マレーシアの休日、2019年もいよいよ中国旧正月(春節)がやってきました!

今年の旧正月の日付

2019年度の中国旧正月は2月5日(火)、2月6日(水)の二日間です。マレーシア国全体の祭日としてはたった2日。

なんですが、実質はもっと長いです。まず、学校は中華系かそれ以外の人種に関わりなく、大抵一週間はお休みになります。つまり、今日2月4日(月)から週末までお休み。

会社でも、長いところでは10日くらい休みの会社もあります。カレンダー通り2日だけおやすみの会社も多いようですが。たとえ会社は休みでなくとも、家族に合わせて個人的に長期の有給を取る人も。

一週間ほどの長期休暇が取れた人は、旅行に行くか、実家に帰省することが多いようです。これは日本も似ていますね。

マレーシアの旧正月の街の雰囲気

中国旧正月前になると、1ヶ月ほど前からレストランや家の玄関、ショッピングセンターが中国旧正月一色に染まって行きます。

ショッピングセンターの吹き抜けが赤で染まる

見てください、中国旧正月の飾りでショッピングセンターの吹き抜けが真っ赤に染まってます!その下には、旧正月の飾り付けに使う商品が多数並べられています。

雑貨屋さんの入り口付近

雑貨屋さんの店外のスペースもほぼ旧正月用の飾りや雑貨で埋め尽くされています。それにしても、ほんと真っ赤ですよね。黄色のパイナップル、ゴールドを使った雑貨も多数ありますが。

これはアンパオ(紅包)と呼ばれる、お金を包む袋です。日本でいうお年玉袋みたいなものですね。

日本のように高額ではなく、だいたいみんな数リンギット〜多くても数十リンギットほどを包むようです。

以前驚いたのは、ゴミ収集車で回ってこられた作業員の方にもアンパオを渡している人を見かけたときです。知り合いだけに渡す、と決まっている訳ではないようですね。

服屋さんもこんな感じ。よくここまで赤の服の品揃えがありますよね。何もかも真っ赤ですごい。

とにかく爆竹と花火が爆音

旧正月に使われる爆竹

今日はまだ旧正月前夜ですが、すでに爆竹と花火の音がすごいことになってきてます。

日本では花火といえば、川や広場など広々とした場所であげますよね。そのため遠くから大きな花火を見上げる形です。

ですが、こちらでは中華系マレーシア人の多い住宅街では、まさに家の玄関で大量の爆竹を鳴らしたり、家の前の道路で大きな打ち上げ花火をあげたりします。

これが本当に爆音。しかも突然バババババンとやってきます。家の中にいても爆音、ズズンと振動がくるほど。心臓の悪い人にはたまらないと思います。

爆竹の意義は?

では、中国人はどうして旧正月に盛大に爆竹を鳴らすのでしょうか。

中国では爆竹は2千年もの歴史があるようで、起源は中国の伝説と関係があるようです。

以下はウィキペディアによる、中国における爆竹の起源の説明です。

爆竹は中国での魔除けに由来する。漢代の『神異経』・『西荒経』によれば、西方の山奥に人間の姿をした一本足の怪物山魈が棲んでおり、山魈に出会った人間は高熱を発し苦しみながら死んで行くとされていた。伝承では春節の際に山魈は山から人里に下りてくるため、人々は春節を非常に恐れていたとされる。
ある日とある農民が山で竹を伐採し家に帰ろうとした際、肌寒く感じた農民は竹に火を付けて暖を取っていた時に山魈と遭遇した。驚いた農民は火の付いた竹を捨てて逃げ出したが、山魈も火のついた竹がパチパチと音を立てていることに驚き山に逃げ戻った。 山魈の弱点を知った人々は毎年正月になると各家庭で竹を燃やし、それに恐れをなした山魈は再び人里に現れ人々を苦しめることは無くなったとされる。

ウィキペディア

という訳で、マレーシアでも旧正月=爆竹&花火という習慣は現在に至るまで強く根付いています。

もし中国旧正月にマレーシアに旅行予定の方は爆音にお気をつけください。

さいごに

国内外から観光客が訪れるクアラルンプール

最後になりましたが、観光できている日本人、現地在住の日本人にも旧正月の影響が及ぶことがあります。

一つは、旧正月中には人の移動が多いということです。中には都市部から田舎に帰る人もいますし、逆に田舎から都市部へ観光旅行に出かける人も。

また、シンガポール、ブルネイ、台湾、中国、香港など海外から観光客がどっと押し寄せてくることもあります。

という訳でクアラルンプールやその他都市部はいつもとは違う雰囲気になり、段取りや計画が狂う可能性がありますので、注意が必要です。

二つ目の点としては、買い物に支障が出る場合があるということです。旧正月中には商売をしている人が家族と過ごしたり旅行のため休みを取り、中華系レストランや個人経営のお店等が長期休みになることも。

そのため、できれば日用品や食料品など必要な買い物は事前に済ませておく方が安心です。

最近は大きなショッピングセンターなどは大抵365日開けているところが多いので、随分便利になりましたが。

という訳で、2019年度、マレーシアの旧正月に関する情報でした!