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否定詞 “bukan” と “tidak”
マレー語の否定文を作るときには “bukan”(ブカン)か “tidak”(ティダッ)を使います。
述語の種類によって使い分ける必要があり、使い分けは次の通りです。
マレー語の “bukan” は名詞句、前置詞句を否定する時だけに使われます。
例)Saya bukan pelajar.(わたしは学生ではありません。)
Dia bukan dari Tokyo.(彼は東京からの人ではありません。)
例外として、否定したことを強調したい時に限って、”bukan” を使うことができます。特に、書き言葉でよく使われます。
例)Saya BUKAN memarahi adikku!(僕が弟を叱ったんじゃない!)
マレー語の “tidak” は形容詞句、動詞句を否定する時にだけ使われます。
例)Saya tidak bersetuju.(わたしは同意しない。)
Pisang ini tidak manis.(このバナナは甘くない。)
話し言葉の中では、”tidak” は、短縮されて “tak” になることがあります。
例)Saya tak mahu.(いやだ。)
Dia tak suka pisang.(彼はバナナが好きではない。)