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表現を豊かにするマレー語の慣用句、覚えて使ってみよう

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今回は、マレーシアの日常会話でよく使われる慣用句についてです。現地の方と話している中で、反応したいけどなんて言ったらいいかわからない、という場面あるのではないでしょうか。

例えば、「ボスに怒られないか心配だわ〜」と言って来た同僚に対して、「心配いらないよ、心配しすぎないで!」と返したい場面。

「空が暗いね〜、雨が降って来そう」と言われたときに、「ほんとだね〜、もってくれるといいんだけど」なんて場面。

こういうちょっとした会話の中で、慣用句が使われることが多々あります。逆に、私たち日本人にとっては、しっかり覚えておかないと返答に困ることも。

では、今回は会話中の反応に使うマレー語から勉強しましょう。

「ウケる」

相手の話を聞いて、「何それ〜ウケる〜」っていうことありますよね。

「ウケる」あるいは「おもしろい」はマレー語で「 lucu (ルチュー) 」です。

マレーシア人も笑うのが大好きな人が多いので、よくおもしろい話をしてくれます。後半、笑いながら話すので何言ってるのかわからないこともありますが。。。

とにかく、吹き出すようなおもしろい話は「ルチュー」と言っておけば間違いないと思います。

あるいは、「え?本当にそんなことがあったの??」と半信半疑なときは、「 Betul? (ブトゥル) 」と確認の意味を込めて聞き返すこともできますよ。

信じられない!

次に、「うそでしょ?信じられない!」という驚きの反応をするときのマレー語。

「そういえば聞いた?ナンシーがトムと結婚するらしいよ!」というような驚きの混じった「信じられない!」を表現するときは、「 Tidak mungkin (ティダッ ムンキン) 」と言います。

「まさか〜、そんなはずないでしょ。」というニュアンスですね。

または、「 kamu bohong (カム ボホン) 」といえば「うそだ〜」という意味ですし、「そんなこと、信じないわ!」と言いたいときは「 Tidak percaya (ティダッ パチャヤ) 」と言います。

さらに突っ込んで、「誰から聞いたの?」と聞きたいときは、「 kamu dengar dari siapa? (カム デンガー ダリ シアパ) 」と言ってみてください。

「いいね!」

いいね、という表現は日本でもよく使いますね。会話の中で一番多く使う言葉かもしれません。マレーシアでも、いいね!という表現は様々な場面で使うことができます。

日本語:

A: 仕事の後ピザ食べに行かない?
B: いいね!行く行く〜

マレー語:

A: kamu mau(nak) pergi makan piza selapas kerja?
B: Bagus. Saya mahu.

このように、誘われたときにちょっとテンション高めに「 Bagus (バグース) 」ということで、「いいね!」と表現することができます。英語でいうところの「 sounds good! 」でしょうか。

※本ブログで扱っているマレー語は、本来マレー人が使っている国語としてのマレー語とは異なる場合があります。異なる民族間で使う簡単なコミュニケーションを目的とする、いわゆる「バハサ・パサー」に近いマレー語表現を目指しています。

観光目的でこられる方、ちょっとしたマレー語を学んで現地の友人に喜んで欲しい方、銀行や買い物、レストランで簡単なマレー語を話せると助かる!という方に役立てていただけると幸いです。

マレー語日常会話「どちらのご出身ですか?」