2025年のマレーシアのカレンダー発売開始

買い物でクレジットカードを使いたいけど、マレー語でなんて聞けばいい?

この記事内には、ご紹介する商品を閲覧・購入できるように広告リンクを設置しています。気になった商品やサービスがありましたら、ぜひリンク先をチェックしてみてください。

今日はマレー語のレッスンです。

マレーシアで買い物をするときにクレジットカードを利用したい方は多いかと思います。クレジットカードで精算すると両替の必要はないし、現金をたくさん持ち歩くこともなくなります。

私自身、ガソリンスタンドやショッピングセンター、普通にスーパーで買い物するとき、配車アプリ( Uber、Grab )の利用に至るまで、しょっちゅうクレジットカードで支払いを済ませています。

そう、マレーシアは日本よりも進んだクレジットカード大国なんです。

とはいえ、すべてのお店がカード払いに対応している訳でもなければ、全員がクレジットカードで支払いを済ませる訳でもありません。そのため、店員さんと会話する必要がある場面が出てきます。

クレジットカード使えますか?

レジでお店の人に「クレジットカードは使えますか?」と聞きたいときは、「 Boleh pakai kad kredit? ( ボレ パカイ カッ クレディッ ) 」と言います。

「 Kad kredit 」が「クレジットカード」ですね。「 Boleh pakai 」が「使える」です。

つまり、文法的に日本と反対ですね。「使える?」が先にきて、「クレジットカード」はあとでいう。

もし使えるなら、店員さんは「 Boleh ( ボレ ) 」と言ってくれると思います。

使えないときは、「 Tidak boleh ( ティダッ ボレ ) 」かもしくは「 Tidak dapat ( ティダッ ダパット ) 」と答えられると思います。

使えない理由の説明を聞き取る

さらに、親切な店員さんだと、理由を説明してくれることがあります。少し難易度は高いですが、念のために書いておきますね。

利用可能な金額の説明

例えば、「50リンギ以上の買い物しか使えません」というような利用可能な金額の下限を言われる場合。

50ringgit ke atas baru boleh pakai kad kredit ( リマプロ リンギッ ク アタス バル ボレ パカイ カッ クレディッ ) 」という感じでしょうか。

長いので覚えるのが大変ですね。金額を言われたら、ほぼ「◯◯リンギ以上でないと使えません」という意味のことを言っていると解釈して間違いないと思います。

金額が聞き取れない場合は、金額だけ英語で聞き直す、というのも手ですね。

カードを扱っていない旨の説明

また、お店によってはクレジットカードでの支払いそのものを取り扱っていない場合もあります。小売り商店では扱っていない場合が多いですし、たまにスーパーでもありますね。

そのような場合は、「使えません」とただ断られる場合が多いかと思います。

先ほども取り上げたように、「使えません」に対応するマレー語は「 Tidak boleh 」でしたね。

そのほかにも、「現金のみとなっています」という言い方は、一番シンプルな形で「 Tunai saja ( トゥナイ サジャ ) 」でしょうか。「 Tunai 」が「現金」の意味です。

または、機械が故障中で一時的に使えないときもあります。そのようなときは、「 Mesin rosak ( メシン ロサッ ) 」という風に言ってくるかと。「 rosak 」が「壊れている」の意味です。

もし聞き取れない場合は?

頑張ってマレー語で尋ねたとしても、店員さんの言っているマレー語での返事が全く聞き取れない!という場面もあるかと思います。冷や汗ものですよね。

そのようなときは、自分から「 Tidak boleh? (使えない) 」とか「 Tunai saja? (現金のみ) 」と否定的な言葉を質問してみるのも一つの手です。

もう一度復習しますね。

客:Boleh pakai kad kredit?
店員:○×△☆♯♭●□▲★※ (聞き取れない)

客:Tidak boleh?
店員:Ya,tidak boleh.

という感じです。

それでも分からなければ、「 Tunai saja? 」を使ってみてください。

さいごに

今回は、マレーシアのお店等でクレジットカードを使いたい場合のマレー語会話を取り上げました。

もし英語ができない店員さんに出くわした場合は、ぜひ記事内で取り上げたマレー語文を試してみてくださいね。

なお、このサイトで扱っているマレー語は、国語としての正式なマレー語とは表現が異なる場合があります。

異なる民族間で使う簡単なコミュニケーションを目的とする、いわゆる「バハサ・パサー(市場のマレー語)」に近いマレー語表現を目指しています。

観光目的でこられる方、ちょっとしたマレー語を学んで現地の友人に喜んで欲しい方、銀行や買い物、レストランで簡単なマレー語を話せると助かる!という方に役立てていただけると幸いです。

なお、本格的なマレー語を学びたい方には、日本語でマレー語を解説している参考書の購入をおすすめします↘️

この【オマー・アズーのマレー語講座】は個人的に、マレー語を学び始めた当初から現在に至るまで使い続けている参考書の1つです。