2025年のマレーシアのカレンダー発売開始

重い調味料は現地調達に限る!おすすめ調味料とおかず例。

この記事内には、ご紹介する商品を閲覧・購入できるように広告リンクを設置しています。気になった商品やサービスがありましたら、ぜひリンク先をチェックしてみてください。

海外でのチャレンジの一つは、現地での食材調達&自炊かもしれません。海外生活に慣れていない方にとってはもちろんのこと、すでに長年マレーシアに住んでいる方でも、日本と勝手の違う現地での買い出しや料理は、ストレスの原因になることも。

とはいえ、日本に帰国する度に大量の調味料を買い込んでくる生活スタイルも、それなりに大変です。特に、調味料系は重量のあるものが多いですので、あれもこれもと買い込んでいるうちに、あっという間に預け荷物の上限に達してしまいます。

そのようなわけで、調味料はできる限り現地で手に入るものを上手に活用するのがおすすめです。とはいっても、現地調達でどのような種類の調味料が手に入るのでしょうか。また、現地の調味料で、日本の料理は美味しく作れるのでしょうか。

今回は、とりあえずこれさえあればマレーシアで自炊ができるという、マレーシアで手に入る基本の調味料10選をご紹介します。

輸入食品店で売っているような日本産の調味料ではなく、あくまで現地で生産されている、もしくは輸入でもマレーシアで手に入りやすい調味料を厳選しています。

また、マレーシアの調味料のみで作れる料理や、貴重な日本の調味料をできるだけ使わなくて済む現地調達調味料中心のおかず例もご紹介します。

マレーシアで手に入る基本の調味料

オイスターソース

オイスターソース
マレーシアで手に入る各種オイスターソース

マレーシアで手に入る調味料の中でも、必ず常備しておきたいのがオイスターソースです。特に、赤字にパンダが目印の【Lee Kum Kee Oyster Sauce】は間違いのない安定の美味しさです。

日本ではオイスターソースをあまり使っていなかった方も、一度様々なレシピに使い出すと、オイスターソースの汎用性に驚かれることでしょう。

醤油(Light Soy Sauce)

醤油
マレーシアで手に入るライトソヤソース

マレーシアは日本と同じアジア圏ですので、お醤油は日常的に料理に使われています。もし、日本のお醤油をイメージして買うとがっかりしますが、あくまで代用品としてなら普通に使えます。

日本では濃口薄口のように分けられている醤油ですが、マレーシアでは「Light Soya Sauce」と「Dark Soy Sauce」に分けられます。日本のお醤油のような感じで料理に使うときは、「Light Soya Sauce」を選んでください。

ちなみに、マレーシアの「Light Soya Sauce」は一般的に日本のものと比べて味が薄く感じます。二倍入れてやっと日本と同じような味付けになる感じでしょうか。

マレーシアで人気の「Light Soya Sauce」は、「Lee Kum Kee」というブランドのものや、「Yeo’s」のものが人気です。特に「Yeo’s」の醤油はお値段も庶民的です。

それぞれ人によって醤油の好みの味が違うと思いますので、人気の商品から試してみることをおすすめします。

料理酒

料理酒
マレーシアで手に入る料理酒

料理酒は見つけにくいと思われがちですが、中華系の住人が多いマレーシアではごくごく普通にスーパーなどで手に入れることができます。

マレーシアのスーパーなら大抵数種類の料理酒が置いていますが、中でもおすすめなのが「白香米酒頭」という名前の料理酒です。

他の料理酒と比べると倍近くの10〜12リンギット(約 416 円)がする料理酒ですが、臭みが少なく、ほぼ日本の料理酒と同じ感覚で使えます。余程味にこだわる方でない限り、この料理酒で十分だと思います。

顆粒鶏がらスープの素

顆粒スープ
顆粒鶏がらスープの素

中華風味付けに欠かせない鶏がらスープの素は、クノールの【Chicken Seasoning Powder】がおすすめです。マレーシアでは、味の素やマギー、TUMIXその他数多くのメーカーが化学調味料を販売しています。

どの商品を使ってもそれなりに味付けが決まるように作られていますが、使ってみてこれなら日本の鶏がらスープの代用になると感じた商品が、クノールの【Chicken Seasoning Powder】でした。

ごま油

ごま油
マレーシアで手に入るごま油+1

マレーシアのごま油は臭いが気になるという方もおられますが、個人的には現地産のもので十分満足しています。それに、いくら日本のごま油がいいからといって、油をスーツケースに入れて持って帰ってくる(または郵送する)のはリスキーです。

というわけで、マレーシアのごま油の中で日本人に人気の商品は、これまた「Lee Kum Kee」の瓶入りごま油と、もう一つはペナンの名産品「Ghee Hiang」のごま油になります。その歴史は160年以上とも言われ、お土産に買って帰る人もいるほど人気の商品です。

お酢

お酢
マレーシアで手に入るお酢

お酢も、マレーシアで簡単に手に入る調味料の一つです。ただし驚くほど安い値段でお酢風(Artificial)の商品を売っていますので、きちんとしたお酢を買いたい方は原材料をチェックしてから購入するようにしてください。

ちなみに、お酢はマレーシアのダイソーで日本のお酢が売っていることも多いので、ダイソーが近くにある方は日本のお酢が手に入ります。

以前にマレーシアで手に入るお酢について取り上げた記事を書きましたので、こちらも参照してください。

マレーシアで使っているお酢 マレーシアのお酢事情と、おすすめの商品2種類をご紹介!

