マレー語の疑問文

「はい」か「いいえ」で答える疑問文

マレー語の「はい」か「いいえ」で答えられる疑問文の作り方はとても簡単。作り方は基本的に3種類。

その1:文末をあげる、または、?マークをつける

 

マレー語で一番簡単な疑問文の作り方は、会話であれば、平叙文の文末のイントネーションをあげるだけ。文章を書くときは、平叙文に?マークをつけるだけ。日本語でも同じなので特に違和感はないはず。

例1 ) “Ini.”(これ)
“Ini?“(これ

例2 ) “Ini buku kamu.”(これはあなたの本です)
“Ini buku kamu?“(これはあなたの本

例3 ) “Dia sakit.”(彼は病気です)
“Dia sakit?“(彼、病気

その2:文末に “-kah?” をつける

文末に疑問添尾辞、”-kah?” をつける事でも、簡単にマレー語の疑問文を作る事ができる。日本語の疑問文の最後が「か?」になるのと同じ感覚。

“-kah?” をつけて尋ねる疑問文は、上で取り上げた、ただ語尾を上げるだけの疑問文に比べて、強調された疑問文になる。さらに強調したい単語を文章の先頭に持ってくる事で、ニュアンスがさらに変わる。

例1 ) “Ini durian?”
(これはドリアンですか?:語尾を上げる普通の疑問文)

例2 ) “Ini duriankah?
(これがドリアンですか?:本当に?という疑いが入る)

例3 ) “Duriankah ini?”
(例2と同じだが、疑いがさらに強いか、聞きたい点を強調)

例4 ) “Inikah Durian?”
(これが [あの] ドリアンですか?)

さらに、実際のマレー語日常会話では、イントネーションを変える事で、「イエス」か「ノー」を確かめる疑問文から、相づち的に、内容を軽く確認するというニュアンスに意味合いが変わる。

相づちとして、”-kah?” を使うときのイントネーションは、”-kah?” の前にくっつく単語の語尾をほんの少しのばして、”-kah?” はイントネーションを下げる。

例)
A: “Hei! Makan durian ini!”(ドリアン食べて行きな!)
B: “Wah! Boleh makan inikah?(え!食べていいの?)(※ “inikah?” のアクセントは、「イニ〜カ↓。」)
A: “Bo-leh-!!”(もちろん!)

その3:文頭に “Adakah” をつけると、かしこまった疑問文

マレー語の普通の平叙文の文頭に疑問詞の一種 “Adakah” をつけることでよりかしこまった疑問文になる。手紙などの書き言葉や、かしこまった場面で使われる。

例1 ) “Adakah anda tinggal di Johor Bahru?”
(あなたはジョホールバルにすんでおられるのですか?)

例2 ) “Adakah beliau itu Perdana Menteri Malaysia?”
(あの方がマレーシアの総理大臣ですか?)

疑問文への答え方

「はい」は “Ya.”、「いいえ」は “Tidak.”か”Bukan.”を使う。否定するときには2種類の言葉を使い分ける。

“Bukan”は名詞を否定する時に使う。

例)A: “Dia cikgu sekolah?”(彼は学校の先生 [名詞] ですか?)
B: “Bukan.”(いいえ。)

“Tidak”は名詞以外を否定するときに使う。

例)

“Kuruskah Encik Taro?”(太郎さんはやせていますか?)
“Tidak”(いいえ。)

ちなみに、マレー語日常会話では、強烈に「ちがう!!」と言いたいときに、品詞に関わりなく、”bukan!!!!” が使われる事もある。

疑問詞を使った疑問文

疑問詞を使うと、より詳しい情報を尋ねることができます。疑問詞を使った疑問文については別ページで取り上げます。

マレー語の疑問詞 (Kata Tanya)