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2022年10月1日から、マレーシアではデジタルノマドビザの申請が開始となりました。そんなこんなで若干の盛り上がりを見せるマレーシアの日本人界隈。
そもそもノマドって何?とか、ノマドとフリーランスってどう違うの?という疑問についての詳しい答えはこちらの記事をご覧ください。
さて、皆さんはノマドと聞くとどんな姿を思い浮かべますか?

綺麗な海を一望できるところでMacBookを広げて、サングラスをかけて、バティックシャツを着て、お酒でも飲みながらのんびり仕事をしている姿でしょうか?
そこまでは言い過ぎとして、おしゃれカフェでMacBookを広げて仕事をするなんていう姿が落とし所でしょうか。
効率の悪い作業環境で働くとノマドじゃなくて「奴隷」になる
どんな仕事も道具が大切。見た目シンプルでスマートに見えても、作業の効率化の足を引っ張る作業環境にいると、働いても働いても仕事が終わらず、せっかくマレーシアにノマド移住したのにマレーシアを楽しめないってことになってしまいます。まるで仕事の奴隷のような状況になるわけですね。

基本的に作業環境の変化は、作業効率を落とす原因となります。慣れ親しんだ動線や環境の中では、無意識に行える作業も、少しの変化が起こることで作業スピードの低下を招きます。
なので、ノマドとして移動を前提に働くことを考えると、どこにいても使い慣れた作業環境がセットアップできることが大切です。
これを実現するためには、①持ち運びやすい最低限必要な道具を揃えること、②不要な機器を減らすことの2点が大切です。
今回はノマドをやるなら揃えておきたいアイテムをご紹介します。実際に私が使っているアイテムについても解説していきます。
PCと周辺機器
まずはノマドの仕事道具のPC周りから。個人的にはApple信者ですのでMacBook系列を使うとして話を進めていきます。
Webライターとして働くにも、翻訳者として働くにも、ラップトップに接続できるセカンドモニターを持つことをお勧めします。

