2025年のマレーシアのカレンダー発売開始

マレーシア、ホテル暮らしで一年滞在は可能か?かかる費用は?コンドミニアムとも比較してみた

この記事内には、ご紹介する商品を閲覧・購入できるように広告リンクを設置しています。気になった商品やサービスがありましたら、ぜひリンク先をチェックしてみてください。

マレーシア長期滞在も10年を超えた最近疑問に思うこと…。

もしもずっとホテル暮らしを続けたら生活はどうなる?

というわけで、とりあえず「単身。ホテル暮らしでマレーシア ( クアラルンプール ) 一年滞在」と想定して検証してみました。

関連記事:マレーシア旅行にかかる予算

ホテルに一年滞在するとかかる住居費は?

まずはホテルのランクを設定

ホテルと一口に言っても、高級ホテルからバックパッカー用ドミトリーまで、ピンからキリまであります。

今回は、一年滞在ということで、トイレやシャワールーム共用は避けたい。部屋もある程度の広さが欲しい。

そうなると、コスト面&快適さのバランスが取れたホテルを選ぶのが良さそうです。

今までマレーシアで様々なランクのホテルに宿泊した経験からいうと、この条件に合いそうなホテルは星2〜3といったところでしょうか。

ランクを設定したあとはホテル比較サイトをチェック

とりあえず有名ホテル比較サイトAgodaを使って検索してみました。

ヒットした宿泊施設はなんと2.789軒!

これだけあれば、最適なホテルが見つけられそうです!

検索結果を料金の低い順に並べ替えると、一番先頭に出てきたホテルがこちら。

RM15???

よくよくチェックすると、これはドミトリータイプ(共同部屋)でしたので、改めてシングルルーム(個室)を見ると、RM30(約 1,039 円)でした。

逆にいえば、もしランクを下げてドミトリーでもOKという方であれば、一泊RM15で泊まれるホテルがクアラルンプールには存在するということですね。

自分の条件を満たしたホテルを選定

気を取り直して、当初設定したランクに合った部屋を探していきます。ホステル、ゲストハウス、トラベラーズインなどは除外します。

古そうなホテルもちょっと快適性に問題があるため除外。

それと、ホテルはやっぱり朝食付きがいいな、など条件を上げていくと、値段もどんどん上がっていき不安が募ります…

そんな中でヒットしたのがこちら!

「 My Hotel Sentral 2 」です。しかも、口コミの数はすごいし、評価も7.4と上々。

もともとは、RM250のところがRM52 ( 約 1,800 円 ) まで値下げされてるのもポイントですね。

その上部屋の写真もきれいそうだし、朝食付きも選択可能!

My Hotel Sentral 2 の詳細

早速クリックしてのぞいてみたところ、

なんとシングルではなく、ダブルベット一台!

しかも、大人二人に、12歳以下の子ども二人までOK。

ということは、シングルパーソンだけでなく、妻帯者、家族連れでもこのホテルを利用した長期滞在が可能そうです。

そして最終的な料金は。。。

税金、サービス料込で61.15RM。

単純にかけ算してみると、61.15×365=22,320(RM)

今のレート1RM=27円でいくと、¥605,534になります。

ひと月計算にすると、¥50,461。水道代、電気代、ネット代もすべて込です。

しかも、10RM ( 約 346 円 ) プラスすると朝食付きにもアップグレードできます。

寝て、朝ごはん食べて、昼間は外に出て活動するも、ホテルでネット使って仕事するも、リラックスするも勝手。それで月5万ちょっとです。

しかも、マレーシアの首都KLで。家族連れだとなおさらお得感が増します。

立地条件も重要ポイント

立地的にも最高です。KLセントラルまで徒歩圏内。

空港から街の中心部への交通の要所です。

いかがでしょうか?個人的にはめちゃくちゃおすすめです。

徒歩圏内にレストランや買い物できる場所も豊富にあり、なんといってもどこにでもいきやすい好立地。条件が良すぎます。

これで家族で滞在しても月5万って…もはや申し訳無いレベル!

My Hotel Sentral2の料金を確認する

洗濯はどうする??

ホテル住まいで唯一気になるのは洗濯です。その点も調べてみました。KLセントラル駅の方に向かうと何軒かコインランドリーがあるようです。

マレーシアは最近やたらコインランドリーが増えていて、こんなに必要??と思うほどあちこちに入っています。そのため、ホテル暮らしでも洗濯は心配ないと思います。

というか、先日8日ほどホテル住まいをしましたが、ホテルの部屋の洗面台とシャワールームを駆使して、手洗いしちゃいました。

衣類を3日分だけもっていき、毎日夜には手洗いしました。

マレーシアは常夏なので、衣類は夏服。洗うのも乾くのも早いです。

最悪着たい服が乾いていないときは、備付のドライヤーで乾かしました!