コンソメキューブ

コンソメキューブ

コンソメキューブは、クノールやマギーから日本と同じような商品が販売されています。使い方も同じですので、コンソメに関しては日本から買ってくる必要はないかと思います。

オリーブオイル

オリーブオイル

オリーブオイルはイタリアン料理や健康志向のメニューには欠かせませんね。マレーシアでは、日本と同じからそれ以下のお値段で、輸入のオリーブオイルを購入することができます。

意外と種類も豊富ですので、オリーブオイルの心配は入りません。先述したごま油もそうですが、油系調味料は現地で調達できると助かります。

その他揃えておきたい調味料

塩、砂糖、胡椒、小麦粉、片栗粉(コーンやジャガイモなどで代用)、料理油などは、マレーシアでも基本の調味料ですので、どこの街でも、あるいは小さな商店等でも、簡単に手に入れることができます。

あればレパートリーが広がる調味料

パスタ

ケチャップ

瓶入りのケチャップがメインですが、マレーシアでもケチャップは普通に購入することができます。ハインツブランドやマギーなど、有名メーカーのケチャップから好みのものを選べます。

オムレツやパスタなど、ケチャップがあれば簡単に味が決まるので便利です。

マヨネーズ

マヨネーズもあると便利な調味料ですね。マレーシアでもマヨネーズは一般的になりつつありますが、マレーシアブランドのものは、日本で売っているマヨネーズとは味が違うと感じる日本人が多いです。

マレーシアでは現在キューピーがハラルマヨネーズを販売しています。「Sandwich Spread」や「Japanese Style」など味が色々ありますが、日本に近いマヨネーズをお探しなら、迷わず「Japanese Style」を選択しましょう。

クレイジーソルト風スパイス

日本でクレイジーソルト系のスパイスをよく使っておられた方に朗報です。マレーシアでも、似たようなスパイスが瓶入りで種類も豊富に売っています。

例えば、ニンニク、塩、ハーブがミックスされたスパイスなら、MasterFoodsというメーカーの【Garlic&Herb Salt】が人気です。他にも、好みに合わせて様々なメーカーからスパイスミックスが販売されています。

いりこ(和風だし用)

いりこはマレーシアのスーパーや市場で簡単に手に入る食材の一つです。しかも、大きさ、種類、質の違ういりこが売っているので、予算や使用目的に合わせて選ぶことができます。できれば、日本の出汁があれば便利ですが、もし使い切ってしまった場合や、日本から持ってくるのが面倒という方には、マレーシアのいりこがおすすめです。

現地調達調味料メインで作れるおかず

おでん
現地の調味料だけでも美味しいおでんが!

では、現地調達の調味料メインで作れるおかずをみていきましょう。赤線は日本からの調味料です。もしくは、マレーシアでも売っていますが、高価になります。

おでん

オイスターソース、酒、だしの素、塩などの材料で作れます。だしの素以外は全て現地調達が可能です。だしの素があれば便利ですが、ない場合はいりこでだしを取りましょう。

以下はだし汁の調味料配合例です。


2人分のだし汁

水 800ml
オイスターソース 大さじ1
顆粒和風だし 小さじ2
塩 小さじ1

クラシル

煮物

煮物もオイスターソースで簡単に作れてしまう料理の一つです。例えば、大根と鶏肉の煮物ならオイスターソース、砂糖、醬油だけで作れます。

2人分

オイスターソース 大さじ2
砂糖 小さじ2
しょうゆ 小さじ2
水 適量

みんなのきょうの料理

焼きそば

焼きそば

オイスターソースを使った焼きそばも簡単にできて便利です。顆粒鶏がらスープも合わせればしっかりとした味付けの焼きそばが出来上がります。

2玉分

オイスターソース 大さじ1
顆粒鶏がらスープ 大さじ1
こしょう 少々

味の素パーク

酢醤油煮

暑いマレーシアでは、お酢を使ったさっぱりした味付けのおかずも食べたいものです。例えば、鶏肉や茹で卵を調味料で煮込むだけの酢醤油煮はいかがでしょうか。

2人分

酢 大さじ3
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ1

だいどこログ

からあげ

唐揚げ
地元の調味料だけで美味しい唐揚げも!

みんなが大好きなからあげもマレーシアにある調味料だけで簡単に味付けが決まります。日本の醤油にお酒にみりん、なんて材料は必要ありません。

鶏もも肉 1枚


オイスターソース 大さじ1~1.5
塩コショウ 少々
片栗粉 大さじ1

Eレシピ

醤油すらいらないんです。オイスターソースと塩こしょうのみで味が決まります!

本当のところ、オイスターソースだけで下味を付けても大丈夫なくらいですが、日本人は甘めの味付けが苦手という方もおられますので、「オイスターソース+醤油」、「オイスターソース+鶏がらスープ」など、好みで塩分を含む調味料を合わせてみてください。

現地の調味料を使って料理してみよう

以上、マレーシアで購入できる基本的な調味料と、現地調達調味料メインで作れるおかずの例を挙げてみました。

それぞれのおかずの詳しいレシピ、また似たような調味料で作れるおかずのレシピはネット上に数多く存在します。もっと詳しい情報が知りたい方は、ぜひ検索してみてください。

特に、オイスターソースほど和食に使えて万能だと感じる調味料はありません。

「オイスターソースだけ レシピ」「おでん オイスターソース」「煮物 オイスターソース」など検索すると、大量のレシピに出会えますので、オイスターソースの活用方法を知りたい方にはおすすめです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA