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マレーシアの国民食、ナシチャンプルとは?気になる値段設定もご紹介

マレーシアを代表する食事ナシチャンプル

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マレーシアで一般的な食事、ナシチャンプルをご存知でしょうか。

マレーシアに住んでおられる方はもちろんのこと、旅行者でも必ず見かける、マレーシア中どこにでもあるナシチャンプル。

今回はナシチャンプルとは一体どんな食事なのか、また初めてだと分かりにくい値段設定についても解説したいと思います。

ナシチャンプルとは

まず、ナシチャンプルとは料理名ではありません。ナシレマとかナシゴレンというと立派な料理名ですが、ナシチャンプルは白ごはんが盛られたお皿に自分が好きなおかずを数種類選ぶスタイル。

日本で言うところの「〇〇丼」の丼に当たるのがナシチャンプルでしょうか。丼といえば料理名?微妙なところですよね。

マレーシアでは家族が多い文化も関係しているのでしょうか、できるだけ食器を使わないで食事をするための知恵とも言えます。

おかずは一種類でも数種類でもとにかくワンプレートに盛り付けます。

お店によって、店員さんがこちらの指示でおかずをお皿に乗せてくれるパターンと、自分で勝手に取るパターンと2通りあります。

おかずの種類

おかずの種類はお店によって異なりますが、少なくとも10種類以上置いているお店が多いかと思います。中には15種類以上並んでいるお店も。

おかずは、野菜系、お肉系、魚系、卵系、豆腐系、カレー、などがあります。私がよく行く食堂では、野菜だけでも10種類くらいはあると思います。

ゴーヤ、茄子、もやし、オクラ、ロングビーン、四角豆、ちんげん菜、空芯菜、小松菜、かぼちゃ、などなど目移りがするほど多彩な野菜から選べます。

お肉系は豚、マトン、牛、鶏肉が主流。揚げてあったり炒めてあったり煮込んであったり、様々な調理法のお肉が用意されています。

卵系や豆腐系のおかずも数種類はあり、ほかにも魚系、テンペ(発酵食品)、シーフード、数種のカレーなど所狭しと並べられていて、それこそ毎日食べにきても飽きない工夫がされています。

値段設定

値段設定はお店によって多少異なりますが、基本的に取ったおかずの品数によって値段が決まります。

私がこれまでに経験した食堂のナシチャンプルは大体どこも似たり寄ったりのお値段でした。

目安の金額

白ご飯 RM1〜
野菜 RM1〜RM1.5
肉・魚 RM2〜

ちなみに肉、魚、卵等の値段設定は高めです。例えば、鳥の手羽の唐揚げは1つRM2〜2.5、小さなアジのような魚の天ぷらが1匹でRM2〜2.5など。

心配な場合は必ず値段を確認してから注文するようにしてください。

なお、お店によっては大体の目安となる金額が壁に張り出されています。

例:
ご飯+1野菜=RM3
ご飯+2野菜=RM4.5
ご飯+1野菜+1肉=RM5.5
ご飯+2肉=RM6.5

※1リンギット=(約 32 円)

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コミュニケーションは何語?

こうしたお店で働いている店員さんは大抵マレー語か中国語でコミュニケーションをとっています。

そのため、日本人をみると中国語で話しかけられることが多いかと思います。(顔を見ただけでは中華系と間違えられるため)

その時は中国語がわからない!とパニックにならず、英語で通すか、もしくは食べたい料理を指差してコミュニケーションを取るようにしてください。

さいごに

ナシチャンプルはマレーシアのローカルフードの中でも一番よく食べるメニューではないかと思います。

特にランチの時間帯(朝11時〜1時頃)に人気のメニューで、ランチタイムにはナシチャンプルを注文する人の行列ができるお店も少なくありません。

ご飯とおかずがしっかり食べれてその上5リンギット前後という激安。日本で言うところの、サラリーマンのワンコインランチのような感覚でしょうか。

お金がないときは野菜だけでお腹を膨らすもよし、余裕があれば肉系をがっつり食すもよし。飲み物を注文したとしても、支払いが10リンギットを超えることはありません。

毎日選ぶ料理を変えれば栄養バランスも取れますしね。(化学調味料の取りすぎには注意ですが)

美味しくて、安くて、お腹いっぱいになるナシチャンプル。マレーシアに来られた際には、ぜひ勇気を持って挑戦してみてくださいね。

人がたくさんいそうな店を選ぶとハズレが少ないですよ。

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