2025年のマレーシアのカレンダー発売開始

マレーシアでの車選びのポイントと、国産コンパクトカーAXIA(アジア)がオススメの理由

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マレーシアに移住したいんだけど、車って必要なのかな?

KLは公共交通機関も張り巡らされているけど、やっぱりマレーシアって車社会なんだよね。都心から少し離れると車がないとしんどいかもね。

マレーシアは中古車も値段が高いって聞いたけどホント?

ホントだよ。日本では車検が絶対通らないようなレベルの中古車でも数十万円することもあるよ。でも最近は国産車で安い車もあるんだよ!

マレーシア生活に車は必要?

短期のマレーシア旅行であれば、KLやJBやペナンなどの都市なら公共交通機関や、Grabと呼ばれる配車サービス(Uberのようなサービス)を使うことで、不自由なく動き回ることができます。

でも、マレーシアに移住するとなると、ちょっと事情は変わってきますよね。日用品の買い物、子どもの学校の送り迎え、通勤、ゴルフ通い、別の州への旅行など、公共交通機関や配車サービスではつらい部分が出てきます。

やっぱり、マレーシアで生活するなら車は欲しいところですね。特に都市部から少し郊外に行くだけでも、マレーシアが車社会であることを痛感します。車がないと正直不便です。

マレーシアの車選びの際の不安

マレーシアに来てまず目に留まるのは、超綺麗な高級車の横を、日本ではスクラップ工場でも見れないような,

今にも崩壊しそうなボロボロの車が黒煙を吐いて高速走行している姿。

マレーシアで車を探そうと中古車屋さんに出向いてみると、桁が1つ違うんじゃないかと思うほど、ボロいのに高い車。

私もマレーシアに移住してきて車探しをした時には「こんな車、日本ならお金を払って引き取ってもらうレベルだよ…」と涙目になったものでした。

初代kura-kura号。古いのによく走ってくれた…

上の写真がマレーシアに来て1台目に買った車です。1993年式のマレーシアの国産車メーカー「プロトン」のイスワラという車。走行距離が30万kmを超えていましたが、お値段は6,000リンギット(今のレートで208,617円)もしました。

なんだかんだと修理にお金がかかりつつも10年ほど乗りました。最後に売却した価格は4,500リンギット(今のレートで156,463円)でした。こう考えると、お得な買い物だったと思います。

こんな日本では想定できないような基準があるマレーシアの車選びとなるので、正直どうしたらいいか迷ってしまいますよね。日本車がいいのか、その他輸入車がいいのか、はたまたマレーシアの国産ローカル車がいいのか。

そもそも、どう見ても故障が予想される古い車なんて買いたくないし…。

マレーシアの国産メーカー、PeroduaのAxia (アジア) ってどんな車?

最初に断っておきますが、当サイトはPeroduaの回し者ではございません。ステマでもございません。なんだかんだと今から書き連ねますが、Axiaを買ったわけでもありません。

マレーシアには大きく2つの国産車メーカーがあります。ProtonとPeroduaの2社です。

今回ご紹介するのは、日本のダイハツと組んでいるコンパクトカーを中心にシェアを伸ばすPerodua(プロドゥア)という会社のAxia(アジア)という車。

Axiaは2014年9月に販売が開始された定員5人の小型車です。インドネシアでは「アイラ」というダイハツの車がありますが、そのマレーシアバージョンといった感じです。

マレーシアで人気のワケ

Axiaがマレーシア国内で超人気車種となった背景には、新車価格がかなり手頃なお安い価格設定だったことがあります。

販売開始当初のAxiaの新車価格は25,000リンギット(今のレートで869,239円)からという、マレーシアの新車価格の中では相当安い部類でした。

また、新車購入時には5年保証がついてくるハイクオリティを売りにした車ということで、飛ぶように売れていきました。

当初発表されていた燃費は21.6km/Lで、ガソリン代がどんどん上がっているマレーシアにおいて燃費の良さの面でも国民の支持を得たといえます。

さらに、カラーバリエーションが多いのも人気の秘訣。アイボリーホワイト、グリタリングシルバー、チェリーブロッサム、レモングラスグリーン、ラバレッド、ソリッドホワイト、ミッドナイトブルー、ブラックなどなど、本当に多彩なカラーが揃っています。

日本でもよく見かける淡いカラーから、マレーシアの天気に映え映えな明るい色まで、さまざまなカラーが発売されています。

このAxiaは軽自動車のようなコンパクトな見た目をしていますが、広い室内空間が確保されています。コンパクトカーなのに5人乗りです!

