが、かといって新鮮で質のよい玉子を選べば食べるのが怖くなるほど心配する必要もありません。

レストラン等で半熟卵が出てきても、食べてあたるようなことは基本的に少なく、ある程度普通に卵を使った料理など楽しむことができます。

ただし、お店の管理状況や長期保存されているような場合、または自分の体調によってお腹を下すことがないとは言い切れません。中には腐っているような古い玉子を数個混ぜて売りさばこうとするような悪質なお店があることも確か。

結局、最後は調理する前や食べるときに自分の目と舌で確かめるしかありません。マレーシアの玉子は大丈夫なんだと安心しすぎず、かといって過度に怖がる必要もないといったところでしょうか。

ただし、万が一質の悪そうな玉子に当たってしまったら、面倒でもそのトレイの玉子は一つずつ違う器に出して品質を確かめてから調理するようにしてくださいね。

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