2024年のマレーシアのカレンダー発売中

ついにpovo2.0で海外ローミングが可能に!年間数百円でマレーシアにいながら日本のSMSが受信可能!

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私が初めてマレーシアに移住してきた頃、日本の携帯番号は諦めるか、毎月数千円払って維持するしかありませんでした。

最近では、楽天モバイルが1GBまで利用料無料だった頃があり、海外在住者で日本の携帯番号を温存したいとき、SMSを受け取りたい時の力強い味方でした。

その楽天モバイルも無料ではなくなってしまい、日本のSIMカード難民が増えてしまったのでは?

私は現在、メイン回線は月々300円弱払う日本通信のプランに楽天から乗り換えました。サブ回線は基本使用料がかからないpovo2.0を登録して、日本への一時帰国ですぐに使えるようにしてあります。

povo2.0が海外ローミングに対応してくれたら…。そんな願いがついに叶うそうです! ついに叶いました! (2023年7月31日更新)

日本通信からpovo2.0へ番号そのまま、マレーシアにいながら乗り換え完了しました。やり方はこのページの最後にまとめています。

KDDIがついにpovo2.0の海外ローミングの開始を発表!

ついにやってきました!povo2.0が海外ローミングに対応したので、マレーシアにいながら、日本の携帯番号にSMSを受け取ることができます。しかも無料です (完全無料というのは語弊があるので、後ほど説明します)。

まずは2023年7月20日から、海外にいながら、日本の携帯番号で通話したり、SMSの送受信が可能になります。

その後、8月1日から、海外でデータ通信も利用できるようになります。

気になる海外ローミングのお値段

海外ローミングの「トッピング」には3種類あります。結果から言うと、マレーシアにちょこっと遊びにきて、現地のSIMカードを買うのは面倒、と言う方は「3GB エリアトッピング」あたりがお手軽ではないでしょうか。

povoの「トッピング」の概念

povo2.0では「基本使用料」というものがありません。その代わりに「トッピング」と呼ばれるプランが多数用意されていて、自分のライフスタイルに合った「トッピング」を購入して使うという仕組みです。

マレーシアでいう「経済飯」のシステムと似ているかもですね。白ごはんの上に、おかずをトッピングしていき、その品数や量で最終的な値段が決まるという感じ (微妙に違うか)。

マレーシアでの海外ローミングのデータ通信の利用には、「レギュラー」「エリア」「ワイド」の3つのトッピングがあります。そしてそれぞれにデータ使用量の異なるトッピングが設定されています。

エリアトッピング

シンガポール・マレーシアには「エリアトッピング」が設定されています。この2か国でのデータ通信費が比較的安くなっています。

  • 1GB (利用期間3日間): 840円
  • 3GB (利用期間7日間): 2,430円

ちょっとしたマレーシア旅行では、1週間で3GB使える「3GB エリアトッピング」を選ぶのが良さそうですね。

レギュラートッピング

こちらは、世界の90以上の国や地域でデータ通信が利用できるトッピングです。もちろんマレーシアも対象国の1つです。

  • 0.5GB (利用期間24時間): 640円
  • 1GB (利用期間3日間): 1,480円
  • 2GB (利用期間5日間): 2,880円
  • 3GB (利用期間7日間): 4,280円
  • 5GB (利用期間14日間): 7,080円

ちと高いですね。マレーシア・シンガポール以外に行かない場合は、エリアトッピングが良さそうです。

ワイドトッピング

レギュラートッピングに含まれていないような国でも使えるようになります。

  • 0.3GB (利用期間30日間): 6,980円

たけーよ!でもインフラの整備が整っていないような国や地域でも繋がるのは心強いですね。

マレーシア在住者の場合はどうする?

マレーシアに長期滞在する場合は、もちろん現地SIMが使えますし、ネットも家に引くでしょうし、マレーシアでのネット利用には特に問題がありません。

なので、povo2.0の海外ローミングトッピングは使わないでしょう。

マレーシア在住者の願いは1つ。最近の日本のサービスではワンタイムパスコードを使ったログインが増えてきたので、そのSMSをマレーシアでも受け取りたい。しかも毎月回線維持のお金を払いたくない!これです。

povo2.0は月額基本料がかかりません。だからこの際povo2.0にしちゃえばいいんです。問題は解決します。

話題の180日ルールって?

povo2.0では、180日の間に何のトッピングにも課金しなければ、番号が消えるというルールになっています。

180日何もトッピングしないとこんなメールが届きます

そのため、月々の基本料は無料ですが、6か月に1度は何かトッピングを購入しなくてはなりません。でも、海外ローミングのトッピングじゃなくても大丈夫です。

私の場合は、ちょうどこの時キャンペーン中でしたので「データ追加1GB(7日間)トッピング」を購入しました。通常価格390円のところ、お値段なんと半額の195円でした。

海外ローミングを使うには、海外データトッピングじゃなくていいの?

海外ローミングを使ってマレーシアでSMSを受信できるようにするには、海外データトッピングを購入しないといけないのでは?というご質問を受けますが、どうもそうではないようです。

実際に日本国内用のトッピングで番号をキープしている私の副回線のpovo2.0回線でも、現在マレーシアで電波をつかむことができております。

もちろん、このトッピングは日本国内で使うもの。マレーシアにいては何も使えませんが日本の番号をキープするためです。半年195円、1年間で約400円で回線が維持できると思ったら、なんてお安いお話なんでしょう!