マレーシアに家を借りてオフィスを構えるなら、現地で据え置き型のモニターを手に入れるのがコスパの良い選択肢です。
逆にカフェやホテルでの作業をメインとするなら、日本で購入するポータブルモニターがお勧めです。
複数種類のケーブルを持ち歩くのは大変なのでHDMIは使わず、今主流になっているUSB Cケーブルで出力できること、電源配線がシンプルにできるということの2点を重視しています。
- 画面サイズは据え置き型なら23インチ以上、ポータブル型なら14インチ前後
- 解像度は無理して4KでなくてOK。HD以上で十分
- USB Cケーブル1本でPCと接続でき、PCに給電できるのモニターがベスト
- 据え置き型でもACアダプタが本体に内蔵されたモニタが良き
デバイスを購入した時についてくる充電器を使うのもありですが、かさばって重たい充電器を複数持ち歩くのはノマドとしては避けたいところ。
とはいえUSB充電器ならなんでもいいやと適当に買ってしまうと、これまた荷物が増える原因になります。また質の悪いUSB充電器はデバイスの寿命を縮めてしまうことも。
それで私がUSB充電器を選ぶときに設定した条件はこんな感じ。
- 入力240Vまで対応 (海外ノマドの場合)
- USB Cケーブルのみ対応
- PCの充電まで考えるなら4ポート、PD対応、合計出力100W以上
- できたら窒化ガリウム(GaN)
- プラグ内蔵の壁刺しタイプよりもメガネケーブル接続が良い
ノマドのケーブル煩雑問題はいつの時代もつきものです。でも、そろそろUSB Aケーブルからは卒業してもいいかなということで、思い切ってUSB Cケーブルに統一したところかなりケーブル類がスッキリしました。
電源プラグ内蔵タイプのUSB充電器は、コンセントに本体を指すだけで充電ができるので、小型のものを1つは持っておいてもいいかもしれません。
でも電源プラグ内蔵タイプは日本国内なら便利なんですが、別のプラグタイプを使うマレーシアなどの外国に住むノマドにとっては少々不便です。
というわけで、私が使っているこんな感じのメガネケーブルを差し替えられる充電器がオススメです。上記のAnkerの充電器はメガネケーブルを挿せるので、マレーシアでも日本でもケーブルの差し替えだけで同じ充電器を使えます。
ぐっと集中して作業する上でノイキャン付きワイヤレスイヤホンの力は強力です。ノイキャンのかかった無音で作業するもよし、ノイキャン+アゲアゲ音楽を聴きながら作業するもよし。
なおAirPods Proなら外音取り込みモードが秀逸なので、カフェなどの緩めのザワザワ感が集中力を高めるという方にオススメです。
出先のカフェで常に電源が確保できるとは限りません。MacBook ProやMacBook AirでAppleシリコン搭載マシンのバッテリー駆動時間はえげつないので心配無用ですが、テザリングしているスマホなどのバッテリー消耗は気になるところ。
なので大容量モバイルバッテリーは必須アイテムの1つです。
選ぶポイントはMacBook系列にも充電可能な30W以上の出力があること、モバイルバッテリー自身への急速充電が可能なことです。
- 充電容量は10000mA以上
- PCの充電を考えるならPD対応の高出力
- もちろんUSB Cポート付き
- モバイルバッテリーは消耗品という割り切りも大事
2022年度の久々の日本帰国で購入したモバイルバッテリーはこちらでした。最初に1つ購入し、その次の一時帰国でもう1つ追加購入しました。小型で滑りにくい表面加工というのもおすすめポイントでした。
ZOOMなどのオンライン会議に出席する場合には、小型のバッテリー内蔵ライトがあると安心です。
第一印象が良くなり健康的に見えます。色温度や明るさを変更できるライトを持っておくと、環境光に合わせたライティングが可能です。
ホテルなどでは基本的に部屋の照明を抑え気味にしている場所が多く、小型のライトで随分オンライン会議の質が改善します。
マレーシアでのノマド生活に役立つカレンダー
マレーシアでノマド生活をする場合に日本国内のクライアントとのやりとりが多くなります。日本の企業に就職しつつ在宅ワークでマレーシアのデジタルノマドビザを申請して移住する場合もあるかもしれません。
問題となるのは、マレーシアの休日と日本の休日を把握しきれないということ。
マレーシアでは現地語のカレンダーを手に入れることはできますが、やはり日本語で確認できると安心感が強くなります。
そこでKura-kura.netでは、マレーシアと日本の休日を同時に確認できるカレンダーを販売することにしました。
電子機器以外のノマド必須アイテム
好みが随分と分かれるアイテムですが、自分が気に入っていて、ガジェット類をしっかり守ってくれて、体への負担が少ないカバンがオススメです。
私はPeak Designのバックパックを愛用しています。カメラ機器を守れるように頑丈な作りになっていて、バックパックの中をベルクロ付きの仕切りを使って好きなように区切ることができるのが気に入っています。
バックパックを使わない時には、外出用グッズの収納ポーチや、外出の時だけ使うガジェットを収納するのに使っています。
腰痛持ちの私の必須アイテム。BackJoyを使う前は長時間椅子に座って仕事をすると腰が痛くなって動けなくなることもしばしばありました。でもBackJoyを使う今は腰痛とはおさらばしました。
腰痛に襲われるとノマドは死にます。生活の術を失います。治療のために出費がかさみます。
外国でのノマド生活という観点で考えると、BackJoyを使うことでゲーミングチェアといった高級な椅子への出費がなくなりました。
長時間座ることと、マレーシアでは汗をかきやすいということを考えて、布地のBackJoyではなく、クロックス地のBackJoyを選んでこれまでに4つは購入しています。
今この記事を書いている時に使っている椅子は、マレーシアのクダイコピ (現地のカフェ) でよく見かけるプラスチックチェアの2段重ねの上にBackJoyを乗せているだけです。

私はニトリで買ってきたステンレス保温タンブラーの白色を使ってきました。これさえあれば、水を飲むにも、お茶を飲むにも、コーヒーを飲むにも、コンソメスープを飲むにも、インスタント味噌汁を飲むにもこれで十分。
でも一時帰国の時にTwitterのフォロワーさんから頂いた象印のタンブラーにその座を奪われてしまいました。
普段は普通の口当たりの良いタンブラーとして使えるのに、外出をするときは取手付きの蓋を閉めて持ち出せるのがとてもいい感じです。
コーヒーが大好きなのでコーヒー器具にもこだわりがありますが、ノマド向きのコーヒー器具についてはまた別の機会に。

まとめ
個人的に、今後もノマドというライフスタイルを選ぶ人が世界中で増えるんじゃないかと予想しています。ということはノマドにとって便利なガジェットがどんどん出てくることになるのでは。
また便利なものが出てきて気に入ったら追記する予定ですので、皆さんのお気に入りガジェットがあれば、コメント欄で教えてください。