人気のAxiaは手に入りにくい

マレーシアの一般世帯でも手が届きやすい価格と、クオリティの高さから、マレーシアで大人気車種のAxiaですが、現在品薄状態が続いています。

当初から、新車購入において申込から納車まで数か月から半年ほどかかると言われてきましたが、2023年初でも変わらず待ち時間がかかるようです。

中古車としてもなかなか出回らず、値段も高めに設定されています。

Axiaの新モデルが2023年2月に予約開始

マレーシア全体で、現行モデルですら手に入りにくいAxiaですが、2023年1月31日にこれまで噂されていたAxiaの新モデルの先行予約が開始されたというニュースが飛び込んできました。

ダイハツのDNGA (ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー) という技術を採用し、EEVエンジンとD-CVTトランスミッションを搭載した新世代のモデルとのことです。

こうした新技術を搭載し、カタログ上での燃費は27.4km/Lと好成績。ターボモデルはないとのことです。

価格は一部の予想では、低価格モデルは38,600リンギット(今のレートで1,342,105円)、最上位モデルは49,500リンギット(今のレートで1,721,093円)と言われています。

やはり、値段はどんどん上がってしまっていますね。

さてマレーシアの日本車事情はどうなのか

Axiaはとてもおすすめのマレーシアの国産車の1つですが、日本人なら、やはり日本車に乗りたくなってしまいますよね。

多少高くても…。中古車であったとしても…。

もちろんマレーシアでも日本車の品質は高く、人気の高い車です。ピックアップトラックなどは日本メーカーが一人勝ちしている雰囲気もあります。

それでもやはり手が伸びにくい事情も…。

マレーシアの日本車は値段が高い

マレーシアの日本車、まずシンプルに値段が「高い」という問題があります。

マレーシアに自動車を輸入するには高い関税がかかります。また関税だけでなく、マレーシア国内で販売される自動車には「販売税」がかかり、特に外国車に対しては高い税率が設定されます(政権によって突如変更されることもありますので、その都度ご確認ください)。

自国の自動車産業を守るために、輸入車には高い税金をかける、これは当然といえば当然のことですね。

MM2Hビザを持っている場合には、自動車輸入の関税が免除になるなどの特典がありますが、輸送費などもかかり、マレーシア国内で売られている日本車の価格が高くなるのもうなずけます。

そういえば確かヴェルファイアのお値段は、1千万以上したんじゃなかったかな?超が付く高級車です。

マレーシアでの修理が大変

輸入された日本車は修理の際に交換部品を確保するのが難しいと言われます。

マレーシアでもよく走っている車種なら、中古の交換部品や、互換品などが広く出回っていますが、マレーシアの国産車の部品と比べると値段が高い印象です。純正部品を手に入れようとすると、下手すると数か月待たされることも。

トヨタや日産の車種の互換品は、耐久力に難があることも多く、交換しても交換しても壊れるという場合があります。

互換品の交換部品にはご注意を

実体験なんですが、以前乗っていた車のエンジン周りはマレーシアの国産車でしたが、三菱のエンジンが使用されていました。

日本ではなかなか起きませんが、ディストリビューター(プラグを点火するための部品)が壊れてしまい、交換が必要に。

中国製の互換品に変えたところ、2週間で壊れました。

台湾製の互換品に変えたところ、半年で壊れました。

高い純正に変えたところ、壊れず最後まで使えました。

ご注意ください。

やっぱりAxiaってオススメの車かも

こんな日本車の事情を考慮すると、お金が有り余って困っているとか、会社から支給してもらえるなんていう場合を除いては、個人的にはマレーシア国産車をおすすめします。

中でもイチオシは今マレーシアで絶大な人気を誇るコンパクトカーAxia。興味を持たれた方はPeroduaに見に行ってみてください。

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