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マレーシアでの熱中症対策に有効?! 不調を感じたら「クーリングウォーター」がおすすめ!

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最近日本では熱中症対策として「経口補水液」「熱中症対策飲料」「熱中対策水」なるものが流行っているようですね。

日本は暑さ対策のグッズや飲料・食品など種類も品揃えも豊富で、うらやましい限りです。

ここマレーシアは常夏の国。常夏と言うと「最高!」なイメージが先行するかもしれませんが、ハワイなどとは違って、マレーシアは湿度が高く、年中熱中症にかかりやすい環境なんです。

それなのに、熱中症対策関連のグッズはあまり見かけません。日本のようにポップで「熱中症対策に!」なんて宣伝しているスーパー薬局も見たことありませんし。。。

そんなマレーシアで、スーパーや薬局などでひっそり売られている怪しげな「クーリングウォーター」というのがありまして、それが熱中症対策になるらしいんです。

クーリングウォーターって何?

クーリングウォーターと聞くと、「あぁ!ハッカとかミントとか何かが入っていて、飲むとすっきり爽やかになるドリンクですよね?」と思うかもしれません。

では、まずマレーシアで売られている代表的なクーリーングウォーターの外見を見てみましょう。

怪しぃ…怪しすぎる…

マレーシアではいろんなクーリングウォータが販売されていますが、基本的に怪しいパッケージのものがほとんどです。

怪し〜い…

いかにもダメなものが入っているような、体に悪いものを飲まされているような、怪し〜いパッケージです。

でも飲んでみると…ただの水です。パッケージから連想されるような変な味もしません。ただの水です。

この写真の中では「COOL RHINO」という名前の商品が一番見た目がシュッとしてますね。

クーリングウォーターの用法・用量 (?)

クーリングウォーターの後ろには、薬と同じように用法・用量が書かれています。

スリーレッグ社 (足が3本描かれているロゴの会社) の販売するクーリングウォーターの用法・用量欄にはこんな感じのことが書いてあります。

成人 (13歳以上)、1回1本、1日4回まで。

8〜12歳、1回1/2本、1日4回まで。

4〜7歳、1/3本、1日4回まで。

薬のような表記ですが、スーパーの水コーナーの端に売られていたり、薬局で売られていたりします。薬剤師の指示などは不要で買えます。

クーリングウォーターには何が入ってるの?

ここが皆さん一番気になるのでは?

クーリングウォーターは、実は中国漢方が使用されたお水なんです。

成分表を見るとGypsum Fibrosumが入っていると書かれています。

日本語では「石膏」という意味です。正式名称では「含水硫酸カルシウム」というものが入っています。

石膏?!、石膏ってあの日本の壁を作る石膏ボードの石膏?!、骨折した時のギブスの石膏?!と思われるかもしれません。しかし中国漢方の世界では、石膏には解熱・消炎作用があるとされ、昔から生薬として処方されてきたという歴史があるようです。

石膏を少量混ぜた水を飲むことで、体内の熱を取ることができるようです。

初めて見る方はパッケージが怪しげで戸惑われますが、立派な熱中症対策用の飲み物なんです。

クーリングウォーターはどんな時に飲むの?

マレーシアの方たちは、ドリアンを食べた後、運動した後、屋外で仕事をする時など、体が火照った時に飲むようです。

このクーリングウォーターはスーパー、薬局、ガソリンスタンドのキオスク、コンビニなど、どこにでも売られています。

マレーシアならどこでもあるクーリングウォーター

マレー語でクーリングウォーターのことを「Air Penyejuk Badan (アイー・ペヌジュッ・バダン)」というので、お店で迷子になりそうな時は、近くの店員さんに聞いてみてください。

お店の人に「Saya cari air penyejuk badan (サヤチャリ・アイー・ペヌジュッ・バダン)」と言えば、「クーリングウォーターを探しているんですが」という意味になります。

さいごに

マレーシア旅行中は、観光地を歩き回って暑い中無理することも多いと思いますので、火照った体にはぜひ水分補給にクーリングウォーター活用してください。

パッケージからして自分はやっぱり手が出ないという方は、日本からスポーツドリンクや経口補水液のパウダーを持参されることをお勧めします。

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