もちろん常にキャンペーンをやっているわけではないので、そろそろ180日ルールの期限が近づいてきたなと思ったら、povoのキャンペーン情報に目を光らせておきましょう。

海外ローミングの使い方

スマホにインストールされているpovo2.0アプリが最新版 (Ver.1.7.0以降) であることを確認してください。じゃないと海外ローミングのメニューがありません。

海外ローミング使用のための設定

渡航前にスマホの「データローミング」設定をONにしておきます。これをしておかないと、マレーシアに到着後、眉間にシワが寄ることになります。

※ 機種やOSのバージョンによって設定は異なります

旅行でマレーシアに来られる場合は、渡航前に「海外データトッピング」を事前購入しておくことが推奨されています。

もちろん「海外データトッピング」は、マレーシア国内でもネットさえあればpovo2.0アプリ内で購入可能です。

でも到着後Wifiが思ったように繋がらなかったりすると、トッピングが買えず、ネット難民になり、眉間にさらにシワが寄ることになります。

注意点

1台のスマホに複数のSIMカードを入れている場合、通話・SMS送信・データ通信でどのSIMカードが使用される設定になっているか、事前に確認してください。

これはマレーシア在住者にとって落とし穴になる可能性があります。

普段は現地SIMを使っていることが多いと思いますが、新しくpovoを導入した時に、デフォルトの音声回線やモバイルデータ通信の設定がpovoを使用するようになってしまっていることも。

いつものように電話かけたつもりが、povo回線でかけてしまって請求が高額に!なんてことも起こるかもしれません。

【実体験!】今まで使っていた番号の移行作業

povo2.0は、しっかりとMNP対応してくれているようですので、今まで使っていた各社SIMの電話番号も素早くpovoに移行できるようです。

詳しい手順については、povo2.0の公式ページをご覧ください。

公式ページでは移行手続きの最後に、eSIMの動作確認として”111″にダイヤルすることになっていますが、実際の移行作業では必要ありませんでした。

【手順紹介】日本通信からpovo2.0に乗り換えました!

去年から副回線として使っている2台目のスマホには、すでにpovo2.0のeSIMを登録してあり、マレーシアで電波をつかめてSMSを受信できたら、本回線を日本通信から乗り換えようと思っていました。

日本通信へ感謝を込めて「さようなら」を

MNPでpovo2.0へ番号を引き継ぐには、事前にMNP予約番号を取得する必要があります。

今回は半日弱で発行されましたが、最長で4日ほどかかる場合もあるので、何はともあれこのステップをやっておきましょう。

日本通信のページへログインし、[MNP予約番号取得] から手続きを進めます。

さようならしてしまう理由のアンケートがありますが、特に不満はなく、感謝の気持ちしかない場合は、[8. その他] を選んで、感謝の気持ちを100文字以内で綴ってください。

MNP予約番号が記載されたメールが届いたら、次のステップに進んでください。

povo2.0へこんにちは

povo2.0のアプリをスマホにダウンロードし、アカウントを作成します。

[初めての方はこちら] をタップし、メールアドレスでアカウントを作ります。

[言い忘れたことがあります] という、ドキッとする画面も出てきますが、サクッと [了解] をタップ!

povo2.0で電話を開通させる準備を

SIMタイプは [eSIM] で (対応機種を持っている場合)、契約タイプは [電話番号を引き継いで契約] を選びます。

別ページで本人確認が必要になります。言われるがままに、身分証をスマホのカメラで撮影したり、斜めから撮影したり、裏返したり、自撮りしたり、顔を左に向けたり、挙動不審な作業を行って本人確認をしてください。

その後、[MNP予約番号をお持ちのお客さま] を選んで、日本通信のMNP予約番号メールの通りに必要事項を入力します。

いよいよeSIMの発行

下のスクショのように手続きを進めます。

今まで使っていた日本通信のeSIMが無効になり、povo2.0のeSIMが発行されます。

登録までには時間がかかることもありますが、完了メールを気長にお待ちください。

povo2.0のeSIM発行後は、アプリに表示されるQRコードを使って、スマホに発行されたeSIMを登録します。

自分のスマホに表示されたQRコードを自分のスマホのカメラでスキャンするのは至難の業ですが、うまく知恵を使って頑張ってください。

あとは電波がいただけるようになるのを待つだけ

スマホの設定でeSIMが登録されたことを確認したら、アクティベートされるのを気長に待ちましょう。

海外にいるからか、少し時間がかかった気がしますが、待てばそのうち電波を掴みます。

povo2.0アプリのホーム画面に [海外] タブがありますので、その中をゴニョゴニョ見ていると、海外ローミングのリクエストができるボタンが表示されます。

リクエストを送信してさらにドリアンでも食べている間に、povo2.0から海外トッピングについてのSMSが届きます。

ちゃんと日本のSMSが届いた瞬間です!おめでとうございました!

まとめ

日本通信さん、今までお世話になりました。さようなら。

2 COMMENTS

匿名

貴サイトで紹介いただいたpovo で、問題なく先程one time password を受け取ることができました。
ありがとうございます♪
久しぶりに、口座残高を見ることができました。感謝です。
取り急ぎ、お礼まで。

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