現地名:My Hotel @ Sentral 2
住所:No 68, Jalan Padang Belia, Brickfields, Kuala Lumpur, 50470, Malaysia
電話番号:60-3-22605000
公式ホームページ:http://brickfields.myhotels.com.my

日本での住居費と比較してみると?

ここでは、独身者の一人暮らしの住居費を考えます。

ホテルでの住居費と比較しやすいように、住居費には、家賃、水道光熱費、インターネットのプロバイダ料金を含めます。

家賃

少なく見積もっても、月々5万はしますでしょうか。

この月々の家賃に加え、大抵は敷金、管理費等が発生します。

その上、家具や寝具、電化製品、日用品 (トイレットペーパー、シャンプー、石鹸など) にもお金がかかりますね。

水道光熱費

水道光熱費に関しては、どれほど家にいるか、また家賃に込かどうかによっても変わってきます。そのため、ごく一般的な独身者の出費を目安にしますと、水道・ガス・電気の料金を合わせて月1万円程度でしょうか。

努力次第で減らせる分野といえますが、それにしても基本料金が設定されていることも考えると、月5000円を下回ることは難しいと思います。

通信費

通信費は、ここではインターネットのプロバイダ料金のみを考えます。最近は安いプロバイダも増えていますが、固定回線の平均的な数字で言えば、やはり3000円以上は見ておく必要があります。

というわけで、こうした費用を合計してみると、どれほど安く見積もっても独身者の住居費は6万以上になりそうです。

その上、家では自分で掃除する必要もありますし、家具や電化製品などの値段はこれに含めていません。

なぜマレーシアは日本人の住みたい国No.1に選ばれるのか

マレーシアでコンドミニアムに住む場合と比べると?

次に、マレーシアでコンドミニアム、もしくはアパートメントに住む場合と比較してみたいと思います。

日本人の方がマレーシアに移住されると、大抵はセキュリティー付きのコンドミニアム等に入居されると思います。

ここでは、クアラルンプール内でリーズナブルと思えるコンドミニアムを例に出します。

家賃

例えば、クアラルンプールで日本人にも人気がある「ヴァルディ・レジデンス」。サイバージャヤに位置する、45 階建てのコンドミニアムです。

家具完備、ワンベッドタイプ、1 LDKで、月々の家賃は RM 2,100 ( 約 72,712 円 )。

他にも、クアラルンプールの「 アムコープ・モールサービス・スイート 」は、家具完備、部屋タイプがスタジオ ( 大きめのワンルーム )で月 RM1,800 ( 約 62,324 円 ) です。

こうして家賃だけみると、ホテル滞在と大差ないように感じますが、実はこうしたアパート契約は入居時に別途支払いがかさむことが。

たとえば、業者を通して借りる場合は仲介手数料がかかりますし、大家さんにも家賃 3 ヶ月分の契約料を払う必要があります。

常識的な大家さんだといいのですが、中には悪質な場合もあり、退去時に帰ってくるはずのお金が帰ってこず苦労された方もおられます。

個人での賃貸契約は、仲介業者選び、下見、契約、また退去時のやりとりなど、結構ハードルが高いのも事実です。

水道光熱費

コンドミニアムに住んだ場合の水道光熱費ですが、これは家庭によってまちまちかと思います。

ちなみに、我が家の場合は水道代が 40 RM ( 約 1,385 円 )。電気代はクーラーをガンガンかけて 150〜200 RM ( 約 6,925 円 )。

ガス代は、プロパンガスを使っているので、月に 15 RM ( 約 519 円 ) ほどでしょうか。

全部で約 250 RM ( 約 8,656 円 ) くらいは支出していると思います。

通信費

我が家は光回線の高速インターネットをプロバイダ契約しています。

月々の支払いは 150RM ( 約 5,194 円 ) ほどです。

というわけで、コンドミニアムに住んだ場合の月々の支出は、ある程度節約したとしても 2500RM ( 約 86,561 円 ) はかかりそうです。

まとめ

住居費だけを比較してみると、家を借りずにホテルに住んだ場合でも、マレーシアの場合は激安で生活が可能ということでした。

日本ならホテルに一年も滞在したら破産しそうですが、マレーシアでは全然いける。

逆に、コンドミニアムを借りるよりも若干安く、しかも掃除やシーツ交換までついてくる。生活必需品がある程度揃った環境ゆえに、初期費用が安く済むメリットもあります。

そのほかにも、シャンプーや石鹸、タオルなどの日用品の他、ドライヤーや電気ケトル、机や椅子も料金には含まれています。

ホテルによっては、ペットボトル水やお茶のティーパックまで毎日差し入れてもらえるところも。

いかがでしょうか?

もし、マレーシアの滞在期間が半年、一年などある程度先が見えているのであれば、断然ホテル住まいをおすすめします。

ただし、可能なら何年でも住みたい、という方であればまた話は変わってきます。

今回はあくまでも、ホテルで一年暮らしたらどうなるか、の検証でした。

クアラルンプールで最安値のホテルをチェックする

Agodaでホテルの料金をチェック