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マレー語の子音: 唇

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マレー語で唇を使って発音する子音は全部で 5 つ (m, b, p, v, f) です。ハキハキと口を大きく開けて発音しましょう。

マレー語では鼻音がとても大切な音です。唇を使って発音する子音のグループでは “m” (ま行) が「ボス」的な音になります。

「鼻音」とは?

声は口から出てきます(当たり前)。でも鼻音は、口から出るはずだった音を口の中でせき止めて、鼻で響かせた音です。なので、鼻が詰まっているとうまく発音できなくなりませんか?
マレー語では鼻音がたくさん登場します。そのためマレー語全体の音の雰囲気が優しく聞こえるのかもしれません。

また、子音の発音は「有声音」と「無声音」に分類されます。

  • 「有声音」とは、日本語の濁音のようにのどの振動を伴う音です。
  • 「無声音」とは、のどの振動を伴わず、息が口から勢いよく出る「飛んでいきやすい音」です。

「無声音」の「飛んでいきやすい音」とは?

ティッシュペーパーを1枚取って、顔の前に垂らしてみてください。
まず「ばびぶべぼ (有声音)」と発音してみてください。ティッシュはあまり揺れません。
でも「ぱぴぷぺぽ (無声音)」と発音してみてください。そう、ティッシュが飛んでいきそうになりませんでしたか?
これが「飛んでいきやすい音」のイメージで、実はこの感覚はマレー語でとても大切なんです。

唇を使って発音するマレー語の子音をまとめると…

唇の子音をまとめるとこんな感じ

唇の子音のボス: m (ま行)

マレー語の唇の鼻音の m は、日本語の「ま行」とほぼ同じ音です。ローマ字読みでOK。

破裂音: b (ば行) と p (ぱ行)

マレー語の唇を使う破裂音は 2 つあります。有声音の b は、日本語の「ば行」とほぼ同じ音です。無声音の p は、日本語の「ぱ行」とほぼ同じ音です。ローマ字読みでOK。

破擦音: v (ヴァ行) と f (ふぁ行)

マレー語の唇を使う摩擦音は 2 つあります。有声音の v と無声音の f は、唇を軽くかんで歯と唇のすき間から息が出るこすれたような音です。英語の v や f と同じ要領で発音します。基本的に外来語に使われていることが多いです。

英語からの外来語の場合、マレー語のスペル通りの発音ではなく、元々の言語の発音とする場合がほとんどです。

母音が付かない f の発音は?

f の音に母音が付かない場合は、唇を軽くかんで「ふーっ」と息の音だけを出します。

Minta maaf. (みんた・まあ) = ごめんなさい

Huruf (ふる) = 文字

meN- 接尾辞の音の変化

接頭辞 meN- の “N” の部分は、ルートワードの最初の音によって変化します。変化の規則を表で丸暗記してもいいのですが、子音の分類を使うと一瞬で覚えられてしまいます。

「唇を使った子音で始まるルートワードには、同じ唇の子音の鼻音でつなげる。そして無気音の破裂音は弱い音なので、破裂して消えてしまう」と覚えておきましょう。

例えば、bantu (助け) というルートワードは、”b” (唇の子音) で始まるので、”mem-” をつなげ、membantu (助ける) となります。

panas (熱い) の場合は、”p” (唇の子音+無気音) で始まるので “p” の音が破裂して消えてしまい、memanaskan (温める) となります。

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